Billboard 2022年7月23日

【アルバム】
バッド・バニーの “Un Verano Sin Ti” が5％減の10万5千ユニットながら3週連続通算5週目の１位。
ストリーミングユニットは5％減の10万4千ユニットでこれは1億4,683万回のオンディマンドストリーミンングに相当する。

ブレント・ファイヤズの2ndアルバム “Wasteland” が８万８千ユニットで２位に初登場。
ストリーミングユニットは8万1千ユニットでこれは１億748万回のオンディマンドストリーミンングに相当する。
売上は６千枚。
2020年のデビューアルバム “F— the World” は初登場最高20位で今までに68万4千ユニットを売り上げた。

エスパの “Girls: The 2nd Mini Album” が３位に初登場。
ポイント5万6千ユニットのうち売上は5万3千枚。
こちらが今週のトップセリングアルバム。
ストリーミングユニットは3千ユニットでこれは434万回のオンディマンドストリーミンングに相当する。
他のKポップアーティスト同様にフォトカード、ステッカーやポスターとセットになった12種類のCDパッケージが売り出されて売上枚数の９８％がCDでダウンロードは２％にしかすぎない。

ハリー・スタイルズの “Harry’s House” は2位から4位に後退。
ポイントは3％減の5万3千ユニット。

モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double” は2％減の4万9千ユニットで4位から5位に後退。

ドレイクの “Honestly, Nevermind” は3位から6位に後退。
ポイントは19%減の4万2千ユニット。
2021年の前作 “Certified Lover Boy” は６１万３千ユニット（４万６千枚）で初登場ナンバー１。
ドレイクのナンバー１アルバムは11枚目で６５年のチャート史上９組しかいない二桁ナンバー１アルバム保持者。
一番はザ・ビートルズの１９枚で以下ジェイ-Z１４枚ブルース・スプリングスティーンとバーブラ・ストレイザンドとドレイク１１枚、エミネム、エルビス、カニエとテイラー・スイフト１０枚と続く。
９枚はガース・ブルック、ケニー・チェズニー、マドンナとザ・ローリング・ストーンズの5組。

フューチャーの “I Never Like You” は8％減の3万7千ユニットながら7位変わらず。

リル・ダークの “7220” は16％減の3万5千ユニットで6位から8位に後退。

ザ・ウィークエンドの “The Highlights“ は９位変わらず。
ポイントは3％増の３万5千ユニット。

クリス・ブラウンの “Breezy” は6％減の3万3千ユニットで8位から10位に後退。
彼のトップ１０入りは12枚目。
2019年の前作 “Indigo” は10万8千ユニット（2万８千枚）で初登場ナンバー１。
他に2011年の“F.A.M.E.” と2012年の “Fortune” がナンバー１を記録している。

1 1 Un Verano Sin Ti / Bad Banny 105,000
2 – Wastel / Brent Faiyaz 88,000 (6,000)
3 – Girls: The 2nd Mini Album / Aespa 56,000 (53,000)
4 2 Harry’s House / Harry Styles 53,000
5 4 Dangerous: The Double / Morgan Wallen 49,000
6 3 Honestry,Nevermind / Drake 42,000
7 7 I Never Liked You / Future 37,000
8 6 7220 / Lil Durk 35,000
9 9 The Highlights / The Weeknd 35,000
10 8 Breezy / Chris Brown 33,000

【シングル】
ハリー・スタイルズの “As It Was” が3週連続通算10週目の１位。
とうとうフタケタナンバー１に到達。
エアプレイよこばいの7,410万で Radio Songs 3位変わらず。
ストリーミングは1％増の1,810万ながらStreaming Songs 6位変わらず。
ダウンロードは5％減の5千ながら Digital Song Sales 11位から6位に上昇。
３回１位返り咲きを果たしたのはマライア・キャリー“All I Want for Christmas Is You” (2019-22), 24kゴールデン フィーチャリング イアン・ディオール “Mood” (2020-21)とドレイクの “Nice for What” (2018) に続く４曲目。

10週以上の１位を記録した曲は1958年に始まったチャート史上42曲目で1位に到達した1,138曲のうちたったの４％に過ぎない。
コロンビアレコードが発売した曲が10週以上１位を記録するのは“As It Was” が10曲目でレーベルの中では最多。
アリスタとアトランティックが５曲で続いている。

