Billboard 2020年1月4日

【アルバム】 ワンダイレクションのメンバー、ハリー・スタイルズの “Fine Line” が2週連続1位。 ポイントは81%大幅減の8万9千ユニットながら1位をキープ。 売上枚数も88%減の4万7千枚と激減。 2017年のセルフタイトルのデビューアルバムは23万ユニット(19万3千枚)で初登場1位。 日本でのプレゼンスは薄い。 マイケル・ブーブレの “Christmas” が34%増の7万7千ユニットで6位から2位に上昇。 21歳のラッパー、ロディ・リッチのデビューアルバム “Please Excuse Me for Being Antisocial” は3位変わらず。 ポイントは10%減の7万3千ユニットと健闘。 マライア・キャリーの1994年のクリスマスアルバム “Merry Christmas” が40%増の7万1千ユニットで8位から4位に上昇。 ビリー・アイリッシュの “We All Fall Asleep, Where Do We Go?” も31%増の6万4千ユニットで9位から5位に上昇してトップ5再突入。 ポスト・マローンの “Hollywood’s Bleeding” は微増の6万3千ユニットながら4位から6位に後退。 ペンタトニックスの “The Best of Pentatonix Christmas” も12%増の6万2千ユニットで7位をキープ。 ナット・キング・コールの “The Christmas Song” も45…

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Billboard 2019年12月28日

【アルバム】 ワンダイレクションのメンバー、ハリー・スタイルズの “Fine Line” が1位に初登場して彼にとって2枚目の全米ナンバー1アルバムとなった。 ポイントは47万8千ユニットで今年三番目のビッグセールス。 47万8千ユニットのうち売上枚数が39万3千枚でストリーミングは8万3千にすぎない。 2017年のセルフタイトルのデビューアルバムは23万ユニット(19万3千枚)で初登場1位。 日本でのプレゼンスは薄い。 2位に初登場したのはカントリーのスーパースター、ブレイク・シェルトンの “Fully Loaded: God’s Country”。 ポイント9万6千のほとんどが売上枚数で8万3千枚を売り上げた。 これで彼のトップ10アルバムは12枚目でそのうち2枚が全米ナンバー1に輝いている。 ハリー・スタイルズ以上に日本で名前を聞く機会はゼロに近い。 21歳のラッパー、ロディ・リッチのデビューアルバム “Please Excuse Me for Being Antisocial” は先週の初登場ナンバー1から3位に後退。 ポイントは20%減の8万1千ユニットと健闘。 ポスト・マローンの “Hollywood’s Bleeding” は5%減の6万3千ユニットながら4位をキープ。 “Frozen 2” のサントラは2%増の6万ユニットで7位から5位に上昇。 マイケル・ブーブレの “Christmas”も11%増の5万8千ユニットで8位から6位に…

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ロマンスドール

ロマンスドール@新宿バルト9 (C) 2019「ロマンスドール」製作委員会 製作年:2019年 製作国:日本 日本公開:2020年1月24日 上映時間:2時間3分 配給:KADOKAWA 原作・監督・脚本☆タナダユキ キャスト 北村哲雄☆高橋一生 北村(小沢)園子☆蒼井優 相川金次☆きたろう 田代まりあ☆渡辺えり 久保田薫☆ピエール瀧 両角☆浜野謙太 ひろ子☆三浦透子 原田☆大倉孝ニ 【あらすじ】 美人で優しい園子(蒼井優)に一目ぼれして結婚した哲雄(高橋一生)は、ラブドール職人として働いていることを彼女に隠していた。哲雄は仕事にのめり込み、園子とはセックスレスになる。ある日、園子がこれまで明かすことのなかった秘密を哲雄に打ち明ける。 【感想】 舞台挨拶の最後に高橋一生が言っていた通りの映画だった。 ① 嘘と秘密がテーマのひとつ ② 失ってしまい二度と取り戻すことの出来ない事とどう折り合いをつけていくか。 もし、なんらかの光明、きっかけを捉えてもらえればうれしい。 映画の冒頭で北村哲雄は場末の工場をたずねる。 声をかけても誰もいない⇒帰ろうかな とするとそこに田代さん(渡辺えり)がやってくる。 取り込まれて汚い工場に入って行くと、きたろうが寝ている(笑) そして金のない高橋一生は、ラブドールの造型職人として働きだす。 試作一号ができると、ピエール瀧(社長である)が登場。 一号の胸をもみしだき不合格通知。 …

