ブラックアダム

ブラックアダム@丸の内ピカデリー 制作年:2022 制作国:アメリカ 原題:BLACK ADAM 日本公開:2022年12月2日 上映時間:2時間5分 配給:ワーナー・ブラザース映画 監督☆ジャウマ・コレット=セラ キャスト ブラックアダム/テス・アダム☆ドウェイン・ジョンソン アドリアナ・トマズ☆サラ・シャヒ アモン・トマズ☆ ボディ・サボンギ カリーム☆ モハメド・アメル フルット / テス・アダム☆ジャロン・クリスチャン ドクター・フェイト/ケント・ネルソン☆ピアース・ブロスナン アトム・スマッシャー/アル・ロススタイン☆ノア・センティネオ ホークマン/カーター・ホール☆オルディス・ホッジ サイクロン/マクシーン・ハンケル☆クインテッサ・スウィンデル イシュマエル・グレゴール / サバック☆マーワン・ケンザリ アマンダ・ウォラー☆ヴィオラ・デイヴィス 【あらすじ】 5,000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム(ドウェイン・ジョンソン)。かつて彼の息子は自らの命を犠牲にして父を守り、ブラックアダムの力はわが子の命と引き換えに得られたものだった。息子を奪われた彼は復讐(ふくしゅう)のため現代の地球で暴れ回り、強大な力を使って破壊行為を繰り返していた。そんな振る舞いを見かね、世界の平和を守るスーパーヒーロー軍団JSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)が立ち上がる。 【感想】 「DCエクステンデッド・ユニバース」(DC…

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Billboard 2022年12月3日

【アルバム】 テイラー・スイフトの “Midnights” が13%減の17万7千ユニットながら2週連続通算4週目の1位。 彼女にとって11枚目のナンバー1。 ストリーミングユニットは16%減の11万8千でこれは1億5,580万回のオンディマンドストリームに相当する。 売上は4%減の5万7千枚。 ドレイクと21サヴェージの “Her Loss” は30%減の11万9千ユニットながら2位変わらず。 バッド・バニーの “Un Verano Sin Ti” も微減の5万6千ユニットながら3位変わらず。 リル・ベイビーの “It’s Only Me” も9%減の4万8千ユニットながら4位変わらず。 2020年の前作 “My Turn” は19万7千ユニット(1万枚)で初登場1位。 モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double” は2%増の4万2千ユニットで6位から5位に上昇。 トップ10内在位は97週目で単独5位。 トップ10内在位週数の長いアルバムリスト 173, Original Cast, My Fair Lady, 1956 109, Soundtrack, The Sound of Music, 1965 106, Soundtrack, West Side Story, 1962 105, Original Cast, The Sound of Music, 1960 97, Morgan Wallen, Dange…

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第384回詰工房参加記

11月26日(土)に開催された第384回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 田中徹さんのブログ⇒ベイと祭りと詰将棋にもいずれ記事が掲載されるであろう。 田中さんのブログは最近あまり更新されていないようだ。 詰工房への参加は3か月ぶり。 今月も会場の大田区産業プラザ(PiO)まで往復ともJRの蒲田から会場まで歩いた。 所要時間は10分少々。 午前中降っていた雨が止んだのはありがたかった。 定刻の13時30分少し前に到着。 既に開場していて4番乗り。 すぐに竹中さん父娘がやってくる。 仲が良くてうらやましい。 小学生から還暦すぎたジジイまで幅広く最終的な参加者は18名と盛会。 看寿賞受賞作家の参加は2名。 今日のメインイベントは「ソレ」😁 竹中さんに「○手目おしえて」 以下省略。 結果発表をお楽しみに。 大学の後輩Yくんに「勝ちを手繰り寄せる 次の一手ミニ問題集をもらった。 将棋の実力向上に役に立つ良い問題集。 こういうのをたくさん考えるとセンスが磨かれると思う。 今回も関東研修会C1所属の中学2年生T君がいた。 詰将棋は解く作るの両刀使い。 さっそく詰将棋の出題があった。 センスの良い問題で感心。 今月はT君をはじめ、いつも通り芹田さんの出題があった。 馬屋原くんに何か出題ないの?ときくと「長編ならあります」とのことでした。 次から次と新作が披露された。 出題さ…

