パラレル・マザーズ





パラレル・マザーズ@セルバンテス文化センター オーディトリアム
パラレル・マザーズ.jpg

制作年:2021
制作国:スペイン/フランス
英題:PARALLEL MOTHERS
日本公開:2022年11月3日
上映時間:2時間3分
配給:キノフィルムズ

監督・脚本☆ペドロ・アルモドバル

キャスト
ジャニス☆ペネロペ・クルス
アナ☆ミレナ・スミット
アルトゥロ☆イスラエル・エレハルデ
テレサ☆アイタナ・サンチェス=ヒホン
エレナ☆ロッシ・デ・パルマ
ブリヒダ☆フリエタ・セラーノ

【あらすじ】
フォトグラファーのジャニス(ペネロペ・クルス)と17歳のアナ(ミレナ・スミット)は、同じ日に同じ病院で娘を出産する。ところが、娘セシリアの父親である元恋人の言葉をきっかけにジャニスがDNA鑑定を行ったところ、自身とセシリアに血のつながりがないことが判明する。そして1年後、ジャニスは偶然再会したアナから、彼女の娘が亡くなったことを告げられる。

【感想】
物語は重層的だ。
あらすじに書かれている、ジャニスとアナの子供のとり違いから発生するストーリーがひとつ。
もうひとつが冒頭で描かれる、ジャニスが法人類学者のアルトゥロに依頼する、スペイン内戦時にフランコ政権に殺された彼女の曾祖父を含む10数人の人々の遺骨の発掘をめぐる話がもうひとつ。

ジャニスはアルトゥロから子供(セシリア)が自分に似ていないと言われてDNA鑑定を行う。
その結果彼女と娘の間には100%血縁が無いことが判明する。
そこで彼女は携帯電話の番号を変えて連絡を絶つ。
その目的は?

ある日近所のカフェに立ち寄ると髪を切り見違えるほど大人っぽくなったアナが働いていた。
母親のところを出て自立したアナをジャニスは自分の家に誘う。
一人でやってきたアナに真っ先に「娘さんは?」と尋ねるジャニス。
するとアナは、乳児突然死で亡くなったと告げる。
病院で自分とアナの娘が取り違えられたのではないかと疑っていたジャニスは動転する。
数日後、ジャニスはアナに、セシリアのベビーシッターとして住み込みで働かないかと持ち掛ける。
アナは大喜びでその申し込みをうける。
3人の暮らしが始まってしばらくしてからジャニスは言葉巧みにアナの検体を取りセシリアとのDNA鑑定を行う。
その結果、アナはセシリアの生物学的母親であるということがわかる。
一方でジャニスの曾祖父の遺骨発掘プロジェクトもアルトゥロの働きで前進する。

はたしてジャニスはアナにどう対応するのか?
結末は映画を観て確かめて欲しい。
登場するのはシングルマザーばかり。
男の影は薄く遺伝子を伝えるのは靭い女子なんだと思い知らされる😆
アルモドバルらしい描写も満載。
残念ながらペネロペちゃんのご開帳はありませんでした😖



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