ワンダーストラック@神楽座
PHOTO : Mary Cybulski (C) 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC
英題:WONDERSTRUCK
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年4月6日 (角川シネマ有楽町ほか)
上映時間:1時間57分
配給:KADOKAWA
監督: トッド・ヘインズ
キャスト
ベン☆オークス・フェグリー
ローズ☆ミリセント・シモンズ
ジェイミー☆ジェデン・マイケル
ウォルター☆コーリー・マイケル・スミス
リリアン・メイヒュー/ローズ☆ジュリアン・ムーア
エレイン☆ミシェル・ウィリアムズ
ウォルター☆トム・ヌーナン
他
【あらすじ】
1977年ミネソタで、母親を事故で失いおばに引き取られた少年ベン(オークス・フェグリー)は、母の遺品の中に実父につながる手掛かりを発見する。その50年前の1927年ニュージャージーで、聴覚障害のローズ(ミリセント・シモンズ)は両親の離婚後、厳しい父親と暮らしていた。いつも一人ぼっちの彼女は、憧れの女優の記事をひそかに集めており……。
【感想】
上映前の舞台挨拶に来日は20年ぶりというトッド・ヘインズ監督が登壇。
その後鈴木福くんと鈴木梨央さん13歳も登壇して英語でしっかり挨拶。
巷で醜態さらしている老人たちよりよほど大人である。
彼らも50年後はあんな風になってしまうのだろうかとI wonder。
監督の話では、ローズは本当の聾者を全米で探し、これはというインパクトのあるミリセント・シモンズをキャスティングしたこと。
50年の年月を隔てた少年と少女がワンダーストラックする話であると同時にニュー・ヨークへのラブレターであるとの話が印象に残った。
映画は1927年と1977年50年の時を隔てた少年と少女の間を行ったり来たりして進行する物語。
1977年の少年ベンは母親を事故で亡くす。
雷の直撃で耳が聞こえなくなりながら父を探しにN.Y.へ家出。
1927年の少女ローズもまた、あこがれの女優リリアンに会うためN.Y.へ旅立つ。
ネタバレを避けるため具体的には語れないがどういうワンダーストラックがあるのか映画を観て確かめて欲しい。
N.Y.のアメリカ自然史博物館は“ナイト ミュージアム”でも舞台になっていたが子供が入り込んで基地にするには最高のところだ。
日本でも金を溜めこむばかりでなくああいう施設なら充実させてもいいのではないかと映画とは全く関係ない感想を持ちました。
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この記事へのコメント
onscreen
御意! ですね
ていうか、あそこにはアメリカのトップの意地がこめられた施設のように思います。
美術館にしろ、宇宙開発にしろ...
まっつぁんこ
大英博物館、ルーブル美術館、行ったことはありませんが日本とは段違いでしょ?
きったない建物ばかり建てて
金の使い道を知らないとしか言いようがないと思います(^^)/