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ヒックとドラゴン 聖地への冒険

ヒックとドラゴン 聖地への冒険@よみうりホール (C) 2019 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved. 製作年:2019年 製作国:アメリカ 英題:HOW TO TRAIN YOUR DRAGON:THE HIDDEN WORLD 日本公開:2019年12月20日 上映時間:1時間45分 配給:東宝東和、ギャガ 製作総指揮・監督・脚本☆ディーン・デュボア 原作☆クレシッダ・コーウェル キャスト (声の出演) ヒック☆ジェイ・バルシェル アスティ☆アメリカ・フェレーラ ヴァルカ☆ケイト・ブランシェット ストイック☆ジェラルド・バトラー グリメル☆F・マーレイ・エイブラハム (日本語吹き替え) ヒック☆田谷隼 アスティ☆寿美菜子 ヴァルカ☆深見梨加 ストイック☆田中正彦 グリメル☆松重豊 【あらすじ】 敵対していたドラゴンと人間は、臆病者のバイキングの少年ヒックと傷を負ったドラゴンのトゥースの奮闘により共に生きる道を選ぶ。彼らはバーク島で平和に過ごしていたが、ドラゴンが増え過ぎて島がパンク状態になる。今は亡き父の後継者となり、若きリーダーに育ったヒックは島を出てドラゴンたちと新しい世界を探すことを決意する。 【感想】 一本目の“ヒックとドラゴン”の公開はなんと9年も前。 すっかり忘れていましたが、観ていなくてもだいじょうぶです。 二本目の“ヒックとドラゴン2”も4年…

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Billboard 2019年12月21日

【アルバム】 21歳のラッパー、ロディ・リッチのデビューアルバム “Please Excuse Me for Being Antisocial” が初登場ナンバー1。 ポイント10万1千のほとんどがストリーミングポイントで売上は3千枚にすぎない。 彼のデビューは1年弱前のミックステープ “Feed Tha Streets II”。 初登場最高68位だった。 たった1年でいきなりアルバムチャートのトップに立ってしまう。 もちろん日本でのプレゼンスはゼロ。 今週2位に初登場したのはベテランロックバンド、ザ・フーの “Who”。 ポイント8万9千のうち8万8千枚が売り上げでストリーミングはほとんど無し。 夏に予定されているツアーチケットとの抱き合わせ販売で売上確保。 2006年の前作 “Endless Wire” は初登場最高7位。 カミーラ・カベロの2枚目 “Romance” が8万6千ユニット(5万4千枚)で3位に初登場。 このアルバムもチケットとの抱き合わせ販売で売上確保。 2018年のデビューアルバム “Camila” は11万9千ユニットで初登場1位。 ポスト・マローンの “Hollywood’s Bleeding” は2%増の6万6千ユニットながら2位から4位に後退。 エックスエックスエックステンタシオンの死後アルバム “Bad Vibes Forever” が6万5千ユニット(1万6千枚)で5位に初登場。 昨年12月の前作 “Skins” …

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男はつらいよ お帰り 寅さん

男はつらいよ お帰り 寅さん@よみうりホール (C) 2019 松竹株式会社 製作年:2019年 製作国:日本 日本公開:2019年12月27日 上映時間:1時間55分 配給:松竹 原作・監督・脚本☆山田洋次 脚本☆朝原雄三 キャスト 車寅次郎☆渥美清 諏訪さくら☆倍賞千恵子 諏訪満男☆吉岡秀隆 イズミ・ブルーナ☆後藤久美子 諏訪博☆前田吟 高野節子☆池脇千鶴 原礼子☆夏木マリ リリー☆浅丘ルリ子 朱美☆美保純 源公☆佐藤蛾次郎 諏訪ユリ☆桜田ひより 三平☆北山雅康 飯田☆カンニング竹山 書店の客☆濱田マリ 山中☆出川哲朗 噺家☆立川志らく 窪田☆小林稔侍 御前様☆笹野高史 及川一男☆橋爪功 【あらすじ】 車寅次郎(渥美清)のおいである諏訪満男(吉岡秀隆)の妻の七回忌に一同が集まり、法事の後は昔話に花を咲かせていた。満男は長年会社員として働いたが、仕事の合間をぬって執筆していた小説が評価されて小説家に転進した。ある日、彼のサイン会が開かれ、その列に並ぶ人々の中に満男の初恋の相手イズミ(後藤久美子)がいた。 【感想】 “男はつらいよ”シリーズは49作も制作されているが、実は一本も観たことがなかった(笑) 過去作に、吉岡秀隆やゴクミが出演していたこともまったく知らなかった。 だから、回想シーンは二人に似た若い俳優が出ているのだと思った。 どうやって撮ったんだろう?CGかな?と思いながら観ていたのだから…

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Billboard 2019年12月14日

【アルバム】 『アナと雪の女王2』のサントラが3位から1位に上昇して初のトップ。 ポイントは1%増の8万ユニット。 売上枚数は14%減の3万7千枚。 アニメ映画のサントラが1位になったのは5年前の “Frozen” 以来。 “Frozen” は13週も1位の座についたが続編はどこまでたどりつけるか? ポスト・マローンの “Hollywood’s Bleeding” は11%減の6万5千ユニットながら4位から2位に上昇。 ラッパー、トリッピー・レッドのミックステープ “A Love Letter to You 4” は48%減の5万4千ユニットで先週の初登場1位から3位に後退。 テイラー・スイフトの “Lover” は3%増の5万2千ユニットで6位から4位に上昇。 ビリー・アイリッシュのデビューアルバム “When We All Fall Asleep, Where Do We Go? ” は5%減の5万ユニットながら5位をキープ。 マイケル・ブーブレの “Christmas” が63%増の4万8千ユニットで17位から6位に上昇。 この時期になると毎年上昇してくる。 ラッパー、フェボラスの “Summertime Shootout 3: Coldest Summer Ever” が4万4千ユニット(6千枚)で7位に初登場。 7枚目のトップ10を記録。 ペンタトニックスの “The Best of Pentatonix Christmas” が…

