
(C) 2017 映画「チア☆ダン」製作委員会
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年3月11日
上映時間:2時間1分
配給:東宝
監督: 河合勇人
脚本: 林民夫
キャスト
友永ひかり☆広瀬すず
玉置彩乃 ☆中条あやみ
紀藤 唯☆山崎紘菜
東多恵子☆富田望生
永井あゆみ☆福原遥
山下孝介☆真剣佑
村上麗華☆柳ゆり菜
矢代浩☆健太郎
絵里☆南乃彩希
大原櫻子
大野☆陽月華
ひかりの父☆木下隆行(TKO)
多恵子の母☆安藤玉恵
教頭☆緋田康人
校長☆きたろう
早乙女薫子☆天海祐希
他
【あらすじ】
友永ひかり(広瀬すず)は、県立福井中央高校に入学する。中学からの同級生である山下孝介(真剣佑)を応援したいと思った彼女は、チアダンス部に入る。だが彼女を待ち構えていたのは、アメリカの大会制覇に燃える顧問の女教師・早乙女薫の厳しい指導と練習だった。先輩たちが次々と辞めていく中、同級生のチームメート玉置彩乃(中条あやみ)と切磋(せっさ)琢磨しながらチアダンスに打ち込むひかり。チームは一丸となってトップを目指していくが……。
【感想】
何故か広瀬すずの出演作は全て観劇して記事にしている。
謝罪の王様
クローズEXPLODE
海街diary
ちはやふる -上の句-
ちはやふる –下の句-
四月は君の嘘
怒り
本格的な映画出演は2015年の“海街diary”から。
まだ2年も経っていない。
それなのに、もう大昔からいるような感じがする(笑)
彼女の出演作はすべて東宝配給。
次世代のスターとして育成するつもり?
ちはやふる以降の作品は今作を含め“怒り”を除けば全て同じパターンの映画。
すなわち、ネタを見つけてきて(本作ならチア・ダンス全米優勝)東宝の黄金パターンに当てはめていっちょ上がり。
深みはないけどツボを押さえているから、観客のレベルにあっているしそれなりに感動させられてしまう。
わりとどこにでもいそうな人物が何かをきっかけに挑戦を始める。
こどものころから始めたカルタだったり、ヴァイオリンだったりチア・ダンスだったりする。
様々な困難にめげずに挑戦。
なんらかの達成を果して終了。
誰でも共感ができてカタルシスもあるという作り。
ちはやふるはまだカルタクイーンになってないけど(笑)
広瀬すずはまだ18歳だから今のところそんなものでいいだろう。
でも、ずっとこんな役ばかり続けていくわけにはいくまい。
“怒り”でほんの少しだけ冒険したけど不十分。
あおいちゃんに較べると演技にはるかに隔たりがあることがわかっただけだった。
とまあ、映画の内容についてはあまり語るところは無いような気がする。
もちろん面白いシーンやセリフはたくさんある。
早乙女先生が、チア・ダンス部のルールを制定。
恋愛禁止、おでこは出す、スカートはひざまでなど。
おでこを出したくないひかりが反発すると
“前髪あっても毒女は毒女”
笑った。
クライマックス直前で、大野がひかりに早乙女の心情を教える説明シーンがある。
これが東宝の映画の食い足りないところ。
こんな説明を入れなくても成立するような構成を考えないとレベルは上がらない。
ところがそんな構成にすると、観衆からはわからないと言われそうだ。
結局映画作りも観衆のレベルにあわせるというか迎合して結局全体のレベルが下がり続けるというジレンマ(笑)
なんだかな~と思って観終わった。
この記事へのコメント
yutarou
まっつぁんこ
東宝はツボを押さえてますからね