Dr.パルナサスの鏡

１月１５日（金）＠なかのZEROホールで観劇。
東西線に茅場町から中野まで乗る。
空いていて座って行ける。
ラッキー。
なかのZERO大ホールには１８時１０分到着。
行列の最後尾は建物の外。
今日もまた回りは女だらけだ。
通路で若者がダンスの練習をしているのはいつも通り。
前に並んだ杖ついたお姉さんが、不思議がっていた。
公共の広い場所で、下が固いところなら普通にそんな若者がいるらしい。
いっしょに出かけた後輩がそう言っていた。
Dr.パルナサスの鏡＠なかのZERO

制作年：2009
制作国：イギリス/カナダ
英題： THE IMAGINARIUM OF DOCTOR PARNASSUS
日本公開：2010年1月23日
上映時間：2時間4分
配給： ショウゲート

監督・脚本： テリー・ギリアム

キャスト
トニー☆ヒース・レジャー
鏡の中のトニー①☆ジョニー・デップ
鏡の中のトニー②☆ジュード・ロウ
鏡の中のトニー③☆コリン・ファレル
パルナサス博士☆クリストファー・プラマー
ヴァレンティーナ☆リリー・コール
ミスター・ニック☆トム・ウェイツ
アントン☆アンドリュー・ガーフィールド
パーシー☆ヴァーン・トロイヤー
他
【ストーリー】
鏡で人々を別世界に誘う見せものが売りの、パルナサス博士（クリストファー・プラマー）の移動式劇場はロンドンで大盛況だった。
観客は博士の不思議な力で自分が思い描く、めくるめく世界を体験できるのだが、そこにはある秘密があった。
トニー（ヒース・レジャー）はそのアシスタントとして観客を鏡の世界へと導く役目を担っていたが……。
【感想】
テリー・ギリアム監督の作品は「ローズ・イン・タイドランド」しか観たことがない。
「ブラザー・グリム」は観ていない。
「ローズ・イン・タイドランド」にはまいった。
何が言いたいのかさっぱりわからなかった。
物理的に頭痛がしてる時に観て、頭痛がさらに増悪した。
というわけで、正直いってあまり期待はせずに観に行った。
ヒーズ・レジャーの遺作だから観なきゃいかんだろ！という感じ。

それがどうして、思ったより全然良かった。
こういう作品は大好きだ。
できれば、鏡の中のトニーは、①のジョニー・デップが全部演じてくれればそれが一番だった。
が、人気者だから、そこまでの時間は取れなかったとのこと。
②、③と段々ヒース・レジャーと外見が遠ざかっていくのはご愛嬌。
鏡の外のシーンは全て撮り終わっていたのでこんな芸当ができた。
観客としては、本当にありがたいことだった。

他のキャストで良かったのはなんと言ってもリリー・コール。
映画の中では全然感じないが、身長が１７９ｃｍもある大女。（笑）
童顔と肉体のアンバランスが魅力的。
アントンのアンドリュ・ガーフィールド、パーシーのヴァーン・トロイヤーも手堅い。
８０歳になったトラップ大佐を見るのも楽しい。

勿論、パルナサス博士の想像館の中の映像も必見。
これぞファンタジーというファンにはたまらない趣向が凝らされていた。
ヒース・レジャー関係なくおすすめの一作で☆は五コ。
アメリカでの興行成績はあまりふるわないようだけど、ぜひ多くの人に観て欲しい作品。

Comments

[rose_chocolat]

悪くはなかったんですが、書こうとすると何も出てこないんです。
書けない。
myblog史上、感想ぶん投げた初の作品になってしまったわ（笑

[まっつぁんこ]

悪くはなかった。
しかし、記事を書こうとすると何も出てこない。
何故なんだろう。
なんて調子で書いているとすぐに書けてしまいます。（笑）
私は、これダメ、めんどくさいと思ったら記事自体を書かないもんね。ズボラだから。（笑）