三枚堂達也七段指導対局会 @囲碁・将棋スペース棋楽

7月19日の日曜日に久々の将棋イベントで西荻窪の棋楽に行ってきました。
前回は昨年12月だったので7か月ぶりで当然今年初。
イベント名は「咲いたぜ!三枚堂」
三枚堂達也七段が昨年の順位戦でC2からC1に昇級したことをうけての開催。
当初は3月開催の予定でしたがコロナの影響で延期。
ようやく参加者を絞っての開催となりました。
参加者は男性3名女性3名の合計6名。
三枚堂先生に挑戦したのは男性3名女性2名の5面指し。
人数をしぼり手指の消毒、窓全開とコロナ対策しての開催でした。
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三枚堂先生への挑戦者は私は角落ち、あとの男性は飛落ちと2枚落ち。
女性2名は飛落ちと飛香落ちでした。
飛落ちで挑戦した女性は、渡辺和史四段のイベントの時も飛落ちで挑戦して勝っていた方。
かなりの実力とおみうけします。
三枚堂先生は途中指導をまじえながら指しておられ、結局5名全員に白星をプレゼント(笑)

私の将棋は85手目に6七銀と打たれて金の行き所がありません。
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3九角と引いて5六銀成 7六桂 8一飛 6四桂 5三金 7二桂成 2一飛 7五角 4四銀 6二成桂 4六歩 同歩 同成銀 6三と 4三金 5二成桂 3五歩 5三と 3六歩 と進行。
以下進行して115手目5七金と上手が詰めろをかけてきた。
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結論から言うとこの局面は上手玉に詰みがあり下手の勝ち。
ところが私は詰みが読み切れず、よれながら5七金をはずす順で勝ちました。
聡太棋聖ならノータイムで詰めたことでしょう。
一番わかりやすい詰みは4三と 同玉 4二角成 5四玉 5五歩 同玉 4六銀 同玉 3六金以下
実戦では4六銀のような捨て駒は思いつきません(笑)
11時過ぎに開始して終了は12時50分。
今までうけた指導対局ではいちばん時間がかかりました。

指導対局のあとは、三枚堂七段と先崎九段の20秒将棋観戦。
先手三枚堂先生の居飛車銀冠に対し先崎先生の作戦は角交換四間飛車。
最近私はずっと不利飛車を指しているので参考になりました。
先崎先生が悔やんでいたのは58手目の4七歩。
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2五角なら難しかった。
でも気分がいいからどうしても4七歩と打ってしまうんだよなぁ。
4七歩 3八金 としてから2五角では4七金と取られてばかばかしい。
ということで感想はこのあたりに集中。
結果は三枚堂先生が111手で勝利。堪能しました。
その後はサイン会で扇子に揮毫いただき記念撮影。
揮毫いただく文字は明るい気分になるものということで「一陽来福」
一陽来復が一般的なようですが福でも良いようでした(笑)
半日将棋を楽しみました。
一陽来福.jpg

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