けむりの軍団 @TBS赤坂ACTシアター


劇団☆新感線39興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎《亞》alternative けむりの軍団 @TBS赤坂ACTシアター
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2019年は3年ぶりの劇団本公演、旗揚げ39周年にあたる“サンキュー興行”を敢行!
というわけで劇団 新感線のひさびさの新作を観劇。
金沢の「偽義経」に続き今度は東京「けむりの軍団」7月18日(木)夜公演に行ってきた。

公演日程
東京公演 2019年7月15日(月)~8月24日(土) TBS赤坂ACTシアター
福岡公演 2019年9月6日(金)~9月23日(月) 博多座
大阪公演 2019年10月8日(火)~21日(月)フェスティバルホール

チケット
S席 13,800円 A席 10,500円
【作】倉持 裕
【演出】いのうえひでのり
【出演】
真中十兵衛/古田新太
飛沢莉左衛門/早乙女太一
紗々姫/清野菜名
雨森源七/須賀健太
嵐蔵院/高田聖子
残照/粟根まこと
美山輝親/池田成志

右近健一 河野まさと 逆木圭一郎 
村木よし子 インディ高橋 礒野慎吾 
吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ

宮下今日子 村木 仁 川原正嗣 武田浩二

【あらすじ】
戦乱の世。本能寺の変以後、秀吉の小田原征伐以前のいつか。

大名・目良家が統治する、とある国のお話。

軍配士としてさまざまな主君のもとで目良家と戦ってきた <真中十兵衛(まなかじゅうべえ)/古田新太> は、今は仕官する先もなく浪人として暮らす日々を送っている。ある日、賭場でテラ銭泥棒騒ぎを起こした <美山輝親(みやまてるちか)/池田成志> のとばっちりで、彼とたまたま同行していた十兵衛は子分二人をヤクザに人質にとられてしまう。五日の間に捕まえて戻らないと子分の命はないと脅され、仕方なく輝親を探すハメになる十兵衛。

一方、目良家の城内では、同盟を組む厚見家を守るために当主・則治(のりはる)のもとに正室として嫁いでいた、 <紗々姫(ささひめ)/清野菜名> が、その同盟を反故にされたとして厚見の家臣である <雨森源七(あまもりげんしち)/須賀健太> らと共に目良家を出ようとしていた。それを阻むのは則治の母であり、目良家で一番の権力者でもある <嵐蔵院(らんぞういん)/高田聖子>と、目良家家臣で侍大将の <飛沢莉左衛門(とびさわりざえもん)/早乙女太一>。源七以外の厚見家家臣は莉左衛門らに斬り殺されるが、紗々姫と源七はなんとか城外へと逃げていく。

とある木賃宿で十兵衛は輝親を発見するが、そこに紗々姫と源七も居合わせたことで、目良家の追っ手たちと一悶着を起こす。その場にいた百姓、浪人たちが皆、目良家に恨みを持つ者ばかりだったことも功を奏し、十兵衛の機転、輝親の口八丁ぶりと無謀な行動で追っ手を追い払うことに成功。その様子を見た紗々姫から厚見の城まで自分を送り届けてほしいと頼まれ、悩む十兵衛。

その頃、一向一揆を扇動していると言われていた夭願寺(ようがんじ)では、厚見家の蜂起を知った住職の <残照(ざんしょう)/粟根まこと> が、もともと目良家から目をつけられている自分たちが生き延びるためには紗々姫を亡き者にするのが得策として、十兵衛たちが潜む酒屋の蔵を襲う。目良家の兵に変装した僧兵たちが姫に刀を向けることに違和感があった十兵衛は、村祭りの男衆たちが蔵の裏手に大勢集まっていたことを利用して援軍が来ていると思わせ、僧兵たちを退却させる。またもや、十兵衛のとっさの働きに感心する紗々姫。

その直後、夭願寺を疑って残照のもとを訪れていた嵐蔵院ら目良家一行。この時のいきさつを聞いた莉左衛門は、紗々姫を守っているのは煤煙党(ばいえんとう)ではないか、との考えを口にする。煤煙党とは目良家に激しい敵意を持つ集団だが、とっくの昔に滅んだはずだと言い、信じようとはしない嵐蔵院。互いに腹に一物がありながらも、目良家と夭願寺は共に協力して姫を追うことにする。

無事に城まで姫を送り届けることができれば、厚見家の軍配士として仕官させると言われて十兵衛の心は揺れ動く。しかし子分の命の刻限まであまり時間が残されていないため、すぐにでも輝親をヤクザのもとに連れて行かなければならないのだ。さあ、どうする、十兵衛!!

【感想】
本日(7月26日)時点で8月3日夜公演以降のチケットはまだ買える。
すぐにソールドアウトしていた頃と較べると随分チケットが取りやすくなっている。
2年以上も新公演をやらずに焼き直しの上演を続けていては人気ダウンもやむをえまい。
記事は書かなかったがメタルマクベスDISC2は画期的な不入りだった。

というわけでいのうえ歌舞伎「亜」である。

結論から言って、いまいちだった。
金沢でみた偽義経の方が面白かった。
それはカーテンコールでの観客の反応をみればよくわかる。
本作では、カーテンコールの最後で前の方の一部が立っただけ。
全然スタンディングオベーションにいたらなかった。

なんでだろ?

それぞれのキャストは良かったんだけどねー
とくに早乙女太一の殺陣はすごかった。
また清野菜名や須賀君もよかった。

古田新太がよたってきたってことかな(笑)
ざんねん!

第一幕は18時開始で19時22分まで
休憩20分をはさんで終演は21時6分だった。
ちょっと短い。
パンフレットは2000円
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