コロンビアの10週以上１位を記録した曲リスト
“One Sweet Day” マライア・キャリー アンド ボーイズⅡメン (16週）1995/12/2～
“Independent Women Part I” デスティニーズ・チャイルド (11週）2000/11/18～
“Irreplaceable” ビヨンセ (10週）2006/12/16～
“Happy” ファレル・ウィリアムズ (10週）2014/3/8～
“Hello” アデル (10週）2015/11/14～
“Closer” ザ・チェインスモーカーズ フィーチャリング ホールジー (12週）2016/9/3～
“Old Town Road” リル・ナズ・エックス フィーチャリング ビリー・レイ・サイラス (19週）2019/4/13～
“Butter” BTS (10週）2021/6/5～
“Easy on Me” アデル (10週）2021/10/30～
“As It Was” ハリー・スタイルズ (10週）2022/4/16～

リゾの “About Damn Time” は2位変わらず。
エアプレイ4％増の8,590万でRadio Songs 2週連続1位。
ストリーミングは3％減の1,220万。
ダウンロードは39％増の1万1千。
Hot R&B Songs チャートで8週連続通算9週目の１位。
Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートも２週連続１位。
ニューアルバムSpecialは7月15日発売予定。

ジャック・ハーロウの “First Class” は3位変わらず。
Hot Rap Songs チャートで通算12週目の１位。

ケイト・ブッシュの1985年に最高30位に到達したヒット “Running Up That Hill (A Deal With God)” は4位変わらず。
ネットフリックスの「ストレンジャー・シングス　未知の世界」シーズン4（7月1日放映開始）でマックス・メイフィールド（演セイディー・シンク）のテーマとして使用されている。
エアプレイ29％増の3,150万で Radio Songs 26位から15位に上昇。
ストリーミングは4％減の2,150万ながらStreaming Songs２週連続通算3週目の1位。
ダウンロードも22％減の1万3千ながらDigital Song Sales ２週連続通算4週目の1位。
Hot Rock & Alternative Songs と Hot Alternative Songs の両チャートで6週連続１位。

フューチャー フィーチャリング ドレイクとテムズの “Wait for U” は5位変わらず。

バッド・バニーとチェンチョ・コレオンの “Me Porto Bonito” が7位から6位に上昇。
Hot Latin Songs チャートで9週目の1位。

グラス・アニマルズの “Heat Waves” は８位から7位に上昇。
シングルチャートへのランクインは78週目で史上4位。

Hot100へのランクイン週数の多い曲リスト
90週 “Blinding Lights” ザ・ウィークエンド （最高１位４週間）2020/4/4～
87週 “Radioactive” イマジン・ドラゴンズ （最高３位）2013/7/6～
79週 “Sail” AWOLNATION” （最高17位）2013/10/12～
78週 “Heat Waves” グラス・アニマルズ（最高１位5週間）2021/3/12～
77週 “Levitating” デュア・リパ （最高2位）2021/5/22～
76週 “I’m Yours” ジェイソン・ムラズ（最高6位）2008/9/20～

トップ１０内チャートインは35週目でマルーン５フィーチャリングカーディーB “Girls Like You” を抜いてグループでは最多、全アーティストでもザ・ウィークエンド “Blinding Lights” (57週), ザ・キッドラロイとジャスティン・ビーバー“Stay” (44週) とデュア・リパ “Levitating” (41週)に続く史上４位の記録を樹立。

ドレイク フィーチャリング 21サヴェージの “Jimmy Cooks” は先週の6位から8位に後退。

ビヨンセの “Break My Soul” は９位変わらず。
エアプレイ22％増の4,280万でRadio Songs 12位から8位に上昇してトップ10入り。
彼女のエアプレイチャートトップ10入りは１８曲目。
2014年のジェイZとの共演 “Drunk in Love” 以来。
単独では2009年の “Sweet Dreams”以来ひさしぶりのエアプレイトップ10。

Radio Songsトップ１０ヒット曲数の多いアーティスリスト
29, Rihanna
24, Drake
23, Mariah Carey
21, Justin Bieber
20, Lil Wayne
18, Beyoncé
18, Maroon 5
18, Bruno Mars
ビヨンセはデスチャとしても1999年から2005年に10曲をRadio Songs トップ10に送り込んでいる。
ニューアルバム “Renaissance” は7月29日発売予定。

ラットの “Big Energy” は10位変わらず。
４月に最高３位まで上昇。

1 1 As It Was / Harry Styles
2 2 About Damn Time / Lizzo
3 3 First Class / Jack Harlow
4 4 Running Up That Hill (A Deal With God) / Kate Bush
5 5 Wait For U / Future featuring Drake and Tems
6 7 Me Porto Bonito / Bad Bunny
7 8 Heat Waves / Glass Animals
8 6 Jimmy Cooks / Drake & 21 Savage
9 9 Break My Soul / Beyoncé
10 10 Big Energy / Latto

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