NHK杯戦久保利明九段VS郷田真隆王将
今週は3回戦第8局でベスト8をかけたベテラン同士の戦い。
解説は先崎学九段。先ちゃん太り過ぎ!
過去の対戦成績は郷田王将の28勝17敗だそうだ。
戦形は振り飛車と居飛車の対抗形になるに決まっている。
と思ったら郷田王将が4手目に3三角と上がってなんだこれと思った。
異様な出だしになった。
初手からの指し手
5六歩 3四歩 5八飛 3三角 7六歩 4二銀 5五歩 4四歩 7七角 4三銀 4八銀 6二銀 6八銀 7四歩 5七銀左 7三銀 5六銀 2二飛
郷田王将が長考のすえ飛車を振った。
2二飛以下の指し手
6六歩 6二玉 6五歩 2四歩 5七銀 2五歩 2八飛 7二玉 6八玉 5二金左 7八玉 8二玉 6八金 7二金 5八金上 6二金左 9六歩 9四歩 6七金右 9二香 4六歩 9一玉
穴熊に入って後手が勝ちやすそうな形になった。
9一玉以下の指し手
1六歩 8二金 6六角 7二金左 7七桂 8四銀 8六歩 5四歩 同歩 同銀 3六歩 5二飛 5五歩 4三銀 2六歩 4二角
4二角が悪手で以下一方的な将棋になった。
先崎九段が解説した通り 4五歩 の一手でしょう。
やはり指し慣れない戦形で戦ったのが悪かったようだ。
とは言っても、お互い様なんだけど(笑)
あまり検討の余地のない将棋になってしまって残念。
4二角以下の指し手
8五歩 7三銀 2五歩 9五歩 同歩 9七歩 8七玉 6四…