
(C) 2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年9月23日
上映時間:2時間9分
配給:KADOKAWA / 松竹
原作: 東野圭吾
監督: 廣木隆一
キャスト
矢口敦也☆山田涼介
小林翔太☆村上虹郎
麻生幸平☆寛一郎
皆月暁子☆成海璃子
セリ(35)☆門脇麦
松岡克郎☆林遣都
セリ(10)☆鈴木梨央
川辺映子☆山下リオ
刈谷☆手塚とおる
皆月良和☆PANTA
浪矢貴之☆萩原聖人
松岡健夫☆小林薫
田村秀代☆吉行和子
田村晴美☆尾野真千子
浪矢雄治☆西田敏行
他
【あらすじ】
2012年、古くからの友人たちと悪事をした敦也(山田涼介)は、かつて悩み相談を請け負っていた「ナミヤ雑貨店」に身を隠す。敦也は廃業しているはずの店の郵便受けからした音に気付き調べてみると、32年前に書かれた悩み相談の手紙があり、さらに郵便受けは1980年につながっていた。三人は困惑しつつも店主に代わり返事を書くと、また手紙が投函され……。
【感想】
いくら予算がないとはいえあんまりだ!(^^)/
タイムスリップもの群像劇にしては大きな破綻なくまとまっていた。
評価が下がるのはディテールの作り込みの甘さ。
観客をバカにしているとしか思えない。
大昔のナミヤ雑貨店が映るシーン。
どう見てもまわりの家屋がその時代のものに見えない。
わざわざそんなシーンを入れるなら時代考証してきちんと作り込まないとダメ。
物語は、大きく分ければ1980年と2012年で32年のへだたりがある。
両時代に登場する唯一の人物が田村晴美。
1980年に二十そこそこなら2012年には50を超えているはず。
・・・ところが尾野真千子は二十そこそこにも見えず
ましてや50には全然見えない。
似たようなたたずまいで出てくる。
いくら予算がないとはいえひどすぎる。
へたくそなジャニタレ出演させるより、特殊メイクでもCGでもいいからもっとディテールを作り込まないとダメだ。
そんなことわかってるのにやらないのは観客をバカにしているからだ。
バカにされてもいい人限定でおすすめします(^^)/
この記事へのコメント
クマネズミ
尾野真千子は、劇場用パンフレット掲載のコメントで、「私は19歳と51歳の役を演じたので、外見的な見せ方として、カツラを被ってみたり前髪を変えてみたり、その変化を楽しんでいました」と述べていますが、おっしゃるように、2012年に登場する尾野真千子は、いくらなんでも51歳には見えないですね!
まっつぁんこ
バブルの直後とばかり思って観ました。
つながり考えると2012年⇒おかしいじゃないか!
これはダメだと思います。