少女たちの羅針盤



少女たちの羅針盤@一ツ橋ホール
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(C) 映画「少女たちの羅針盤」製作委員会
製作年: 2011年
製作国: 日本
日本公開: 2011年5月14日
上映時間: 1時間53分
配給: クロックワークス /ゴー・シネマ

監督: 長崎俊一
原作: 水生大海

キャスト
楠田瑠美☆成海璃子
江嶋蘭☆忽那汐里
北畠梨里子☆森田彩華
来栖かなめ☆草刈麻有
広瀬なつめ☆黒川智花
倭駆☆塩谷瞬
平良弘明☆石井正則
瀬川雄介☆水本諭
芽咲吾郎☆前田健
武本正弘☆金山一彦
江嶋千代子☆清水美沙
御蔵総一郎☆石黒賢
渡見恵子☆戸田菜穂


【ストーリー】
新進女優の舞利亜は、ネットシネマの撮影のため生まれ故郷に戻ってくる。
誰にも言わなかったのに、監督(前田健)はなぜか自分が伝説の女子高生劇団“羅針盤”の一員だったことを知っていた。
4年前、瑠美(成海璃子)と梨里子(森田彩華)、かなめ(草刈麻有)の3人は違う高校に通う蘭(忽那汐里)を誘って新しい劇団を立ち上げ……。

【感想】
長崎俊一監督の最近の作品は全て観ている。

黒帯 KURO-OBI(2006年)
西の魔女が死んだ(2008年)
少女たちの羅針盤(2011年)

どの作品もわりと好きだ。
そのわりに、今回も全く作品内容を把握せずに観に行った。
成海璃子が出演する高校生ものなので “書道ガールズ” みたいな作品かな?
な~んて。

島田荘司の出身地である広島県福山市が主催する「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」の第一回応募作品が原作のミステリーだなんて夢にも思わなかった。(笑)

まっ、そんなこと知らない方がかえって楽しめるんじゃない?

映画の冒頭で、新進女優の舞利亜が登場。
ネットシネマの撮影のため生まれ故郷に戻ってくる。
お城があり、雰囲気はなんとなく瀬戸内。
車に乗り、廃墟になったホテルに到着。
この間一度も舞利亜さんの顔が映らない。
妖しげな雰囲気が充満。
知らなくてもミステリー仕立てなのはすぐにわかる。

いったい、舞利亜は誰なんだ?
彼女は元羅針盤のメンバーの一人らしい。
これが、第一の謎。

その後の進行で、舞利亜は誰かを殺したらしいことがわかる。
いったい舞利亜は誰を手にかけたのか?
その理由は何か?
二番目の謎はこれ。

お話は4年前に遡り、蘭、スー、ミキ
じゃなくって
蘭、瑠美、バタ、かなめの女子高生四人組が演劇ユニット「羅針盤」を結成。
ストリートでの芝居からスタートして演劇に打ち込む様が描かれていく。
この部分は、よくある話かもしれないがよく描写できていたと思う。

ミステリーだからこの作品のネタバレは厳禁。
あっと驚くほどではないかもしれないがそこそこ楽しめた。
小道具の使い方も面白い、劇中劇の見せ場もある。

原作の当初の題名は『罪人いずくにか』。
あきらかに “少女たちの羅針盤” の方がセンスがいい。(笑)
四人の名前に含まれる東・西・南・北。
東西南北じゃつまらない。
かなめの提案で劇団名は羅針盤となる。
面白い命名を題名に活かさない手はない。

ミステリーとしては謎が小粒。
が、映画にするとなかなか良い。
原作の完成度と映画の出来は反比例することが多い。
原作の選び方がうまかったと思う。

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