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NHK杯戦行方八尚史八段VS久保利明九段

今週のNHK杯戦は二転三転。  行方八段優勢の終盤だったが久保九段が逆転。 久々に検討しがいのある将棋になった。 次の局面は詰みがあった。 手順は下記の通り。 7九同飛成 同玉 4九龍 6八玉 7八金 6七玉 6九龍 6八香 同金 同金 5八銀 7七玉 6八龍 同玉 6七金 7九玉 7七香 8九玉 7八香成 まで ところが久保九段は、7八金のところで6七香と指してしまった。 以下 同玉 7八銀 7七玉 5八龍 と進行。 6七香では詰まない。 詰みを逃したこの局面では逆に後手玉に詰みが生じていた。 手数は長いが、行方八段は4二飛以下きっちり詰めあげた。 40手近い難解な詰みを読み切った行方八段はさすがである。 先手どこが悪かったのか考えてみた。 と金ができて先手有利に見えたがさほどの差ではなかった。 5六角 3九龍 7四角 同歩 と進行した局面はすでに後手振り飛車良しだったようだ。 せっかくの好局を、わりと簡単な詰みを逃して失った振り飛車の残念譜。 やはり対抗形の方が楽しめるので振り飛車党にはがんばって欲しい。  

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U2 at さいたまスーパーアリーナ

12月4日(水)と5日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催されたU2 13年ぶりの日本公演に行ってきました。初日は末娘のゆっけと、二日目はかあちゃんと二人で行ってきました。 U2のライブ参戦は初めて。 これで死ぬまでにしたいことのひとつを達成しました。 日本に来てくれなければ海外に行かないと達成不能だったので良かった(笑) 【コンサート レポート】1日目 半休をとり、家で軽く晩飯を食べて17時に家を出ました。 コースは、後楽園から南北線で赤羽岩淵まで行き、赤羽まで歩いてJR。 二日間とも往復このコースをとりました。 このコースの方がJRで行くより運賃が安く、所要時間も似たようなもの。 今回初めて開拓したルートで18時15分にさいたま新都心到着。 トイレをすましお茶買ってさいたまスーパーアリーナに向かいました。 入場は大行列で時間がかかり、着席したら18時50分でした。 手荷物検査で、未開封の水ペットボトルのみ持ち込み可でお茶はダメと言われて捨てました。 ちょっと気分悪かったです。 席は指定席なので楽ちん。ステージ正面のスタンドですが距離はありました。 また、グッズ売り場は外にありましたが、断舎離の一環で立ち寄りませんでした。 観客は予想通り男性が7割以上の感じでした。 イネクセスのニード・ユー・ツナイトなどがBGM。 まだ始まらないだろうと思っていたらライトダウン。 定刻の19:30でした。 まずはドラムのラリー・マレンが登場。 ステージ…

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だれもが愛しいチャンピオン

だれもが愛しいチャンピオン@オーディトリアム (C) Rey de Babia AIE, Peliculas Pendelton SA, Morena Films SL, Telefonica Audiovisual Digital SLU, RTVE 製作年:2018年 製作国:スペイン 英題:CHAMPIONS 日本公開:2019年12月27日 上映時間:1時間58分 提供・配給:シンカ 監督・共同脚本・編集☆ハビエル・フェセル 脚本☆ダビド・マルケス キャスト マルコ☆ハビエル・グティエレス ソニア☆アテネア・マタ フリオ☆フアン・マルガージョ セルヒオ☆セルヒオ・オルモス パキート☆フラン・フエンテス ロマン☆ロベルト・チンチージャ フアンマ☆ホセ・デ・ルナ マヌエル☆ステファン・ロペス ファビアン☆フリオ・フェルナンデス マリン☆ヘスス・ビダル ヘスス☆ヘスス・ラゴ・ソリス ベニート☆アルベルト・ニエト コジャンテス☆グロリア・ラモス 【あらすじ】 プロバスケットボールのコーチで短気なマルコ(ハビエル・グティエレス)にとって、負けることは屈辱だった。あるとき彼はコーチを解任され、飲酒運転で事故を起こして社会奉仕活動を命じられる。そしてマルコは、知的障害者たちで構成されたバスケットボールチーム「アミーゴス」の指導をすることになる。 【感想】 映画の冒頭は、マルコがバスケットの試合でコーチと衝突。 暴言を吐いて…

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