昨日は第73回NHK杯将棋トーナメント決勝佐々木勇気八段VS藤井聡太八冠戦が放映された。
既報のとおり佐々木勇気八段が大逆転で八冠を破り初優勝。
図は115手目に佐々木八段が後手藤井八冠の87飛成にたいして58玉と逃げた局面。
この局面は後手の藤井聡太八冠必勝である。
誰が指しても66角成としそうなところ(実際にそれで勝ち)。
藤井八冠は67銀 47玉 56銀不成 38玉 とすすめ 55角成 と大逆転を呼ぶ悪手を指してしまう。
55角成 のところは ここでも 66角成 で勝ちだった。
問題は、しろうとがみても明らかに66角成 と指しそうな局面でなぜ藤井八冠が 55角成 と指してしまったかである。
何か理由があるはず。
youtuberの解説をみても、55角成が悪手で66角成なら勝ちと解説するだけ。
それはオレですらわかるのである🤣
6六角成なら2四飛は無い。
2四飛をうっかりしたのか?
6六角成 に対して何か嫌な手があったのか?
滅多にない逆転負けなので何か錯誤があったとは思う。
その辺に突っ込んだ記事を期待したい。
この対局に負けたため、中原誠当時五段の最高勝率記録8割5分5厘(47勝8敗)の更新はおあずけ。
棋王戦最終局に勝ったので46勝8敗8割5分2厘とわずかに及ばなかった。
8敗のうちタイトル戦で負けたのが5局。
あとは本局含め早指し対局3局のみ。
他の敗局は朝日杯将棋オープン戦 決勝VS永瀬拓矢九段と銀河戦決勝VS丸山忠久九段の2局。
渡辺明九段が名人戦で2局も勝ったのは快挙といえる。
銀河戦決勝の結果は将棋連盟が丸山九段の千勝達成をアナウンスしてしまったためネタバレ。
結果が分かってしまった放映はお通夜のようだったそうだ。
NHK杯の結果も石田九段のにおわせ投稿が物議を醸している。
結果を知る立場のひとは多いと思う。
せっかくみんなネタバレ避けているのに本家本元が、いくら愛弟子の優勝が嬉しかったとはいえ沈黙を守れないのはまずいだろう(笑)
むかし極秘プロジェクトを秘していたのに対象会社の株がじりじりと上がって倍になったのを思い出した。
口の軽いひとは多い🤣
その点大谷翔平の結婚は一切情報漏れしなかった。
すごいと思う。(関係無いけど)
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