サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男-@東京建物Brillia HALL
稲垣吾郎の主演舞台を初観戦
公演日程
【東京公演】2023年4月14日(金)~4月30日(日)東京建物Brillia HALL
チケット
S席 13,500円 注釈付S席 13,500円 A席10,000円
【大阪公演】2023年5月12日(金)~5月14日(日)オリックス劇場
チケット
S席 13,500円 A席10,000円
【松本公演】2023年5月20日(土)~5月21日(日)まつもと市民芸術館主ホール
チケット
S席 13,500円 A席10,000円B席7,500円
【脚本】中島かずき
【演出】白井晃
【出演】
シャルル=アンリ・サンソン/稲垣吾郎
ルイ16世/大鶴佐助
トビアス・シュミット(崎山つばさ
ジャン=ルイ・ルシャール/佐藤寛太
ナポリオーネ・ブオナパルテ/落合モトキ
ルイ=アントワーヌ・サン=ジュスト/池岡亮介
エレーヌ/清水葉月
デュ・バリー夫人/智順
マチュラン・ルシャール/春海四方
グロ/有川マコト
ラリー・トランダル将軍/松澤一之
ジョセフ・ギヨタン/田山涼成
【あらすじ】
1766年、フランス。その日、パリの高等法院法廷に一人の男が立っていた。
彼の名はシャルル=アンリ・サンソン(稲垣吾郎)。パリで唯一の死刑執行人であり、国の裁きの代行者 “ムッシュー・ド・パリ” と呼ばれる誇り高い男だ。市中で最も忌むべき死刑執行人と知らずに、騙されて一緒に食事をしたと、さる貴婦人から訴えられた裁判で、シャルルは処刑人という職業の重要性と意義を、自ら裁判長や判事、聴衆に説き、勝利を手にする。
父・バチスト(榎木孝明)の仕事を受け継ぎ、処刑人としての使命、尊厳を自ら確立しつつあったシャルル。
おりしもルイ15世の死とルイ16世(大鶴佐助)の即位により、フランスは大きく揺れはじめ、シャルルの前には次々と罪人が送り込まれてくるようになる。将軍、貴族、平民。日々鬱憤を募らせる大衆にとって、処刑見物は、庶民の娯楽でもあったが、慈悲の精神を持つシャルルは、自身の仕事の在り方に疑問を募らせていく。
そんなある日、蹄鉄工息子ジャン・ルイ(佐藤寛太)が、恋人エレーヌ(清水葉月)に横恋慕した父を殺める事件が発生。その死は実際には事故によるものだったが、「親殺し」の罪は免れず、ジャン・ルイは車裂きの刑を宣告される。しかし、職人のトビアス(崎山つばさ)、後に革命家となるサン=ジュスト(池岡亮介)ら、彼の友人たちは、刑場からのジャン・ルイ奪還を目論み、成功する。この顛末を目の当たりにしたシャルルは、いっそう、国家と法、刑罰のあり方について、思考を深めることとなる。
さらに、若きナポレオン(落合モトキ)、医師のギヨタン(田山涼成)ら、新時代のキーマンとなる人々とも出会い、心揺さぶられるシャルルがたどり着いた境地とはーーー。
【感想】
4月29日(土)東京建物Brillia HALL。
演しものは稲垣吾郎主演舞台「サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男」。
稲垣吾郎の舞台のチケットはなかなか取れなかった。
ところが本公演。2階席の後方は空席が目立った。
観客は80%が女性のイメージ。
定刻の17時ぴったりに開演。
暗闇の中に絞首台、そして大剣が置かれた断頭台が浮かび上がる。
それをじっと見つめる男。
舞台中央に稲垣吾郎が颯爽と登場。
緑のマントを翻し歩く。
トリコロールの旗を持った人々がサンソンの周りを通り過ぎていく。
彼とすれ違った瞬間、人々の旗が赤い血に染まる。
振り向くサンソン。
だが人々はそのまま通りすぎて消え去る。
そこに断頭台の刃が落ちる音が重なっていく。
そして裁判長の声がするーーー
という調子で幻想的な舞台がスタート。
パリ高等法院のシーンへとなだれこんでいく。
特に歌や踊りもないストレートプレイ。
上段に書いたような芝居がステージ上で行われているが2階席からはよく見えない。
席が悪くて涙が出てきました😄
タイトルロールはいかにも稲垣吾郎にぴったり。
芝居もうまくてファンにはたまらないのだろう。
もっと良い席で観たかった。
第一幕は18時まで。
休憩20分でしたが女性客が多くてトイレが大行列。
それでも第二幕が始まったのはほば定刻。
終演は19時25分。
カーテンコールは5分近くありすぐにスタンディングオベーション。
吾郎ちゃんの人気の高さがうかがわれた。
そのわりに空席が目立ったのは残念。
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