ラスト・コーション・・・息を呑んで観ました





ラスト・コーション@新宿バルト9
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監督:アン・リー
キャスト
イー☆トニー・レオン
ワン・チアチー☆タン・ウェイ
クァン☆ワン・リーホン
ジョアン・チェン

【ストーリー】
1940年前後、日本軍占領下の上海。ワン(タン・ウェイ)は女スパイとしてイー(トニー・レオン)のもとへ送られる。しかし、大臣暗殺を企てる抗日青年との間で心が揺れ動くワンは……。
【感想】
新宿バルト9での鑑賞。
うしろの初老の夫婦が座席指定と違う席に座っていたらしく移って来る。
それも、劇場が暗くなってから。
迷惑な奴だなと嫌な予感。
案の定、隣にすわったおばさんが袋から何かを取り出しながらごそごそがさがさと音を立てて食べ始める。
ときどき隣の旦那になにか話しかける。
よほど文句を言おうかと思ったが我慢。
するとそのうち、隣にすわった旦那からバッグを手元に。
何を始めるのかと思ったら携帯電話。
注意したけどすぐにやめようとしないのでまわりにも聞こえるような声で「やめてくれ!」
さすがに今度はやめた。
しばらくたってからまた携帯電話に着信音。
座席を立ってどこかに行き、またもどってくる。
いったい何をしに来ているんだか。
映画が終わりエンドロールが始まると、隣のおばさんが旦那に
「行くよ!」
旦那はかあちゃんの後を追って席を立ち
「すみません。失礼します。」
と言いながら去っていった。
あんなかあちゃんと持つとたいへんだなと同情。
今回は映画よりそっちのほうが気になって集中力を欠いた。

「ラスト、コーション」は空いた映画館で、ひとりで観たい映画。
日本軍占領下の上海と香港を舞台にチャン・アイリンの自伝的短編を『ブロークバック・マウンテン』のアン・リー監督が映画化したサスペンス・ドラマ。
スパイ活動のサスペンスはあまり感じなかったけど緊張感に満ちている。
後半はさすがに隣のおばさんも静かだった。

話題のベッドシーンも物語りの展開上必須のものに感じた。
これがあるから、最後のタン・ウェイの表情と決断に説得力がうまれた。
すべて監督の詳細な演技指導によるものというこのベッドシーン。
よけいなボカシは冒涜としかいいようがない。
まったく無意味である。

クァンやイー夫人の描き方は弱いが、それはイーとチアチーが中心だからしかたないのだろう。
ベッド・シーンに限らず、1万人からオーディションで選ばれたというタン・ウェイの演技が秀逸。
観る価値あり。
ひとりで(笑)観に行きましょう。

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