MINAMATA-ミナマタ-





MINAMATA-ミナマタ-@ギンレイホール
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制作年:2020
制作国:アメリカ
原題:MINAMATA
日本公開:2021年9月23日
上映時間:1時間55分
配給: ロングライド/アルバトロス・フィルム

監督☆アンドリュー・レヴィタス

キャスト
W・ユージン・スミス☆ジョニー・デップ
ヤマザキ・ミツオ☆真田広之
ノジマ・ジュンイチ☆國村隼
アイリーン☆美波
キヨシ☆加瀬亮
マツムラ・タツオ☆浅野忠信
マツムラ・マサコ☆岩瀬晶子
ミリー・マシーナ☆キャサリン・ジェンキンス
シゲル☆青木柚
ロバート・“ボブ”・ヘイ☆ビル・ナイ

【あらすじ】
1971年、ニューヨークに住むフォトジャーナリストのユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、過去の栄光にすがり酒に溺れる日々を送っていた。そんな折、日本のカメラマンとその通訳を務めるアイリーン(美波)が彼のスタジオを訪れる。アイリーンは日本の大企業チッソが工業排水を垂れ流した結果人々が病に倒れていると語り、ユージンに病気で苦しむ彼らの取材をしてほしいと訴える。

【感想】
ユージン・スミスの胎児性水俣病患者を撮影した写真は誰もがみたことがあるだろう。
映画は1971年富士写真フイルムのCM撮影を機会に、アイリーン・美緒子が水俣での撮影を依頼するところから始まる。
沖縄戦での経験がPTSD気味になっているユージンは当初は日本行きを拒否する。
が、アイリーンが置いていった写真をみて水俣行きを決める。

水俣は1971年当時とは様変わり。
大半の撮影はセルビアとモンテネグロにセットを作って行われた(笑)

映画は史実に基づいているとはいえ、大きな脚色がなされている。
チッソのノジマ・ジュンイチ社長がユージンに5万ドルでネガの買い取り取引を持ち掛けるところ。
ユージンの仕事場の現像所が放火されるところ。
チッソへの抗議活動でユージンがケガをするのは1972年の五井なのに時間軸が変えられている。
アイリーン自身が制作に関わっていて「史実と違う部分はあるにしても、著名な役者が演じた映画を通して、水俣病の根底にある問題を広く世界に知って貰うことの意義は大きい」と語っている。

それよりも違和感があったのは、アイリーンを演じた美波はともかく、他の日本人俳優の英語がうますぎるところ(笑)
今だって日本人の英語なんてネイティブとは程遠いことが多い。
1971年の水俣にあんな英語のうまい現地人がいたわけがない。

ジョニー・デップの問題で北米での公開は遅れて昨年の12月。
彼の問題はともかく、この映画のジョニデはすばらしい。


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