パッドマン 5億人の女性を救った男
パッドマン 5億人の女性を救った男@ソニーピクチャーズエンタテインメント試写室
英題:PADMAN
製作年:2018年
製作国:インド
日本公開:2018年12月7日
上映時間:2時間16分
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
脚本・監督☆R・バールキ
キャスト
ラクシュミ☆アクシャイ・クマール
パリー☆ソーナム・カプール
ガヤトリ☆ラディカ・アプテ
アミターブ・バッチャン☆アミターブ・バッチャン
【あらすじ】
インドの田舎町で小さな工房を共同経営するラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、新妻のガヤトリ(ラディカ・アプテ)が生理の際に古布を使っていることを知る。ラクシュミは、市販のナプキンが高くて買えない妻のために清潔なナプキンを作ろうと研究に没頭するが、周りの人々から非難されてしまう。都会に出たラクシュミは、ある素材の存在を知る。
【感想】
実在の人物アルナーチャラム・ムルガナンダムがモデルとなった実話ベースの話。
1962年生まれのパッドマンことアルナーチャラム・ムルガナンダムは1998年に妻シャーンティを迎える。
そして初めて女性の生理の実態を知る。
21世紀に入ろうという時代に、インドの女性は汚い布をあてて5日も不浄室に閉じこもっていた。
びっくりである。
妻のためナプキンを買い求めたパッドマンはその値段の高さにびっくり。
友人に金を借りてまで買い求めるが妻には高すぎるとつきかえされてしまう。
そこで、自作しようと考えるのがパッドマンの突拍子もないところ。
もともと彼は機械にはくわしいのだ。
綿を買い求めそれらしい形にととのえて試作品を制作。
いろいろ試してみるがうまくいかない。
そもそも素材が悪いのだ。
そして、妻の親戚や村の人々の不興をかい、故郷の街を去ることになる。
大学教員の小間使いをしながらチャンスをうかがうパッドマン。
やがて原料が綿ではなくセルロースであることに気が付く。
アメリカの会社に電話をかけてセルロースを入手。
手作りでナプキン製造の機械を作り試作品制作。
これだけではにっちもさっちも行かないが運命の出会いがある。
それは、シタールの演奏会で近くを訪れていたパリーとの出会いである。
ボリウッド映画らしさはあまりない。
あるのは形ばかりのインターミッション。
本当はもっと長いのを例によってぶった切って短くしているのかなと思った。
パリーとの出会いの後も波瀾万丈。
最大の見せ場は、パッドマンの国連本部におけるスピーチだ。
ネイティブな英語のスピーカーでなくともハートがあれば心を打つスピーチができる。
ラストはちょっと哀しい。
パリーは「パッドマンはわたしといたらつまらない男になってしまう」と言う。
現代インドの状況の一端も知ることができ、エンタテインメント性もある面白い作品でおすすめ。

この記事へのコメント
国連の演説が最大の見せ場だったのでメモを持ってきてちゃんと書いてれば良かったなああ、と思いました
しかし、世の中は女性で成り立ってるとしみじみ思ったのでした。
私もラストちょっと哀しかったです。
彼女は女性として魅力的なだけでなく有能なマーケッターでもあったのに。
でもこれでラクシュミが妻を捨ててしまったら、それはそれで非難ごうごうなのでしょうが。
ニックネーム欄にはハンドルネームを書いてください(^^)/
女性は生物の基本形だから当然です。
実際のところはどうだったのか知りたくなりました(笑)
あの国連スピーチが素晴らしかったです。
人として、ああいうスタンスで生きていきたい。
全ての男と女が見るべき映画でした。
ラストですが邦画ならもっとごちゃごちゃ説明しそうなところ。ロンドンに行って「わたしといるとつまらない男になっちゃう」で終りなのはさすがだと思いました。
スピーチは、言葉(英語)のうまいへたではないことがよくわかりました。
今まで高額で暴利を貪っていた生理用品会社やナプキン製造機のメーカーがパットマンを暗殺しに来たんですよね(嘘)。
私にも半分くらい分かる英語でした!
こういうスピーチの勉強ならやり直したい。
日本もスピーチの学習はもっとやった方が良いと思います。しゃべるネタへの想いがないとダメですけど(笑)