【アルバム】
アデルの “30” が予想通り初登場1位。
83万9千ユニットはドレイク “Certified Lover Boy” の61万3千ユニットを上回る今年売上は69万2千枚でテイラースイフト“Red (Taylor’s Version)” の36万9千枚を上回る今年の最大売上。
ストリーミングユニットは14万1千でこれは1億8,539万回のオンディマンドストリーミングに相当する。
69万2千枚の売上はたった一週間で今年の全アルバムで一番の売上を記録。
今年二番目に売上が多いアルバムはテイラー・スイフト昨年のリリース “Evermore ” 47万1千枚。
売上69万2千枚のうち48万7千枚がフィジカル。
37万8千枚がCDで10万8千がレコード。
2千弱がカセットとなっている。
ダウンロードは20万5千枚。
レコード10万8千枚を上回っているのは先週のテイラー・スイフト“Red (Taylor’s Version)” の11万4千枚だけ。
アメリカでは、ターゲット限定でクリス・ステイプルトンをフィーチャーした“Easy on Me” など3曲が追加収録されたCDや、アマゾンやウォルマート限定のカラーレコードも発売されている。
日本盤ボーナストラック3曲はターゲット限定盤のものと同じようだ。
テイラー・スイフトの “Red (Taylor’s Version) ” は先週の初登場1位から2位に後退。
ポイントは74%減の15万9千ユニット。
ドレイクの “Certified Lover Boy” は5位から3位に上昇。
ポイントは7%減の5万3千ユニット。
シルク・ソニックの“An Evening With Silk Sonic” は2位から4位に後退。
ポイントは52%減の5万ユニット。
モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double Album” は6%増の4万8千ユニットで6位から5位に上昇。
サマー・ウォーカーの2枚目のスタジオ録音盤 “Still Over It=” は25%減の4万8千ユニットで4位から6位に後退。
ロバート・プラントとアリソン・クラウスの2枚目のコラボアルバム “Raise the Roof” が7位に初登場。
ポイントは4万で売上は3万8千枚。
ストリーミングユニットは2千でこれは217万回のオンディマンドストリーミングに相当する。
ふたりのコラボは2007年の “Raising Sand” 以来。
“Raising Sand” は11万2千枚で初登場最高2位。
2009年のグラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いている。
オリビア・ロドリゴの “Sour” は11位から8位に上昇。
ポイントは23%増の4万ユニット。
マイケル・ブーブレの定番クリスマスアルバム “Christmas” が22位から9位に上昇。
ポイントは77%増の3万9千ユニット。
10周年記念盤が11月19日に発売された。
ザ・ウィークエンドの “The Highlights” が10位にリエントリー。
ポイントは724%増の3万7千ユニット。
レコードが発売されて6千枚弱が売れた。
1 – 30 / Adele 839,000 (692,000)
2 1 Red (Taylor’s Version) / Taylor Swift 159,000
3 5 Certified Lover Boy / Drake 53,000
4 2 An Evening With Silk Sonic / Silk Sonic 50,000
5 6 Dangerous : The Double Album / Morgan Wallen 48,000
6 4 Still Over It / Summer Walker 48,000
7 - Raise the Roof / Robert Plant and Alison Krauss 40,000 (38,000)
8 11 Sour / Olivia Rodrigo 40,000
9 22 Christmas / Michael Buble 39,000
10 – The Highlights / The Weeknd 37,000
【シングル】
アデルの “Easy on Me” が2位から1位に復帰して通算5週目の1位。
ストリーミング、セールス、エアプレイ3要素すべてのチャートでナンバー1。
全要素制覇は2017年のルイス・フォンシとダディ・ヤンキー フィーチャリング ジャスティン・ビーバー “Despacito” 以来4年ぶり。
エアプレイ11%増の9,320万でエアプレイゲイナーを獲得して Radio Songs 2位から1位に上昇。
ストリーミングも55%増の3,750万で今週のストリーミングゲイナーを獲得して Streaming Songs 3位から1位に上昇して通算5週目の1位。
売上も11%増の2万7千6百でDigital Songs 2位から1位に上昇。
彼女のナンバー1ソングは5曲目だが通算5週目の1位は2011年の “Someone Like You” と並び3番目の長期在位。
エアプレイチャート1位は5枚目で5曲のナンバー1ソングすべてがエアプレイ1位を記録。
チャートイン6週目のエアプレイナンバー1は今年ではシルク・ソニックの“Leave the Door Open” と並ぶ最短記録。
遡ってみると2017年のエド・シーラン “Shape of You” まで6週でエアプレイ1位に到達した曲はない。
ニューアルバム“30” から “Oh My God” が5位に初登場。
ストリーミング2,420万でStreaming Songs 3位に初登場。
エアプレイは680万でダウンロード3千3百でDigital Songs Sales 28位。
ザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーの “Stay” は3位から2位に復帰。
10週続いたエアプレイ1位の座はアデルに譲った。
リル・ナズ・エックスとジャック・ハーロウの “Industry Baby” も4位から3位に上昇。
Hot R&B/Hip-Hop Songs と Hot Rap FanSongs の両チャートで10週連続通算14週目の1位。
テイラー・スイフトの “All Too Well (Taylor’s Version)” は先週の初登場ナンバー1から4位に後退。
ストリーミング53%減の2,580万で Streaming Songs1位から2位に後退。
ダウンロード89%減の6千3百で Digital Songs 1位から9位に後退。
Hot Country Songs チャートは2週連続1位。
エアプレイは156%増の73万1千。
エド・シーランの “Shivers” は7位から6位に上昇。
グラス・アニマルズの “Heat Waves” は8位から7位に上昇。
45週目もトップ10内を維持。
42週目でのトップ10入りはチャート史上最遅記録。
Hot Rock & Alternative Songs と Hot Alternative Songs の両チャートで10週目の1位。
トップ10到達所要最多週数記録
42, "Heat Waves," Glass Animals, 2021/11/13
38, "Before He Cheats," Carrie Underwood, 2007/6/2
36, "Higher," Creed, 2000/7/8
34, "I Hope," Gabby Barrett feat. Charlie Puth, 2020/8/29
31, "Radioactive," Imagine Dragons,2013/4/13
30, "Better," Khalid,2019/4/20
30, "Rockstar," Nickelback, 2007/9/15
30, "Amazed," Lonestar, 2000/2/26
30, "This Kiss," Faith Hill, 1998/10/10
フェイス・ヒルの "This Kiss" 以外は全て2000年以降のヒット曲なのが目を引く。
息の長いヒットが生まれるようになったのはここ20年ほどだと言って良いだろう。
エド・シーランの “Bad Habits” は6位から8位に後退。
ドージャ・キャット の “Need to Know” は9位変わらず。
彼女にとって4枚目のトップ10入り。
シルク・ソニックの “Smokin Out the Window” は5位から10位に後退。
エアプレイは72%増の2,320万で今週のエアプレイゲイナー獲得。
Hot R&B Songs チャートで3週連続1位。
1 2 Easy on Me / Adele
2 3 Stay / The Kid LAROI and Justin Bieber
3 4 Industry Baby / Lil Nas X and Jack Harlow
4 1 All Too Well (Taylor's Version) / Taylor Swift
5 – Oh My God / Adele
6 7 Shivers / Ed Sheeran
7 8 Heat Waves / Glass Animals
8 6 Bad Habits / Ed Sheeran
9 9 Need to Know / Doja Cat
10 5 Smokin Out the Window / Silk Sonic
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