NHK杯戦斎藤慎太郎七段VS佐々木大地四段

今週のNHK杯戦は新鋭の対決。 将来の名人候補斎藤七段が序盤でリードを奪いそのまま逃げ切った。 斎藤 慎太郎七段 棋士番号 286 生年月日 1993年4月21日(24歳) プロ入り年月日 2012年4月1日(18歳) 佐々木大地四段 棋士番号 306 生年月日 1995年5月30日(22歳) プロ入り年月日 2016年4月1日(20歳) 将棋ははやりの横歩取り勇気流に進行。 6四歩 に対し 2五飛 と回って先手がリード。 8八角成 か 2六歩 でほぼ互角。 6四歩以下の指し手 2五飛 7四歩 2四歩 7三桂 2九飛 8六歩 同歩 同飛 2二角成 同銀 8八銀 2七歩 先手がリード拡大。 アマチュアにはわかりにくいがずっと先手良し。 このあと 8四歩 から 8三歩成 と歩が成って先手楽勝にみえた。 その後佐々木四段も粘ったけど及ばず。 迫ったように見えるが 130手目の局面では後手玉に詰みがあった。 斎藤七段は詰みの順を選ばず、4二銀 5三玉 4五桂 4四玉 5六桂とした。 5六桂 を同馬 と取れば詰まないが形にもなにもならなくなる。 4五桂ではなく4二銀と打てば後手玉は詰み。 以下同玉 4一銀成 5三玉 4二飛成 4四玉 4五金 同馬 同歩 3四玉 4六桂 2三玉 3三龍 同玉 5一角 2二玉 3三金 1二玉 2四桂 2一玉 3二金 まで変化あるも詰み。 5六桂…

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