N号棟





N号棟@北とぴあ つつじホール
N号棟.jpg

制作年:2021
制作国:日本
日本公開:2022年4月29日
上映時間:1時間43分
配給:SDP

監督・脚本☆後藤庸介
企画・プロデューサー☆菅谷英一

キャスト
史織☆萩原みのり
真帆☆山谷花純
啓太☆倉悠貴
岡部たかし
諏訪太朗
赤間麻里子
加奈子☆筒井真理子

【あらすじ】
とある地方都市にある、かつて心霊現象で有名だった廃団地。女子大生の史織(萩原みのり)が同じ大学の啓太(倉悠貴)、真帆(山谷花純)と共にその団地を訪れると、廃虚のはずの場所には多くの住人たちがいた。3人が建物を探索しようとした矢先、突然怪現象が始まり、さらに目の前で住人が飛び降り自殺をする。彼らがショックを受ける一方で、住人たちは平然としており、おびえる若者たちを仲間にしようと迫ってくる。やがて、啓太と真帆は続発する不可解な現象によって洗脳状態に陥り、史織は追い詰められてしまう。

【感想】
上映前の前口上でプロデューサーの菅谷英一さんがサブテーマは「生と死」と述べていた。
タナトフォビアにむけた作品。
主人公の史織はリア充なるも生の実感が得られず死ぬのが怖いと大学の先生に言う。
それをきいた先生は、死の恐怖から逃れる方法を教える。
「僕の授業で単位を取ることです」(笑)
そんな前振りのあと、史織は元カレ啓太とその彼女真帆と3人で岐阜の廃団地を訪れる。

このロケーションが秀逸だ。
団地のむこうに高層ビルがみえ、廃墟とのコントラストがホラーである(笑)
こんなの見つけただけで創作意欲をかきたてられたであろう。

廃団地なのに、立入禁止を無視して侵入。
すると胡散臭い管理人に見つかってしまう。
追い返されそうになるが、入居希望で見学に来たと嘘八百を繰り出す史織。
すると管理人はそうかそうかと3人を汚い部屋に案内する。
廃団地のはずなのにワラワラと現れる住人。
これは果たして現実か?

現実なのか夢なのか?
住人は居るのか居ないのか?
起きたできごとの説明はなく謎の結末をむかえる。
よく考えるとこれは普通のホラーよりは怖い。
考察型体験ホラーとのふれこみにぴったり。
ただし日本の観客には受けにくいような気がした。


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