
制作年:2020
制作国:ブラジル
原題:THE PINK CLOUD
日本公開:2023年1月27日
上映時間:1時間43分
配給:サンリスフィルム
監督・脚本☆イウリ・ゲホバージ
キャスト
ジョヴァナ☆ヘナタ・ジ・レリス
ヤーゴ☆エドゥアルド・メンドンサ
サラ☆カヤ・ホドリゲス
フイ☆ジルレイ・ブラジウ・パエス
ジュリア☆ヘレナ・ベケル
【あらすじ】
触れると10秒で死に至るピンク色をした謎の雲が出現し、外出制限で人々は家から一歩も出られなくなってしまう。そんなとき、一夜を共にしていたジョヴァナ(ヘナタ・ジ・レリス)とヤーゴ(エドゥアルド・メンドンサ)は、窓を閉め切って家に引きこもる。月日が流れても事態は一向に好転せず、見知らぬ他人であった二人の間に息子リノが誕生。ロックダウン以前の生活を知らない彼は部屋の中だけで何不自由なく暮らし、ヤーゴも新しい生活に順応していたが、ジョヴァナの内に生じたゆがみは大きくなっていく。
【感想】
今年初めてのユーロライブ。
演しものは珍しいブラジルの映画「ピンク・クラウド」
触れると10秒で死んでしまうピンクの雲が世界に拡がり人間は外に一歩も出られなくなってしまう。
食糧供給のインフラはすぐに整い生活には困らない。
その食糧は誰がどうやって作るのか?
どうかと思うが(笑)そういう設定である。
すぐに雲は消えるかと思うと甘い😆
主人公ふたりは子供をもうけ、彼はすくすくと成長していく。
事前情報いれずに観たので意表をつかれる展開だった。
外に出られなければ戦争も出来ないし平和で良いではないか、などと馬鹿なことを考えた。
ところがそれでも終わらない世界が描けそう。
それは本当のホラーになってしまいそうで怖い😖
2017年に書かれ2019年撮影。
世界はその後コロナ禍に見舞われた。
外出しにくかったとは云え一歩も外に出られない世界とはほど遠い。
ピンクの雲は何を象徴しているのか?
いったいどういう結末になるのか?
ぜひとも劇場で確かめて欲しい。
きっと想像を絶していること請け合いである。
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