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Billboard 2022年11月26日

【アルバム】 テイラー・スイフトの “Midnights” が32%減の20万4千ユニットながら1位に復帰して通算3週目の1位。 彼女にとって11枚目のナンバー1。 ストリーミングユニットは19%減の14万でこれは1億8,404万回のオンディマンドストリームに相当する。 売上は36%減の6万枚。 ドレイクと21サヴェージの “Her Loss” は58%減の17万ユニットで先週の初登場1位から2位に後退。 バッド・バニーの “Un Verano Sin Ti” は3%減の5万6千ユニットながら4位から3位に上昇。 リル・ベイビーの “It’s Only Me” は15%減の5万2千ユニットで3位から4位に後退。 2020年の前作 “My Turn” は19万7千ユニット(1万枚)で初登場1位。 ルイス・トムリンソンの “Faith in the Future” が4万3千ユニット(3万7千5百枚)で5位に初登場して2枚目のトップ10入り。 ストリーミングユニットは5千5百でこれは727万回のオンディマンドストリームに相当する。 2020年のデビューアルバム “Walls” は3万9千ユニット(3万5千枚)で初登場最高9位。 モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double” は1%減の4万1千ユニットながら6位変わらず。 トップ10内在位は96週目で単独5位。 トップ10内在位週数の長いアルバムリスト 173, Origi…

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ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところ@109シネマズ川崎 制作年:2022 制作国:アメリカ 原題:WHERE THE CRAWDADS SING 日本公開:2022年11月18日 上映時間:2時間5分 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 監督☆オリヴィア・ニューマン 原作☆ディーリア・オーエンズ キャスト カイア☆デイジー・エドガー=ジョーンズ テイト☆テイラー・ジョン・スミス チェイス☆ハリス・ディキンソン メイベル☆マイケル・ハイアット ジャンピン☆スターリング・メイサー・Jr トム・ミルトン☆デヴィッド・ストラザーン 【あらすじ】 6歳のときに両親に捨てられた少女カイア(デイジー・エドガー=ジョーンズ)。ザリガニが鳴くといわれるアメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯でたった一人で育ち、自然から生きる術を学んだのだった。ある日、その湿地帯で青年の変死体が発見され、カイアに殺人の容疑がかけられる。そして、法廷に立った彼女の口から語られたのは、想像を絶する半生だった。 【感想】 ディーリア・オーエンズの原作は2018年に上梓され2020年に早川書房から邦訳版が出版された。 原作を読み、映画化を知って楽しみにしていた。 原作は長大でカイア6歳からその死までの長い期間を描いている。 映画もほぼ原作のとおり。 半世紀を超える物語を映画にするのだから大幅に省略されている。 映画だけ観てもわかりにくいところがあるだろう。 たぶん原作を読ん…

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宮松と山下

宮松と山下@ユーロライブ 制作年:2022 制作国:日本 日本公開:2022年11月18日 上映時間:1時間27分 配給:ビターズ・エンド 監督・脚本・編集☆関友太郎 平瀬謙太朗 佐藤雅彦 キャスト 宮松☆香川照之 健一郎☆津田寛治 谷☆尾美としのり 藍☆中越典子 里帆☆野波麻帆 潮田☆大鶴義丹 國本☆尾上寛之 初老の男☆諏訪太朗 医師☆黒田大輔 【あらすじ】 エキストラ役者の宮松(香川照之)は、あるときは時代劇で弓矢に撃たれ、またあるときはヤクザの一人として路上で銃撃されるなど、さまざまな劇中で殺され続けていた。エキストラとしてひたすら殺される役柄に取り組む彼には過去の記憶がなく、自分が何者で何を好み、どこで何をしていたのか一切思い出せない。それでも宮松は毎日数ページだけ渡される主人公ではない人生を演じ続けるのだった。 【感想】 8月に3年前の銀座の高級クラブでのわいせつ行為が報道されてテレビやCMから姿を消した香川照之さんの主演映画。 13代目市川團十郎襲名披露公演の「十二月大歌舞伎」(12月5~26日、歌舞伎座)で俳優復帰するそうだ。 もちろん彼の行為は褒められたものではない(笑) が、これだけ早く復帰できるのには色々と理由があるのだろう。 この映画で香川さんはエキストラ俳優を演じている。 わかっちゃいるが達者な演技でさすがと思わせられるものがある。 ちょっとした表情や仕草。 天性の役者なんだなと感心した。 …

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Billboard 2022年11月19日

【アルバム】 ドレイクと21サヴェージの “Her Loss” が40万4千ユニット(1万2千枚)で1位に初登場してドレイク12枚目21サヴェージ3枚目のナンバー1。 ストリーミングユニットは39万1千でこれは5億1,356万回のオンディマンドストリームに相当する。 テイラー・スイフトの “Midnights” は13%減の29万9千ユニットで2週続いた1位から2位に後退。 彼女にとって11枚目のナンバー1。 リル・ベイビーの “It’s Only Me” は24%減の6万2千ユニットで2位から3位に後退。 2020年の前作 “My Turn” は19万7千ユニット(1万枚)で初登場1位。 バッド・バニーの “Un Verano Sin Ti” は8%減の5万8千ユニットで3位から4位に後退。 ジョージの “Smithereens” が5万7千ユニット(1万7千5百枚)で5位に初登場して3枚目のトップ10入り。 ストリーミングユニットは3万9千5百でこれは5,295万回のオンディマンドストリームに相当する。 モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double” は1%増の4万1千ユニットながら5位から6位に後退。 トップ10内在位は95週目で単独5位。 トップ10内在位週数の長いアルバムリスト 173, Original Cast, My Fair Lady, 1956 109, Soundtrack, The Sound of …

