レジェンド&バタフライ@スペースFS汐留
制作年:2023
制作国:日本
日本公開:2023年1月27日
上映時間:2時間48分
配給:東映
監督☆大友啓史
脚本☆古沢良太
キャスト
織田信長☆木村拓哉
濃姫☆綾瀬はるか
明智光秀☆宮沢氷魚
森蘭丸☆市川染五郎
福富平太郎貞家☆伊藤英明
各務野☆中谷美紀
徳川家康☆斎藤工
斎藤道三☆北大路欣也
丹羽長秀☆橋本じゅん
木下藤吉郎☆音尾琢真
前田利家☆和田正人
池田恒興☆高橋努
佐久間信盛☆浜田学
林秀貞☆本田大輔
すみ☆森田想
生駒吉乃☆見上愛
滝川一益☆増田修一朗
織田信秀☆本田博太郎
平手政秀☆尾美としのり
柴田勝家☆池内万作
【あらすじ】
尾張国の織田信長(木村拓哉)は大うつけと呼ばれるほどの変わり者だった。敵対する隣国・美濃国の斎藤道三の娘・濃姫(綾瀬はるか)と政略結婚という形で出会った信長は、彼女と激しくぶつかるが、今川義元との戦で一緒に戦術を練ったことから二人は固い絆で結ばれるようになる。そこから二人は、天下統一に向かって歩みだす。
【感想】
東映の70周年を記念する大作時代劇。
尺は3時間近いが人口に膾炙した話が中心で長さは感じない。
でも観終わってさすがに疲れた。
描かれているのは天文18年(1549年)の濃姫の輿入れから1582年本能寺の変まで。
30数年のごく一部をかいつまんで描くだけでこの尺になった😆
信長と濃姫の話は何度も映像化されている。
一番印象に残っているのは大河ドラマ「国盗り物語」
高橋英樹が信長で濃姫は松坂慶子。
光秀は近藤正臣だった。
本能寺の変で信長と共に戦って亡くなるストーリーの作品も記憶に残る。
ところが、実際には濃姫の記録はほとんどない。
戒名もわからないのである。
色々な小説も映像作品もほぼ全てがフィクション。
逆に云えばどんなストーリーもありということ。
本作は信長と濃姫の関係がストーリーの本筋となっている。
帰蝶(濃姫)の生誕は天文4年(1535年)とされている。
冒頭の輿入れの時は14歳ということ。
信長は2歳違いでたぶん16歳かそこら。
そんな二人の新婚初夜が描かれる。
実際の年齢を頭に入れて観るとまた興趣が湧くというものである。
映画の最初のシーンは、なぜかトノサマバッタとオオカマキリが映される。
そしてすぐに輿入れのシーンとなる。
輿入れは春(3月)だからそんな虫がいるわけがない。
これから始まる話は絵空事だよとの宣言だったのだろうか? 😆
他にもある筈の無い描写があったけど目くじら立ててもしょうがあるまい。
木村拓哉の信長として変貌や、綾瀬はるかの体術や馬上姿を楽しめば良い。
なかなか良い仕事をしていたと思う。
この記事へのコメント
きさ
お金がかかっていて見ごたえありました。
ただ、2時間50分近い長い映画なのでそこはもうちょっと短くても良かったかな。
とはいえ綾瀬はるかのファンなので楽しく見ました。
木村拓哉も好演していたと思います。
信長と濃姫の話はなんども映画・ドラマになっているのでさすがに新味を出すのは難しい。
でもうまくまとめていたと思います。
ラストはXXオチだなあと分かりつつ泣かせました。
家康にはビックリ!
まっつぁんこ
ラストはXXオチを期待したんですけどね
家康にはオレもビックリ。まさか斎藤工とは思いませんでした。