春に続いて秋の職団戦に参加してきた。
会場は、立川のアリーナ立川立飛。
家を8時に出て着いたら9時半だった。
もっとも立川駅から会場まで30分歩いたのだが(笑)
天気は曇り。雨の予報だったが結局降らなかった。
当日私は朝から頭痛がひどくて正直言って将棋どころのさわぎではなかった。
もともと頭痛持ちなのだが、最近は快調。
それなのに、肝心な時に最悪をひいてきてしまった。
そのせいにはしたくないが集中力を欠いてひどい手をいっぱい指してしまった(笑)
定刻の9:50鈴木大介九段の挨拶でイベントスタート。
試合開始は10時くらいだった。
第116回職域団体対抗将棋大会各クラスの優勝チームは下記の通り。
S級優勝 リコー(1)
A級優勝 富士通(3)
B級優勝 TDCソフト(1)
C級優勝 三菱マテリアル(1)
D級優勝 リクルートホールディングス
E級優勝 ジュピターテレコム(1)
F級優勝 コムチュア、トリプルアイズ(3)
リコー(1)がS級八連覇だそうです。
強すぎですね。
我々のチームはC級で参加。
今回もメンバーは5名全員が現役。
一回戦の相手は通信会社の3軍さん。
序盤早々大悪手を指して終了。
6六角なんか打たせるのは大バカで話にならない。
いったい何を考えているのか(考えてない)
ここで投げても良かったがそういうわけにもいかず(笑)
以下は 7七角 5七角成 4七銀上と粘ったがハンディが大きすぎて160手で負け。
ひどい負けですっかりやる気をなくした。
チームも副将が勝っただけで1-4負け。
過去2回この会社の2軍チームと戦って勝っているが(チームは一勝一敗)くやしかった。
敗者慰安戦初戦の相手はお役所さん。
今度も最初から飛車を振った。
以下後手の私はほぼノータイムで次図にすすめた。
居飛車穴熊を許したが、たいていは振り飛車良しの局面となる。
居飛車穴熊では左美濃銀冠から穴熊へ移行するのが強敵だと思う。
30年前の社団戦で元奨励会三段の永井嘉さんにやられてボロ負けしたのを思い出す。
以下
同桂 4四銀 5七銀 5五歩 同歩 3五歩 5四歩 と進行。
楽勝モードで何も考えずノータイムですすめて次の局面となる。
(私の特徴は、良くなるとすぐに楽観、悪くなると諦めが早い。持続力低い)
ここで大悪手が出る。
長考のすえ私の指し手は、3三桂!
何を考えていたかと言うと3三桂が詰めろになるかどうか。
趣味の世界である。
一番渡してはいけない駒である桂馬を打ち込むなんてバカの極地。
同銀と取られて焦ったが平然と5三角を打った。
相手は4四歩と角筋を止めて3五桂を狙ってきた。
ところが
5三角と打って3五桂を防いだが実は受けになっていなかった。
3三桂は同銀と取られて大逆転だったのだ。
4四歩のところは2八銀 2七玉 3七金 同銀 同銀成 同玉 2八銀 2七玉 4九馬 3八金 同馬 同玉 3七金 4九玉 4八金打 同銀 同桂成 まで詰み。
これで詰まされたら再起不能のダメージだったろう。
詰みを逃してもらったので2五歩と逃げ道を空けて再逆転。
以下逃げ切って勝ったけどまあったく褒められた将棋ではなかった。
チームは 4-1 勝ち。
残留を決めて最小限の成果を達成。
隣で指していた副将は次の局面から 6五桂 6四玉 7三銀 5四玉 6四飛 4五玉 4四飛 3六玉 とすすめた。
するすると逃げだされて入玉防げず。
そこで8九金と金を補充したら相手は同龍と取ってきた。
2六金の腹金で一手頓死!
みていてこの金は気が付かなかったので感心した。
というわけで敗者慰安戦の二回戦に進出。
相手はまた、カタカナ名で何をしているのかよくわからない会社だった。
飛車を振ったら、珍しく相手も振ってきて相振り飛車になった。
職団戦や社団戦で相振り飛車の戦型になったのは初めて。
珍しいこともあるもんだと思いました。
で、7四歩 同歩 5五角 といちゃもんつけていった。
相手の対応は9二玉だったので、9五歩 同歩 同香 9三歩 9八飛 5四歩 9三香成 同桂 6六角 と進行。
以下攻め続けて79手で終局。
5五角に7三銀としても7四飛 5四銀 7三角成 同桂 7七桂 8八角 7五飛 7四歩 同飛 9九角成 7五飛 4五歩 7四歩 7一香 7三歩成 同香 7四歩 同香 同飛 7三歩 7五飛 のような進行で後手が悪いと思う。
相手はレーティング1400点台の方のようで、まあ当て馬作戦にやられたといったところだった。
結局勝ったのは私だけで 1-4負け。
残念ながら敗者慰安戦二回戦敗退。
次回もまたC級で戦うことになった。
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