Billboard2025年3月29日

【アルバム】 プレイボーイ・カーティの “MUSIC” が29万8千ユニットで1位に初登場。 21万9千ユニットのうち売上枚数1万4千5百枚。 ストリーミングユニットは28万3千でこれは3億8,400万回のオンディマンドストリームに相当する。 彼にとって3枚目のトップ10入りで2枚目の全米ナンバー1。 プレイボーイ・カーティのナンバー1アルバムリスト ① Whole Lotta Red 2021/1/9(1週間) ② MUSIC 2025/3/29 (今の所1週間) 前作 “Whole Lotta Red” の初週は10万千ユニットで売上枚数は1万枚だった。 “MUSIC” のリリースは昨年9月12日にアナウンスされ同日予約が開始された。 発売日3月14日直前二日前の3月12日に発売が発表された。 ポイントはストリーミングがメインで今の所ダウンロード販売のみ。 標準盤は30曲でアーティストのウェブサイト限定で1曲ないし2曲のボーナストラック付きの3ヴァージョンのダウンロード盤もある。 CDは少なくとも8種類が予約販売されている。 グッズとCD同梱のデラックスボックスセットも予約販売されており出荷されれば売上に貢献することが見込まれる。 そんなこんなでレコード売上枚数は7万4千枚。 ガガの過去最高売上を記録。 前作 “Chromatica” の初週売上枚数は20万5千枚で今回は下回ったがレコードの売上は多い。 売上の構造が5年でずいぶん変わ…

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第412回詰工房参加記

3月22日(土)に開催された第412回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 詰工房への参加は先月に続き3か月連続。 会場「きゅりあん」に今月は定刻(13時)5分前に到着。 今月も既に開場していて6番乗り。 今日も出足が早かった。 今月も20代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん21名と盛況。 看寿賞作家は7名が参加していたと思う。 当初の話題の中心は来週開催される詰将棋解答選手権チャンピオン戦。 柳田さんが持参した某シートについてあれこれ。 ちょっと書けない話もあったけど来週には分かるのでお楽しみに(笑) 柳田さんは會場さんとこのイベントの将来についても話をしていた。 解答選手権の東京会場は機械振興会館。 打ち上げの場所のはなしなどもなされていた。 いつも通り新作の解図は各所で行われていた。 新井さんの新作21手詰めは解けた。 竹中さん出題の柳原さんがXに投稿していた作品には苦戦。 簡素な形なのに手数が思いのほか長かった(25手)。 それからイノテツさんが若島さんの「恋唄」作品を出題。 3題目は60手越えの長編。 久保くん菊田さん京大勢が取り組んでいた。 先輩の作品なのに知らなかったらしい(笑) 竹中さんが暗算で解いていた。 「恋唄」はアカシヤ書店なら1万円するらしい。 オレは美本を一冊死蔵している。 そろそろ処分を考えるべきなのだろう。 そんなこんなで15時…

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Billboard2025年3月22日

【アルバム】 レディー・ガガの “MAYHEM” が21万9千ユニットで1位に初登場。 21万9千ユニットのうち売上枚数13万6千枚。 彼女にとって7枚目の全米ナンバー1。 レディ・ガガのナンバー1アルバムリスト ① Born This Way 2011/6/11~6/18 (2週間) ② ARTPOP 2013/11/30 (1週間) ③ Cheek to Cheek 2014/10/11 (1週間) ④ Joanne 2016/11/12 (1週間) ⑤ A Star Is Born 2018/10/20~11/3,2019/3/9(4週間) ⑥Chromatica 2020/6/13 (1週間) ⑦MAYHEM 2025/3/22 前作 “Chromatica” の初週は27万4千ユニットで売上枚数は20万5千枚だった。 ストリーミングユニットは8万5百でこれは1億805万回のオンディマンドストリームに相当する。 “MAYHEM” のリリースは1月27日にアナウンスされ同日予約が開始された。 3月7日に発売されたアルバムの先行シングルは3枚。 “Disease” が昨年11月に最高27位、ブルーノ・マーズとの “Die With a Smile” が1月初頭から通算5週1位、“Abracadabra” が2月に最高13位まで上昇。 ガガは本アルバムのリリースを以下のさまざまな媒体でアピール。 3月5日アップルミュージック、ゼイン・ロウのイン…

