SURF&SNOW in Naeba Vol.42 二日目に出かけた。
2022年2月7日(月)から2月21日(月)まで全8公演。
今回もキャピタル・ヴィレッジのツアー。
昼前のとき315号で11時半に越後湯沢到着。
今年はちゃんと雪があり通常通り。
越後湯沢駅構内の売店で笹団子(一個250円)を買う。
立ち食いそばで山菜そば420円を食べた。
美味である。
東京の蕎麦屋より安くてうまい(笑)
ツアーバスは12時出発で12時半に苗場プリンスホテル到着。
チェックインは15時からなのでロッカーに荷物をあずけた。
アーリーチェックインは一部屋2,000円で可能だがやめた。
苗場の湯は清掃中だったので火打ちの湯に行ってみたがこちらも清掃中。
あとで営業時間を見たら苗場の湯は1:00P.M.〜翌9:00A.M.
火打ちの湯は2:00P.M.〜11:00P.M.
そのくらい調べてから行けよという感じである。
しかたなくホテルを出て「雪ささの湯」まで歩いて行った。
「雪ささの湯」は源泉で茶色く濁ったお湯の野趣たっぷりの温泉。
昨年来た時は、露天風呂が周囲の高い建物から丸見えだった。
今年は雪が積もっていてまわりからは見えない(笑)
入浴料は900円。カップルで1,600円と一人100円割引となる。
入浴後ホテルに戻るとちょうどチェックインが始まっていた。
今年はロビーに花が飾られていた。
逆光でうまく撮れていないが、aiko さんからは毎回必ず花が贈られている。
今年は話のタネにメインダイニングルームボーセジュールで供されているオリジナルディナーを試した。
ユーミンナンバーにインスパイアされたコース料理で6品11,500円。
空席があり満席にはなっていなかった。
メニューはこんな感じ。
~雪月花~ 蛤とわかめのコンビネーション
~Carry On~ 美雪ますのミキュイ
~雨に消えたジョガー~ 雪下人参のポタージュ
~ようこそ輝く時間へ~ 真鯛のポッシュ
~自由への翼~ 牛フィレ肉のポワレ
~AVARON~ クレームダンジェ
窓の外は苗場の温泉街で幻想的な雰囲気が楽しめた。
19時に入店して20時半すぎまで贅沢な時間を過ごした。
出演者(今年も最小限のバンドでダンサーも無し)
松任谷 由実/ヴォーカル
武部 聡志/キーボード、小田原 豊/ドラム、遠山 哲朗/ギター、浜崎 賢太/ベース、小林 香織/サックスandフルート 佐々木 詩織/コーラス
ライブの開始予定時間は21時。
同行者はスマホを持っていないのでチケットカウンターに行き、オレのチケットと同行者の身元を運転免許で確認。
同行者は、席番などを記入したリストバンドをつけてもらって入場。
検温、消毒コーナーを通って入場。
座席は14列目。
今年はフル収容100%だった。
フェースシールドが配布されていてそれを組み立ててマスクの上から装着。
今日はステージ撮影が行われることが事前にアナウンスされた。
定刻を過ぎた21時4分にライトダウン。
上手からバンドメンバーと最後にユーミンが登場。
ユーミンのいで立ちは黒が基調のジャケットとパンツ。
一曲目“Sign of the Time”で幕を開ける。
終了後「42回目の苗場へようこそ」
二曲目は“Now Is On”
小林香織さんのサックス。
佐々木詩織さんのラップがはいる斬新なアレンジで良かった。
三曲目“Wanderers” で初めて観客は総立ちとなる。
「どうもありがとうございます。ここに来てくれて本当にありがとう。
大きな声では言えないけれど、来てくれて本当に嬉しい。
感染対策は万全だけど今回の敵はどう防御をすりぬけてくるかわからない。
今井くんは苗場入り直前にコロナ感染がわかった。
ほとんど症状はないが大事をとって後半から参加します。」
などのMC
今井マサキさんが1日目欠場は知っていたがそんなことだったのねと納得。
次は “自由への翼”。
ユーミンは黒のジャケットをいつの間にか脱いで赤のエナメルの服になっていた。
続いて“Glory Birdland”
小林香織さんのフルートから武部さんのキーボードソロ。
「選曲のはなしをします。苗場ではふだんやらない曲、ふつうやる曲、絶対やる曲をミックス。リハーサルやっていて、なんでこの曲やらなかったんだろうと思う曲がある。
次の曲はこれからそうなるかもしれない曲です」
というMCのあと“サファイアの9月の夕方”
観客は総立ち。
“最後の嘘” では女性メンバー2人とユーミン3人でダンス。
“瞳はどしゃ降り” “Walk on,Walk on by” と続く。
で恒例のリクエストコーナー。
昨年の宣言とおり今年は3組。
一組目は北区王子から来た いしいさん(男性)
リクエストは“消息”
池袋の駅で向かいのホームに女優さんがいた。
彼女をみて“消息”があたまの中でぐるぐる。
向かい側のホームでわかる個性的な人。片桐はいりさんでした。
それは忘れられない映像ですね。
苗場は何回目?
