Billboard 2023年2月25日
【アルバム】

女性アーティストのアルバムが9週1位を走るのはアデル“25” 以来。
この10年では他にテイラー・スイフトの “1989” をあわせて3枚しかない。
ストリーミングユニット7%減の9万2千でこれは1億2,673万回のオンディマンドストリームに相当する。
売上は1%減の5百枚。
パラモアの “This Is Why” が6万4千ユニット(4万7千枚)で2位に初登場して4枚目のトップ10入り。
ストリーミングユニット1万7千でこれは2,130万回のオンディマンドストリームに相当する。
2017年の前作 “After Laughter” は6万7千ユニット(5万3千枚)で初登場最高6位。
2013年のセルフタイトルアルバム “Paramore” は10万6千枚を売って1位に初登場して彼らにとって初で今のところ唯一のナンバー1を記録。
その他2009年の “Brand New Eyes” も17万5千枚を売って初登場最高2位を記録している。
テイラー・スイフトの “Midnights” は3%減の6万2千ユニットで2位から3位に後退。
モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double” は4%減の4万4千ユニットながら4位変わらず。
トップ10内在位は107週目で単独3位。
トップ10内在位週数の長いアルバムのリスト
173, Original Cast, My Fair Lady, 1956
109, Soundtrack, The Sound of Music, 1965
107, Morgan Wallen, Dangerous: The Double Album, 2021
106, Soundtrack, West Side Story, 1962
105, Original Cast, The Sound of Music, 1960
90, Soundtrack, South Pacific, 1958
87, Original Cast, Camelot, 1961
87, Soundtrack, Oklahoma!, 1956
85, Peter, Paul and Mary, Peter Paul and Mary, 1962
84, Adele, 21, 2011
84, Bruce Springsteen, Born in the U.S.A., 1984
バッド・バニーの “Un Verano Sin Ti” は4%減の4万4千ユニットながら7位から5位に上昇。
メトロ・ブーミンの “Heroes & Villains” は5%減の4万3千ユニットで5位から6位に後退。
ドレイクと21サヴェージの “Her Loss” は7%減の4万ユニットながら8位から7位に上昇。
リアーナの2016年リリースのナンバー1アルバム “Anti” が166%増の3万6千ユニットで50位から8位に上昇。
2月12日スーパーボールのハーフタイムショーにおけるパフォーマンスで売上増。
ハリー・スタイルズの “Harry’s House” は13%減の3万3千ユニながら9位変わらず。
2月5日のグラミー賞で最優秀アルバムを受賞したが受賞効果は限定的でかつてのように売上増が続かないようだ。
トゥモロー・バイ・トゥギャザーの “The Name Chapter: TEMPTATION” は33%減の3万2千ユニットで3位から10位に後退。
2022年の前作 “Minisode 2: Thursday's Child” は6万8千5百ユニット(6万5千5百枚)で初登場最高4位。
1 1 SOS / SZA 93,000 (500)
2 – This Is Why / Paramore 64,000 (47,000)
3 2 Midnights / Taylor Swift 60,000
4 4 Dangerous: The Double Album / Morgan Wallen 44,000
5 7 Un Verano Sin Ti / Bad Banny 44,000
6 5 Heroes & Villains / Metro Boomin 43,000
7 8 Her Loss / Drake & 21 Savage 40,000
8 50 Anti / Rihanna 36,000
9 9 Harry’s House / Harry Styles 33,000
10 3 The Name Chapter: TEMPTATION / TOMORROW X TOGETHER 32,000
【シングル】
マイリー・サイラスの “Flowers” が5週連続1位。
エアプレイ15%増の8,580万で3週連続エアプレイゲイナーを獲得してRadio Songs 4位から1位に上昇して初のエアプレイナンバー1。
ストリーミング13%減の3,370万でStreaming Songs 4週続いた1位から2位に後退。
売上も18%減の2万2千ながらDigital Song Sales 2位から1位に上昇して通算4週目の1位。
エアプレイチャート5週目での1位到達は2016年のジャスティン・ティンバーレイク“Can’t Stop the Feeling!” 以来の最速タイ記録。
1998年に現在のエアプレイチャートが発足して以来5週以内に1位に到達した曲は他に3曲しかない。
アデル “Hello” (2015年に4週目で到達), デスティニーズ・チャイルド “Survivor” ( 2001年5週) と TLCの “No Scrubs” ( 1999年5週)の3曲。
彼女はNBCの大晦日番組で1月13日にニューシングルリリースをアナウンス。
この日は元夫リアム・ヘムスワースの誕生日。
ファンは鋭く鮮明にリリース日を認識した。
東部標準時12日午後7時にリリースされ最初の5時間で240万視聴、68万5千ストリーム、2千枚を売上げるスマッシュヒットとなった。
“Flowers” はマイリー・サイラス2013年9月の “Wrecking Ball” 以来9年1か月と2週間ぶり2枚目のナンバー1となる。
初登場ナンバー1はチャート史上65枚目。
1,145枚目のナンバー1曲となる。
本曲も収録されるニューアルバム “Endless Summer Vacation” は3月10日発売予定。
シザの “Kill Bill” は2位変わらず。
Streaming Songs 1位に復帰して通算4週目の1位。
Hot R&B/Hip-Hop Songs と Hot R&B Songs の両チャートで10週連続1位。
メトロ・ブーミン ウィズ ザ・ウィークエンド アンド 21サヴェージの “Creepin’
” は5位から3位に上昇。
ピンクパンサレスとアイス・スパイスの “Boy's a Liar, Pt. 2” が14位から4位に上昇。
ストリーミング54%増の3,110万で今週のストリーミングゲイナーを獲得。
エアプレイ258%増の210万。
売上も58%増の1千。
モーガン・ウォレンの “Last Night” は3位から5位に後退。
Hot Country Songs で2週連続1位。
サム・スミスとキム・ペトラスの “Unholy” は4位から6位に後退。
ザ・ウィークエンドの “Die for You” は8位から7位に上昇。
テイラー・スイフトの “Anti-Hero” は7位から8位に後退。
ビヨンセの “Cuff It” は6位から9位に後退。
デヴィッド・グエッタとビービー・レクサの“I’m Good (Blue)” は9位から10位に後退。
Hot Dance/Electronic Songs チャートで22週目の1位。
1 1 Flowers / Miley Cyrus
2 2 Kill Bill / SZA
3 5 Creepin’ / The Weeknd and 21 Savage
4 14 Boy’s a Liar, Pt. 2 / PinkPantheress and Ice Spice
5 3 Last Night / Morgan Wallen
6 4 Unholy / Sam Smith and Kim Petras
7 8 Die for You / The Weeknd
8 7 Anti-Hero / Taylor Swift
9 6 Cuff It / Beyoncé
10 9 I’m Good (Blue) / David Guetta and Bebe Rexha
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