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Billboard2025年3月15日

【アルバム】 ケンドリック・ラマーの “GNX”は15%減の9万5百ユニットながら3位から1位に上昇して通算3週目の1位。 ストリーミングユニットは15%減の7万3千でこれは1億314万回のオンディマンドストリームに相当する。 ケンドリック・ラマーのナンバー1アルバムリスト GNX 2024/12/7,2025/2/23 (今の所3週間) Mr. Morale & the Big Steppers 2022/5/28 (1週間) Damn 2017/5/16,23,30,8/26 (4週間) Untitled Unmastered 2016/3/26 (1週間) To Pimp a Butterfly 2015/4/4,11 (2週間) 昨年シングルチャートで1位を獲得した“Like That”と“Not Like Us” は本アルバムには収録されていない。 パーティーネクストドアとドレイクのコラボアルバム “$ome $exy $ongs 4 U” が24%減の9万ユニットで2位変わらず。 パーティーネクストドア初ドレイク14枚目の全米ナンバー1を記録。 トップ10入りはパーティーネクストドア4枚目でドレイクは17枚目。 2月3日にリリースがアナウンスされて14日に発売。 ドレイクはアルバム1位獲得枚数でジェイZとテイラー・スイフトに並び史上2位タイ。 もちろん1位はビートルズの19枚。 テイト・マクレーの3枚目 “So Close To Wha…

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Billboard2025年3月8日

【アルバム】 テイト・マクレーの3枚目 “So Close To What” が17万7千ユニットで1位に初登場して初の全米ナンバー1を記録。 トップ10入りは2023年の “Think Later” (最高4位)に続く2枚目。 昨年11月にリリースがアナウンスされ先行シングル “It’s OK I’m OK” (最高20位)“Sports Car” (最高21位)の2枚がシングルチャートにランクインした。 ストリーミングユニットは10万5千でこれは1億3,730万かいのオンディマンドストリームに相当する。 売上は7万1千枚でTop Album Sales1位。 11曲収録のダウンロードのほか13曲収録のCD,カセットとレコードが販売された。 さらに15曲のダウンロードとストリーミング、同16曲盤に18曲収録のダウンロード盤がテイト・マクレーのウェブサイト限定販売された。 彼女は本アルバムのリリースをNBCのザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロンやアップルミュージックのゼイン・ロウとのインタビュー、アイハートラジオやアリュールでアピールした。 Miss Possesive Tourが3月18日にメキシコシティでスタート。 11月8日のイングルウッドまで3大陸20か国以上で80公演が予定されている。 パーティーネクストドアとドレイクのコラボアルバム “$ome $exy $ongs 4 U” が52%減の11万9千ユニットで1位から2位に後退。 …

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第75回NHK杯将棋トーナメント準決勝第1局藤井聡太七冠VS増田康宏八段

本日放映されたNHK杯将棋トーナメント準決勝第1局藤井聡太七冠VS増田康宏八段は面白かった。 またまたやってくれました〜 1:99(詰みあり)の局面からの大逆転。 25角成 に対し 24桂 同歩 13香 同玉 53飛が逆転技。 全然ダメの局面から集中力切らさずに一瞬のチャンスを捉える正確さには驚愕する他ありません。 8九龍 に対する97手目藤井七冠の 8八銀 がたぶん悪手。 8八金 と普通に受けておけば優勢が保てていたと思う。 以下6九角 7七玉 7一香 7二歩 同香 4一銀 2二玉 3二金 1二玉 6三馬 7八龍 6六玉 7六龍 5五玉 5一桂 7二馬と進行。 この局面が1:99(詰みあり) 5四金 と打てば詰みだった。 以下 同馬 同歩 同玉 5三歩 6四玉 7二桂 5三玉 7三龍 5四玉 3四飛 4四香 5三歩 5五玉 6三桂 6六玉 8四角 6七玉 7八龍まで。 変化あるも詰み。 この手順を逃して 5六飛 といったので詰まなくなった。 詰みはなくなったが後手の勝ちにかわりはない。 以下5六飛 同歩 5四金 同馬 同歩 4四玉 4三銀 3三玉 3二銀 同玉 2二金 3一玉 5三角 4二飛 同角 同玉 7二龍 5二金 4三飛 5一玉 4一飛 同玉 2五角成 と進行。 2五角成 はたぶん悪手。 ここからAI推奨の 2四桂 が指されて逆転した。 2四桂 同歩 1三香 同玉 5三飛 と詰めろを解消。 3三歩 にたいし 4三銀 同馬 同飛成 3二銀 同龍…

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Billboard2025年3月1日

【アルバム】 パーティーネクストドアとドレイクのコラボアルバム “$ome $exy $ongs 4 U” が24万6千ユニットで1位に初登場。 パーティーネクストドア初ドレイク14枚目の全米ナンバー1を記録。 トップ10入りはパーティーネクストドア4枚目でドレイクは17枚目。 2月3日にリリースがアナウンスされて14日に発売。 ドレイクはアルバム1位獲得枚数でジェイZとテイラー・スイフトに並び史上2位タイ。 もちろん1位はビートルズの19枚。 24万6千ユニットのうちストリーミングユニットが21万9千。 これは2億8,704万回のオンディマンドストリームに相当する。 売上は2万5千枚でTop Album Salesは初登場3位。 ケンドリック・ラマーの “GNX”は42%減の13万6千ユニットで1位から3位に後退。 先週はスーパーボウルハーフタイムショウ出演に加えて2月7日にCD、カセットテープ、5種類のアナログ盤がフィジカルとして初めてリリースされてポイント増。 今週は効果が剥落してドレイクの後塵を拝することになった。 ケンドリック・ラマーのナンバー1アルバムリスト GNX 2024/12/7,2025/2/22 (今の所2週間) Mr. Morale & the Big Steppers 2022/5/28 (1週間) Damn 2017/5/16,23,30,8/26 (4週間) Untitled Unmastered 2016/3/26…

