NHK杯戦木村一基八段VS川上猛六段
今週のNHK杯戦はベテランの同世代対決。
木村一基九段
棋士番号 222
生年月日 1973年6月23日(44歳)
プロ入り年月日 1997年4月1日(23歳)
川上猛六段
棋士番号 206
生年月日 1972年7月12日(45歳)
プロ入り年月日 1993年4月1日(20歳)
解説は行方八段。
木村九段とは30年来のつきあいだそうだ。
行方尚史八段
棋士番号 208
生年月日 1973年12月30日(43歳)
プロ入り年月日 1993年10月1日(19歳)
将棋は入玉確定で木村八段の勝ち。
途中で先手が良くなり、紆余曲折はあったものの受け切った感じ。
少し作戦負けにみえる局面で勝負手 5一角 が飛んだ。
川上六段は 8四角 としたため、以下 7五歩 同銀 7六歩 5二飛 3三角成 同金寄 7五歩 と進行して2枚替えが確定。
だいぶ先手がリードしたようにみえた。
以下 8二飛 7六銀 7四歩 同歩 7五歩 8七銀 5一角 と進行。
先手圧勝の流れにみえた。
5一角にはくやしいけど7二飛と受けておくくらいだったと思う。
行方八段は、この局面では“この一手”と言える一手があると解説。
木村八段は、その手ではなく、7三銀 8一飛 6四銀不成 と勝ち味の遅い指し方を選択。
結局逃げ切ったからそれでも良かったのだろう。
私は、6三桂 が第一感で感覚の違いを…