モスル〜あるSWAT部隊の戦い〜






モスル〜あるSWAT部隊の戦い〜@ユーロライブ
モスル.jpg
制作年:2019
制作国:アメリカ
英題:MOSUL
日本公開:2021年11月19日
上映時間:1時間42分
配給:ポニーキャニオン

監督☆マシュー・マイケル・カーナハン

キャスト
ジャーセム少佐☆スハイル・ダバック
カーワ☆アダム・ベッサ
ワリード☆イシャク・エリアス
カマール☆クタイバ・アブデル=ハック
シーナン☆アフマド・ガーネム

【あらすじ】
イラク第2の都市、モスル。21歳の新人警察官カーワ(アダム・ベッサ)は、イスラム過激派組織ISに襲われたところをジャーセム少佐(スハイル・ダバック)が率いるSWAT部隊に救われる。彼らは十数名の元警察官で編成された特殊部隊で、本部からの命令を聞かずに独自の行動を展開していた。カーワがISに身内を殺されたと聞いたジャーセム少佐は、彼を隊員として迎え入れる。激しい戦闘を重ねながら部隊はISの要塞に乗り込むが、部隊にはカーワの知らない任務があった。

【感想】
映画の舞台はイラク第二の都市モスル。
ISILにより2014年6月に奪われた都市モスルを奪還するため大規模軍事作戦が2016年に開始された。
「モスルの戦い」または「モスル奪還作戦」と呼称されることもある。

アメリカ制作の映画だから、もちろん奪還側から描かれている。

極悪なダーイッシュ(ISの別の呼び名)を追い出して市民を護る!

が、そんな単純な話ではない。
もともとモスル住民はスンナ派が多数を占める。
シーア派系のイラク政府に対する深い不信感と、モスル防衛にあたるイラク政府軍の腐敗を背景として、モスルは陥落してISILの手に落ちた経緯がある。

カーワを救出したジャーセム少佐はその場でISの捕虜を殺害する。
残虐なのはダーイッシュもSWATもいっしょ。
仲間や家族を殺されているのもいっしょである。

最初から最後まで戦闘シーンの連続で、最後にあるミッションを達成。
そしてまた戦いは続いていく。
たしかに事実の一面は描かれていた。
が、これはISの側から映画化しても似たようなものが作れてしまう。
「パラダイス・ナウ」を観たときハニ・アブ・アサド監督が
「映画は事件をわざわざ作るがパレスチナ🇵🇸ではパン🍞を買いに行くのも事件」
と言っていたのを思い出した。
今もモスルは日常が事件に違いない。
こんな状況ではコロナどころではないだろう。
コロナ感染者が激減して呑んだくれの戻った街を歩きながら、日本は平和だなとしみじみと感じた。
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この記事へのコメント

2021年12月08日 10:29
冒頭からいきなりイラク第2の都市モスルでの戦闘のさなかに放り込まれます。
トルコで撮影されたそうでセットがよく出来ています。
有名な俳優が出ていないので、その点もリアル。
激しい戦闘で隊員は次々よ倒れていきますが、、
お勧めです。
まっつぁんこ
2021年12月10日 05:33
きささん 
トルコで撮影されたことは知りませんでした。
ありがとうございます。

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