今週のNHK杯平藤七段VS斎藤六段の戦いは一方的だった。
どの手が敗着かはわからないが、序盤作戦がまずかった。
まずは9五歩。
ちょっとした趣向だが6八玉、5八玉と玉を動かすか4八銀、3八銀と動かしておくのが普通。
結局後手の攻めが早かったので緩手となった。
次に、3三角成も損だと思う。
作戦負けから順当に押し切られてしまった。
99手目 5四歩 の局面は先手玉に詰みがあった。
手順は下記のとおり。
6八成香 同角 7七歩 同玉 8六角 同玉 8八龍 8七角 8三香 8四歩 9七銀 7五玉 6四金 8五玉 8六金 同角 7四金 9六玉 8六銀成 同玉 7七角 9六玉 9五角成 同玉 9七龍 9六歩 8四金 まで
変化あるも詰み。
斎藤六段には詰めて欲しいところ(笑)
来週はもう少し競った将棋を期待します。
この記事へのコメント
Gくん
まっつぁんこ
そういえば横歩取っていませんね(笑)
横歩は取ったほうがいいし取らないなら深く引いた方がいい。趣向を凝らし過ぎた感じです。
将来の名人候補がこの程度の詰みを見逃してはいけません。