鬼平犯科帳 血闘 @一ツ橋ホール
制作年:2024
制作国:日本
日本公開:2024年5月10日
上映時間:1時間51分
配給:松竹
原作☆池波正太郎
監督☆山下智彦
キャスト
長谷川平蔵☆松本幸四郎
長谷川銕三郎☆市川染五郎
久栄☆仙道敦子
おまさ☆中村ゆり
相模の彦十☆火野正平
佐嶋忠介☆本宮泰風
木村忠吾☆浅利陽介
☆酒井祐助山田純大
沢田小平次☆久保田悠来
小野十蔵☆柄本時生
三次郎☆松元ヒロ
おたね☆中島多羅
おりん☆志田未来
おろく☆松本穂香
網切の甚五郎☆北村有起哉
京極備前守高久☆中井貴一
鷺原の九平☆柄本明
【あらすじ】
悪党たちから恐れられる火付盗賊改方長官・長谷川平蔵(十代目・松本幸四郎)の前に、若き日に世話になった居酒屋の娘・おまさ(中村ゆり)が現れ、密偵になることを申し出る。平蔵に断られた彼女は、彼が芋酒屋の主人と盗賊の二つの顔を持つ鷺原の九平(柄本明)を追っていることを知ると、独断で調査を開始。おまさは九平を探るうちに凶悪な盗賊・網切の甚五郎(北村有起哉)の悪計を知り、網切一味に潜り込む。
【感想】
池波正太郎生誕百周年を記念した「鬼平犯科帳」のリメイク。
時代劇専門チャンネル鬼平犯科帳本所・桜屋敷に次ぐ劇場版映画。
1995年版では松本幸四郎の叔父さん二代目中村吉右衛門が長谷川平蔵を演じた。
本作では市川染五郎が長谷川銕三郎を演じて親子共演。
鷺原の九平を柄本明が演じ、息子の柄本時生が小野十蔵を演じてこちらも親子共演。
続編でくの十蔵が6月放映予定。
十蔵役は柄本時生で本作ラストに前振りがありました。
吉右衛門版「鬼平」では柄本明が十蔵を演じていた。
本作は火付盗賊改方と網切の甚五郎の三度にわたる対決が描かれる。
一度目はおまさの働きで見事に甚五郎の盗み働きを阻止。
めでたく終わりかと思ったらさにあらず。
まんまと(映画を盛り上げるため🤣)甚五郎は逃げのびる。
鷺原の九平の協力でおまさは甚五郎の逃亡先をつきとめるが甚五郎につかまってしまう。
その隠れ家に単身でのりこんでいく平蔵。
なんとかおまさを助け出すがまたも甚五郎は取り逃がしてしまう。
二度目の、これで終わりか!である。
最後にもうひと山。
これが最後の血闘となる。
全般的に手に汗握る展開で、ザ・時代劇という感じ。
終映後に一般試写会では珍しく盛大な拍手があった。
続編も観たいが時代劇専門チャンネルでは敷居が高い。
映画館で公開して欲しいものである。
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ふじき78