Billboard 2020年4月4日

【アルバム】
After_Hours.pngザ・ウィークエンドの “After Hours” が初登場ナンバー1。
彼にとって4枚連続4枚目の全米ナンバー1を記録。
2018年の “My Dear Melancholy” は16万9千ユニット(6万8千枚)で初登場1位。
ポイントは44万4千ユニットで今年の最大セールス。
売上枚数も27万5千でBTS “Map of the Soul: 7” の34万7千に次ぐ今年2番目のビッグセールス。

ラッパー、リル・ウージー・ヴァートの “Eternal Atake” は2週続いた1位から2位に後退。
ポイントは53%ダウンの11万5千。

ラッパー、リル・ベイビーの “My Turn” は22%減の6万ユニットで2位から3位に後退。

バド・バニーの “YHLQMDLG” も26%減の5万1千ユニットで3位から4位に後退。

コナン・グレイのデビューアルバム “Kid Krow” が5位に初登場。
ポイント4万9千ユニットのうち売上枚数が3万7千枚。

21歳のラッパー、ロディ・リッチのデビューアルバム “Please Excuse Me for Being Antisocial” は13%減の4万3千ユニットながら6位変わらず。

ポスト・マローンの “Hollywood’s Bleeding” は8%減の3万8千ユニットながら8位から7位に上昇。

ジェネイ・アイコの “Chilombo” は34%減の3万7千ユニットで5位から8位に後退。

3月20日に逝去したケニー・ロジャースのベストアルバム “The Best of Kenny Rogers: Through the Years” が9位にランクイン。
ポイントは3万2千ユニットでそのうち売上枚数が1万枚。
20曲収録のベストアルバムは2018年にキャピトルレコードから発売された。
トップテンヒット “The Gambler” 、“Lucille”と No. 1ヒット “Lady” は収録されているが、ドリー・パートンとのデュエットでナンバー1を2週維持して200万枚売った“Islands in the Stream” はRCAレコードからの発売だったので収録されていない。
ロジャースのトップ10アルバムはこれで5枚目。
1980年のベストアルバム “Kenny Rogers’ Greatest Hits” が唯一の全米ナンバー1アルバムとなっている。

アナ雪2のサントラは10位変わらず。
ポイントは微減の3万1千。

1 - After Hours / The Weeknd 444,000 (275,000)
2 1 Eternal Atake / Lil Uzi Vert 115,000
3 2 My Turn / Lil Baby 60,000
4 3 YHLQMDLG / Bad Bunny 51,000
5 - Kid Krow / Conan Gray 49,000 (37,000)
6 6 Please Excuse Me for Being Antisocial / Roddy Ricch 43,000
7 8 Hollywood's Bleeding / Post Malone 38,000
8 5 Chilombo / Jhené Aiko 37,000
9 - The Best of Kenny Rogers: Through the Years / Kenny Rogers 32,000 (10,000)
10 10 Frozen II / soundtrack 31,000

【シングル】
Blinding_Lights.pngザ・ウィークエンドの “Blinding Lights” が2位から1位に上昇。
ロディ・リッチ “Box” の11週にもわたる君臨にようやく終止符をうった。
彼にとって昨年の “Heatless” に続く5枚目の全米ナンバーソングとなった。
ニューアルバム “After Hours” もアルバムチャートのトップを飾りダブルクラン。
ストリーミング54%増の3,210万で Streaming Songs 5位から1位に上昇。
“The Hills” 以来2枚目の Streaming Songs 1位を記録。
エアプレイも15%増の8,220万で Radio Songs 5位から3位に上昇。
ダウンロードは6%減の1万5千で Digital Songs 1位から3位に後退。
Hot R&B Songs チャートは5週目の1位。
Hot R&B/Hip-Hop Songs チャートも1位となり、6枚目の同チャート1位。

“Blinding Lights” はマックス・マーティンとの共同作曲・プロデュース。
マックス・マーティンにとって本曲が作曲者として23枚目の全米ナンバー1。
24曲以上の全米ナンバー1ソングを書いたのはポール・マッカートニーの32曲とジョン・レノンの26曲のたった二人しかいない。

ロディ・リッチの “The Box” は11週続いた1位から2位に後退。
Hot Rap Songs チャートは13週連続1位。

デュア・リパの “Don't Start Now” は3位変わらず。
エアプレイ微減の9,820万ながら Radio Songs 3週連続1位。

ザ・ウィークエンドの “Heartless” は16位から4位に上昇。
ストリーミング 157%増の 1,940万。

ポスト・マローンの “Circles” は5位変わらず。

フューチャー・フィーチャリング・ドレイクの “Life Is Good” は4位から6位に後退。

ハリー・スタイルズの “Adore You” は7位変わらず。

ジャスティン・ビーバー フィーチャリング クアヴォの “Intensions” も8位変わらず。


ドジャ・キャットの “Say So” が14位から9位に上昇。
エアプレイ23%増の5,210万で Radio Songs 17位から14位に上昇。
ストリーミングは7%減の1,540万で Streaming Songs 13位から18位に後退。
ダウンロードは2%増の6千ながら Digital Songs 15位から21位に後退。
名前にキャットが入っているアーティストでトップ10ヒットを放ったのは彼女が4人目。
他の3組は2005年から2008にかけて4枚をランクインさせたプシーキャット・ドールズ、1982年から1983年に3枚のストレイ・キャット、そして1971年から1974にかけて4枚を送り込んだキャット・スティーブンス。
まあ、どうでもいいトリビアではある(笑)

ラッパー、アリゾナ・ゼルバスの “Roxanne” は6位から10位に後退。

1 2 Blinding Lights / The Weeknd
2 1 The Box / Roddy Ricch
3 3 Don't Start Now / Dua Lipa
4 16 Heartless / The Weeknd
5 5 Circles / Post Malone
6 4 Life Is Good / Future featuring Drake
7 7 Adore You / Harry Styles
8 8 Intensions / Justin Bieber featuring Quavo
9 14 Say So / Doja Cat
10 6 Roxanne / Arizona Zervas

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