
(C) 巴亮介/講談社 (C) 2016映画『ミュージアム』製作委員会
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年11月12日
上映時間:2時間12分
配給:ワーナー・ブラザース映画
原作: 巴亮介
監督・脚本: 大友啓史
キャスト
沢村久志☆小栗旬
沢村遥☆尾野真千子
西野純一☆野村周平
菅原剛☆丸山智己
岡部利夫☆伊武雅刀
秋山佳代☆田畑智子
橘幹絵☆市川実日子
沢村の父☆大森南朋
関端浩三☆松重豊
カエル男☆妻夫木聡
他
【ストーリー】
現場に謎のメモが残される猟奇殺人事件が矢継ぎ早に発生するが、その事件は雨が降る日のみ起こっていた。一連の事件の関連性を察知した沢村久志刑事(小栗旬)は、自分の妻子が狙われていることを知る。やがて、カエルのマスクをかぶったカエル男の存在が浮かび上がり、犯人に近づいていく沢村だったが、カエル男の仕組んだわなにはめられ窮地に陥り……。
【感想】
邦画としてはがんばっていた。
面白い。
邦画は甘口のものが多く、口に合うことが少ない。
アクションものはハリウッドに遠く及ばなくて見る気がしない。
その点、最近のワーナーブラザース映画配給作は異色。
るろうに剣心は日本の得意な殺陣で新境地をひらいた。
ダメなのもあるけど挑戦は買う。
「ルパン三世」に挑戦して大失敗したのは東宝だけど、小栗旬のルパンはそこそこだった。
この映画の小栗旬は刑事役を好演。
叩きのめされても立ち上がるタフだけどちょっと間抜けで一本気な役。
難しいシーンも多かったと思う。
月曜日の一般試写にはサプライズ登場したとのこと。
それだけ思い入れもあるのであろう。
入魂の演技でこれが小栗くん?と思う人も多いであろう。
主役の小栗くんもすごいがぶっきーもすごい。
カエルは両生類だけどカエル男は爬虫類チックだ。
気持ち悪さが非常によく出ていて秀逸。
こちらも相当入れ込んだのではなかろうか?
というわけで、刑事VSカエル男の対決がこの映画のすべて。
がっちり脇を固めた俳優陣も持ち味を発揮していたと思います。
終映後に散発的ではあるが拍手している人がいたことを付記しておきます。
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