日テレecoウィーク 「NEWS ZERO」トークショー

「NEWS ZERO」のラルフ鈴木と鈴江奈々が登壇。「不都合な真実」上映前の前振りをする。
番組内の culture コーナーで世界環境デーの特集として放映した題材ふたつを紹介。
①キリバス共和国の水没
 海水面が上昇して今後50年内に水没してしまう
②オーストラリアの史上最悪の旱魃
平日夜はほとんどテレビ見ないので初めて見る内容だった。

上映後、あらためて司会のふたりが登壇。
休み時間があるのかなと思ったらすぐに登場。
イベントつきの場合、何かと手間取って間延びすることが多いので、これはGoodであった。
続いて村尾信尚氏と小林麻央さんが登壇しトークショーが始まる。

村尾信尚「キリマンジャロの雪が解けてなくなるとは!急速に温暖化がすすんでいてショッキング」
小林麻央「ぬるま湯に入れられたカエルが印象的。今こそ変わらないといけないと感じた。ひとりひとりが変わることが重要。」
村尾信尚「CO2排出量のグラフを使用したアル・ゴアのプレゼンが非常にうまく、地球が危いことが強く印象づけられる。」
「プレゼンは有力な武器で、印象に残る表現、心にひびく表現が可能である。環境には国境ない。みんなで取り組む必要がある。」

わたしも、非常に強く印象付けられた。
アメリカの副大統領経験者が、これほど素晴らしい活動を継続している。
それなのに、アメリカはまだ京都議定書を批准していない。
先進国でたった二つの国のひとつである。
閾値をこえてどうにもならなくなってしまう危険性をかなり感じた。
     「50年後、未来は決まっていない。私たちの行動にかかっている。」

次に、エコ活動として安達太良山で植樹を続けている宮脇昭さん(79歳)の紹介。
宮脇さんは、1600の森を作ったそうである。まさに継続は力なりである。
①自然植生の木を植える。まぜるまぜる、いろいろ植える
②植える前に木の名前を3回叫べ

村尾氏が、「木を植えたことある人、手をあげてください」の声に、東京農業大学の学生さんが挙手。
少し話をする。
当然わたしも木を植えたことくらいある。
桜、エノキ、さんしょうなど。
でもこれは苗木を入手して植えているので木自体を増やしてはいない。
実生で増やしたことがあるのは、イチョウ、栗など。
種をまくとわりと簡単に芽が出てくる。でも、挙手はしない。(笑)

日本の食料自給率が26%(農林水産省は40%といっているらしい)のはなし、地産地消の話なども出る。
日テレの「Touch eco」のecoは、エコロジーのエコであると同時に、エコノミーのエコでもあるとのこと。
環境保全と経済発展を二律背反ととらえるのではなく、調和をとり、持続的な発展をめざそうという主張には共感できる。

節約していたら、それが環境にもよかった。
個人の身近な活動はそんなところから始めれば良いと思う。
宮脇さんは、「議論もいいけど、その間に木を1本植えたらどうか。」と言ったそうだ。
無駄なものたくさん作って、大量生産大量消費が今の日本の社会構造。
消費者ひとりひとりがもっと賢くなって考え方を変える、行動を変える。
木を植える、電気を切る、なるべく歩く。
そうでないと本当に大変なことになってしまうと感じた。

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