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第411回詰工房参加記

2月23日(日)に開催された第411回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 詰工房への参加は先月に続き2か月連続。 会場「きゅりあん」に定刻13時の5分前に到着。 珍しく既に開場していた。 金子さん柳田さんに続く3番乗り。 今月も20代から70代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん18名と盛況。 看寿賞作家は5名が参加していたと思う。 金子さん柳田さんの話題は解答選手権チャンピオン戦のこと。 盤駒の用意が無い事のアナウンスはしたがだいじょうぶか? 角さんが持ち込んでくれていた盤駒は私物だから今年は使用ができない。 どうしたら良いか? アナウンスはしたけどみんな読むかな? 一般戦・初級編のアナウンスをしないといけない、など。 柳田さんから新刊「植田尚宏の詰将棋」を購入。 詰棋本の断捨離をすすめるはずがまた逆方向に行ってしまった(>_<) 竹中さん芹田さんが来ると、解答選手権チャンピオン戦の予約がyahooアカウントがアクティブでないとできなかった件が話題に。 また、すぐに満席になりプロ棋士も予約ができなかったとのこと。 昨年より会場のキャパが小さいらしい。 収容人数を増やす工夫をして(ひとつの机に座る人数をふやす)増員して追加募集したらいいのではないかという話になった。 いつも通り芹田さんの新作が竹中さんに披露された。 3作あったがいずれも好作。 珍しく解図することが…

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第83期順位戦A級7回戦渡辺明九段VS永瀬拓哉九段

昨日(2月21日)戦われた順位戦A級渡辺明九段VS永瀬拓哉九段戦はすごい戦いだった。 終局は日付をまたいだ22日の1時1分。 手数も173手の多きを数えた。 これで渡辺九段は成績を4勝4敗としてA級残留決定。 永瀬九段は一歩後退の5勝3敗となった。 序盤は永瀬九段がうまく指してリード。 69手目の 3五飛 に永瀬九段は 3三金 とした。 ここは 3三桂 が良かったようで先手が盛り返した。 以下ねじり合いが続き終盤を迎える。 4三香 に 5二金 とかわした118手目の局面におけるAIの推奨手は 7六歩 や 7七桂。 以下桂を手に入れて 3三桂打 を決め手としてねらう。 渡辺九段の選択は 2二歩 同金 4一香成 同玉 2二馬。 そのため 5八歩成 同玉 4五香 の勝負手をくらって振出しに戻った。 渡辺九段は 4三歩成。以下 4八香成 同玉 4三銀 と進行した。 この 4三銀 が悪手で渡辺九段優勢に戻った。 ここは 4三飛 と飛車で取っておけば形勢互角。 以下 4四香 同飛 同馬 4二香 は長い戦いになりそうだ。 4三銀 以下は 6七金上 が好手。 4七歩 3八玉 5七銀 2三馬 と進行。 永瀬九段は 3二銀 と受けたが 3二角 の方が粘れた。 3三桂成 4八歩成 3七玉 3三桂 同馬 と進みそう。 3二銀 以下 4五香 5一玉 2四馬 3三桂 同桂成 4八歩成 3七玉 3三銀 同馬 同飛 2一飛成 3一桂と進行。 この局面では 4…

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Billboard2025年2月22日

【アルバム】 ケンドリック・ラマーの “GNX”が86%増の23万6千ユニットで4位から1位に上昇して昨年12月7日付以来11週ぶり2週目の1位。 ハーフタイムショウに加えて2月7日にCD、カセットテープ、5種類のアナログ盤がフィジカルとして初めてリリースされてポイント増。 ストリーミングが86%増の11万7千ユニット、売上が10,100%増の11万6千。 さらに“Damn” が93%増の3万9千ユニットで29位から9位に上昇。 “good kid,m.A.A.d city” も71%増の3万7千ユニットで27位から10位に上昇。 存命男性アーティストのアルバム3枚がトップ10入りするのは1966年12月24日付でハーブ・アルパートがハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラス名義で達成して以来の快挙。 ラップ/ヒップホップ・アーティストとしては初の偉業達成。 ハーブ・アルパート&ザ・ティファナ・ブラスは“SRO”(3位)“!!Going Places!!”(7位)“What Now My Love”(10位)の3枚で記録。 当時の1位はモンキーズの“The Monkees”。 物故男性アーティストでは2016年4月21日に逝去したプリンスが5月14日付で5枚のアルバムをTOP10にランクインさせた記録がある。 女性アーティストではテイラー・スウィフトが2023年12月9日付で5作をTOP10にランクインさせた。 ケンドリック・ラマーのナンバー1アルバムリスト GN…

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