もっと超越した所へ。




もっと超越した所へ。@ヤクルトホール

制作年:2022
制作国:日本
日本公開:2022年10月14日
上映時間:1時間59分
配給:ハピネットファントム・スタジオ

監督☆山岸聖太
原作・脚本☆根本宗子
主題歌☆aiko

キャスト
岡崎真知子☆前田敦子
朝井怜人☆菊池風磨
安西美和☆伊藤万理華
万城目泰造☆オカモトレイジ
北川七瀬☆黒川芽以
飯島慎太郎☆三浦貴大
櫻井鈴☆趣里
星川富☆千葉雄大

【あらすじ】
衣装デザイナーの真知子(前田敦子)は後悔しない恋愛を求めながら、ストリーマーの怜人(菊池風磨)を養っている。元子役のタレント・鈴(趣里)は父親の会社で働いている金持ちの富(千葉雄大)と暮らし、自己中心的な彼にかいがいしく世話を焼いている。そんな真知子や鈴、ショップ店員の美和(伊藤万理華)、風俗嬢の七瀬(黒川芽以)らダメ男と付き合う4組のカップルに、あるとき危機が訪れる。

【感想】
2015年5月9日から下北沢のザ・スズナリで上演された月刊「根本宗子」の舞台「もっと超越した所へ。」の映画化。
舞台の映画化は邦画では珍しい。
物語は四組のカップルを描く群像劇。
邦画の群像劇は散漫なものが多いが、8人のキャラクターが有機的につながって出色の出来。
今年観た映画ではもっとも超越していた。

描かれているのは様々なタイプのクズ男につかまった女子。
女子中心にアピールする映画ではあるが男が観ても面白い。
完成披露試写では女性4人による最悪のクズ男投票がおこなわれ菊池風磨が演じた朝井怜人がトップを飾った。
なんでも他人のせいにするのが嫌われたようだ(笑)
ちなみに完成披露試写の観客は95%女性。
Sexy Zoneの菊池風磨が出演しているからだろう。

舞台の上演はコロナ前の2015年。
コロナをふまえストーリーも変えられている。
ネタバレ禁のエンディングも舞台版とは変えられ映画ならではの演出となっている。
(舞台を観ていないので分からないが)
面白かったので来年の「宝飾時計」のチケットをとってしまった。
映画の内容については、明日公開なのでぜひそちらでご確認ください(笑)

試写会にて目を閉じた根本さんと山岸監督(^^)/
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