ビルド・ア・ガール
ビルド・ア・ガール@ユーロライブ
制作年:2019
制作国:イギリス
原題:How to Build a Girl
日本公開:2021年10月22日
上映時間:1時間45分
配給: ポニーキャニオン、フラッグ
監督☆コーキー・ギェドロイツ
原作☆キャトリン・モラン
キャスト
ジョアンナ・モリガン☆ビーニー・フェルドスタイン
ジョン・カイト☆アルフィー・アレン
パット・モリガン☆パディ・コンシダイン
アンジー・モリガン☆サラ・ソルマーニ
トニー・リッチ☆フランク・ディレイン
クリッシー・モリガン☆ローリー・キナストン
アラン・ウィルキンソン☆クリス・オダウド
アマンダ・ワトソン☆エマ・トンプソン
【あらすじ】
1993年、家族7人でロンドン郊外に住む16歳のジョアンナ(ビーニー・フェルドスタイン)は、想像力豊かで文才に恵まれていた。しかし学校では才能を認められることもなく、悶々とした日々を送っていた彼女は、音楽情報誌「D&ME」のライターに応募する。一人でロンドンに出て行ったジョアンナは仕事を得るものの、取材で出会ったロックスターのジョン(アルフィー・アレン)に夢中になってしまう。
【感想】
10月5日(火)夜、1年ぶりにユーロライブに出かけた。
演しものは「ビルド・ア・ガール」
渋谷の街の人通りは多く、コロナ前に近づいている。
ただし、以前よりは撤収が早くなっている感じ。
映画はイギリスの16歳の少女?の成長物語。
突撃して撃墜され、再び立ち上がってまた突撃をくりかえす。
日本人には無いガッツのある話。
信じられない18禁行動もとってしまう😄
日本人感覚とはかなりへだたりがある。
また、ドメスティックな知識だけで観ると❓❓が沢山つきそうだ。
ケルアック、ユリシーズ、U2くらいは分かってないと楽しめないだろう。
ヒロイン、ジョアンナの名前にかけて、ジョアンナがカイトに「レイラやシャローナも韻が踏めない」と言うシーンがある。
レイラはクラプトンの名曲だし、シャローナはザ・ナックの名曲「My Sharona」から。
ストーンズのJumpin’ Jack Flash もおさえておきたい。
出だしの歌詞 I was born in a cross-fire hurricane を使った会話がある。
ジョアンナがストーンズを聴いたことがないことが露見する。
図書館に予約したが予約している人が多くてまだ聴けてないと言う(笑)
何か忘れたが本は簡単に借りられたと言っていてもろもろおかしかった。
というわけで、コネタを理解するにはあちらの文化やアートに興味を持って押さえておく必要がある。
ぼんやり見ても楽しめないことはないがより一層おかしみが増す。
他に気がついたのは、登場人物はほぼアングロ・サクソンとブラック。
フランスだとラテン系やアラブ、インド系ほかもっと多様な感じ。
映画でしか見たことないから実際にどうなのかは分からない。
どちらにしても日本とは大違い。
この日はColdplayとBTSのMy Universe がアメリカのシングルチャートで初登場1位を飾りショックを受けた😖
完全に韓国に負けている。
賃金も韓国に抜かれて、さて、岸田さんどうする?
この映画のジョアンナみたいな挑戦が生まれない体質?の日本にチマチマした処方箋では効果ない。
ダイバーシティーを欠いてドメスティックに留まればこんな人たちに伍して戦えるわけがない。
長期低迷を脱するにはジョアンナ見習ってぶち壊さないとダメだ。
この記事へのコメント