さよならくちびる

さよならくちびる@ニッショーホール
画像

(C) 2019「さよならくちびる」製作委員会
製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年5月31日
上映時間:1時間56分
配給:ギャガ

原作・脚本☆中島かずき
監督☆塩田明彦
主題歌提供☆秦基博
挿入歌提供☆あいみょん

キャスト
西野玲緒(レオ)☆小松菜奈
久澄春子(ハル)☆門脇麦
志摩一郎(シマ)☆成田凌

【あらすじ】
インディーズで注目を浴びた女性デュオ「ハルレオ」は、それぞれの道を歩むため解散を決めた。彼女たちはスタッフの志摩(成田凌)を伴って、解散ツアーに出る。レオ(小松菜奈)は志摩、志摩はハル(門脇麦)に思いを寄せており、ハルもレオに特別な感情を抱いていた。

【感想】
映画の冒頭は、ハルが険悪な雰囲気で荷物を部屋から運び出し、車に積み込むシーンでスタート。
ハルは後部座席に乗っているレオを口汚くののしる。
レオも負けずに反撃。
シマがなんとかなだめて、最終函館までのラストライブツアーに出発する。

なんでハルレオが解散を決めたのか?
それは映画をみているとおいおいわかる。
男性グループのようにそれぞれ自己主張が強くて別れてしまうビートルズパターンではない。
ちょっとした感情の行き違いと言っては言い過ぎか(笑)

もともとハルはバイトしながら音楽を志している。
そして、バイト先で見初めたレオを音楽の世界に誘う。
が、レオはストレート。
たちの悪い男にばかりひっかかる。

シマがなぜグループに加わっているのか?
それはよくわからない。
が、シマはハル。
ハルはレオ。
レオはシマという、ぐるっと回る三角関係である。
想いを遂げられないレオはしょうもない男にひっかかり他のメンバーに迷惑をかける。
が、本当は映画の冒頭に見られるような憎みあいはない。

そんなメンバー間の人間ドラマが横糸。
音楽と旅が縦糸になっている。
場所はわからないが行ってみたいなと思わされるところがいくつかあった。
最後の函館はもちろん夜景のサービスあり。

ハルレオはCDデビューしたようだが、この二人のライブなら行ってみたい。
リアルな世界に飛び出して、この映画の続編ドキュメンタリーを作ってもたいたいものである(笑)

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