17歳の時から数えきれないくらい来ています。
二組目は 横須賀からきたかさいさん(男性)
リクエストは“潮風にちぎれて”
高校生のとき清らかな間柄の彼女がいた。
彼女は現役自分は浪人。
疎遠になったが友達から、彼女がクラブの先輩と婚約したことを聞いた。
彼女がセレクトしてくれた(ユーミンの)カセットでこの曲を聴いていた。
高田馬場を歩いていたら流れてきて号泣!
駅の階段を登っていた。
早稲田の人かなと思ったが、高田馬場⇒早稲田の連想は貧困か(笑)
三組目はシンガーのJUJUさん。
これはたまにある仕込み。
ユーミンが後方席の黒い帽子をかぶった人を指名して前方に出てくると会場内が沸いた。
リクエストは“ダイアモンドの街角”
3月16日に「ユーミンをめぐる物語」が発売される。
JUJUが選んだ曲をまったく違うアレンジで収録したそうだ。
「わたしは大手をふってペシミストだといえる。
不安な明日はダブルで飲み干せばいい。という歌詞にすくわれた。」
「JUJUは18年アメリカでがんばったんだよね」
「ユーミンの曲がささえてくれました」
歌い終わってからユーミン
「映像的に歌えた。感無量。
松任谷からはお前50周年の最高のプレゼントだぞ、と言われた。
JUJUは新曲出すんだけど・・・言っていい?」
「どうぞ」
「新曲のタイトルは“鍵穴”楽しみにしてね!」
ここまでで22時25分。
ということで通常ヴァージョンに突入前にメンバー紹介。
ドラムの小田原さんは40年のつきあい。
レベッカのメンバーでもあります。
ギターの遠山くんは今井くんの穴を埋めてくれた。
歌がうまいのでデビューするかも。
佐々木詩織さんのお母さんは佐々木久美さんという有名なアーティスト。
など個々に紹介。
久しぶりにメンバー紹介を細かくしました。
次の曲は “ふってあげる”
グレーのワンピースに銀のベルト、カウボーイハット。
“魔法のくすり”のあとが“ミラクル”
さらに“あなただけのもの”
この3曲は観客が立っていた。
50周年企画が色々進行しています。
先月38歳になりました。
38歳で50周年なんて矛盾してますね。
矛盾がアイディアの源です。
いつまでもここにいたい!
来年も苗場はやるよ!
次の曲はやったことのない曲です。
“雨に消えたジョガー”。
“Carry On”
ここまではみんな座って聴いていた。
次から最後まではみんな立っていました。
“無限の中の一度”
本編ラストは“BLIZZARD”
23時10分になっていた。
数分後にバンドメンバーと再登場。
ユーミンの衣装は黒のロングコート、黒のタートルネック、黒のパンツ、黒のブーツで黒づくめ。
何度も言います。
ここに来てくれて本当にありがとう。
こんな時代だから幸せとは何かをよく考える。
もうちょっと幸せになりたいなくらいがちょうどいい。
来年もここで幸せを見つけましょう。
“さざなみ”
“14番目の月”
大盛り上がりでアンコールも終了してバンドメンバー退場。
すぐにユーミンと武部さんの二人が再登場。
コロナ禍で色々なものが消し飛んだ。
いずれ時間の長さは違うけどみんな消える。
消えないのは思い出だけ。
ずっと持っていける思い出を一緒に作りましょう。
ダブルアンコールは定番といっていいかも(笑)
“青いエアメール”
23時31分全編終了でユーミンが退場。
その後は規制退場となり、勝手に退場しようとする人もなく整然と終了しました。
MCは覚えている範囲で記載しましたが、間違っている部分もあるかもしれません。
今回のセットはTEARS AND REASONSからの曲が多かった。
またアルバムのトップの曲が多かったのが特徴的。
また The City in the Deep Sea とのかぶりは一曲もありませんでした。
2021年2月8日 於:苗場プリンスホテル ブリザーディウム
松任谷由実 SURF&SNOW in Naeba Vol.42 セットリスト
1:Sign of the Time
2:Now Is On
3:WANDERERS
4:自由への翼
5:Glory Birdland
6:サファイアの9月の夕方
7:最後の嘘
8:瞳はどしゃ降り
9:Walk on, Walk on by
リクエスト1:消息
リクエスト2:潮風にちぎれて
リクエスト3:ダイアモンドの街角
10:ふってあげる
11:魔法のくすり
12:ミラクル
13:あなただけのもの
14:雨に消えたジョガー
15:Carry on
16:無限の中の一度
17:BLIZZARD
EN1:さざ波
EN2:14番目の月
DEN:青いエアメイル
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