NHK杯戦森下卓九段VS豊島将之八段
今週のNHK杯戦はベテランと新鋭の対決。
解説は南芳一九段。
森下卓九段は3年ぶりの出場とのこと。
少し驚いた。
初手からの指し手
7六歩 8四歩 6八銀 3四歩 7七銀 6二銀 5六歩 5四歩 4八銀 4二銀
矢倉の立ち上がりになった。
私は基本的に矢倉は指さない。
研究不足実戦不足でぼんやり指すと必ず作戦負けになる。
そして攻め続けられてつぶされる。
悪くなると逆転が難しい戦形だと思うからである。
プロの矢倉戦をみるのは好きだ。
7八金 3二金 6九玉 4一玉 5八金 5二金 7九角 3三銀 3六歩 3一角
本格的な矢倉戦になりそうだ。
と思ったら
3五歩 これならがっぷり四つにはならない。
3五歩以下の指し手
6四角 1八飛 4四歩 6六歩 7四歩 6五歩 4二角 3四歩 同銀 3八飛 4三銀 4六角 7三銀 5七銀 6四歩 同歩 同角 7九玉 3一玉 1六歩 4二金右 1五歩 8五歩 8八玉 9四歩 9六歩
後手やや作戦負けの47手目で豊島八段長考。
次の指し手は 3六歩
3六歩以下の指し手
5九金 4六角 同歩 6四銀 4五歩 同歩 4四歩 5二銀 3六飛 3三歩 6五歩 5三銀引 3七桂 8三飛
やや良しの局面で今度は森下九段長考。
8三飛以下の指し手
4五桂 4四銀 4六歩 7五歩 同歩 8六歩 同歩 2二玉 6四歩 7六歩 同銀 5五歩 8七銀 8…