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ビー・ジーズ 栄光の軌跡

ビー・ジーズ 栄光の軌跡@ヒューマントラストシネマ渋谷 制作年:2020 制作国:アメリカ 英題:THE BEE GEES: HOW CAN YOU MEND A BROKEN HEART 日本公開:2022年11月25日 上映時間:1時間51分 配給:キノフィルムズ 監督☆フランク・マーシャル キャスト バリー・ギブ ロビン・ギブ モーリス・ギブ アンディ・ギブ エリック・クラプトン ノエル・ギャラガー ニック・ジョナス マーク・ロンソン クリス・マーティン ジャスティン・ティンバーレイク ピーター・ブラウン ヴィンス・メロニー ミカエル・ライリー ルル アラン・ケンダル イヴォンヌ・ギブ ビル・オークス デニス・バイロン ブルー・ウィーバー 【あらすじ】 兄のバリーと双子の弟ロビン、モーリスのギブ3兄弟を中心に結成され、長きにわたって活動してきた「ビー・ジーズ」。時代が移り変わっても、「恋のナイト・フィーヴァー」「愛はきらめきの中に」など数々の名曲を世に届け続けてきた。 【感想】 リアルタイムでビー・ジーズを体験したファンなら涙無くして観られない。 サタデーナイトフィーバーのようにディスコで朝帰り。 ハートブレイクのあとに聴くビー・ジーズの曲。 「偽りの愛」や「愛はきらめきの中に」しみた。 そんな世代なら映画で流される名曲の数々だけで十分だ。 オレが最初にビー・ジーズを認識したのは70年代初頭にテ…

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Billboard 2022年11月12日

【アルバム】 テイラー・スイフトの “Midnights” が78%減の34万2千ユニットながら2週連続1位。 彼女にとって11枚目のナンバー1。 ストリーミングユニットは46%減の22万4千でこれは2億9,400万回のオンディマンドストリームに相当する。 売上は90%減の11万4千枚。 リル・ベイビーの “It’s Only Me” は26%減の8万1千ユニットながら2位変わらず。 2020年の前作 “My Turn” は19万7千ユニット(1万枚)で初登場1位。 バッド・バニーの “Un Verano Sin Ti” は7%減の6万2千ユニットながら3位変わらず。 ザ・ビートルズの “Revolver” が1,963%増の5万4千ユニットで4位に再登場。 10月28日にデラックス・スペシャル盤が発売された。 売上は6,346%増の4万6千枚。 ほとんどのビートルズファンは“Revolver”くらい持っているはずなのにこのCD不況時に5万枚近く売れるのはすごい。 オレも迷ったけど買わなかった。 ストリーミングユニットは280%増の7千でこれは878万回のオンディマンドストリームに相当する。 オリジナル盤は1966年9月10日から6週連続ナンバー1。 モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double” は6%減の4万1千ユニットで4位から5位に後退。 トップ10内在位は94週目で単独5位。 トップ10内在位週数の長いアルバ…

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あちらにいる鬼

あちらにいる鬼@ユーロライブ 制作年:2022 制作国:日本 日本公開:2022年11月11日 上映時間:2時間19分 配給:ハピネットファントム・スタジオ 監督☆廣木隆一 脚本☆荒井晴彦 原作☆井上荒野 キャスト 長内みはる☆寺島しのぶ 白木篤郎☆豊川悦司 白木笙子☆広末涼子 小桧山真二☆高良健吾 秦☆村上淳 坂口初子☆蓮佛美沙子 矢沢祥一郎☆佐野岳 新城☆宇野祥平 白木サカ☆丘みつ子 【あらすじ】 人気作家・長内みはる(寺島しのぶ)は、講演旅行で知り合った作家・白木篤郎(豊川悦司)と男女の仲になる。一方、篤郎の妻・笙子(広末涼子)は夫の奔放な女性関係に気付きながらも、夫婦として穏やかな生活を続けていた。しかしみはるにとって、篤郎との関係は「書くこと」を通じてつながる、かけがえのないものとなっていく。 【感想】 井上光晴の娘の井上荒野が瀬戸内寂聴さんに取材して書いた小説「あちらにいる鬼」の映画化。 寂聴さんも映画を楽しみしていたとのこと。 映画の完成を待たずに逝去されたのは残念。 彼女の感想をききたかった。 映画の中心はやはり井上光晴である。 昭和時代にはこんな破天荒な男が結構いたのだろう。 今でもいるとは思うが現代では難しいだろう。 すぐに見つかって滅茶苦茶にたたかれる(笑) また、女性サイドの変化も大きく、笙子のような女性もいなくなっているはず。 こんな夫の元にはとどまらず、すぐに去っていくはずだ(笑) …

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