第402回詰工房参加記

5月25日(土)に開催された第402回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑)
小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片

今日は第402回詰工房に参加した。
詰工房への参加は先月の401回に続き7か月連続。
会場「きゅりあん」に今月は定刻の8分後に到着。
会場がいつもの4階ではなく5階の第3講習室だったので少々迷った。
金子さん、初参加のTくん新井さんに次ぐ四番乗り。
大学生のTくんは将棋経ずして詰将棋にすすんだ珍しい人。
解図は中学校まで、創作はできないとのこと。
ikironさんに創作を勧められていた。
どうしたら創れるようになりますか?と聞かれて
「自分の場合は3手詰めをたくさん作った」
と言うので「その次は?」と聞くと
「5手詰め」
「えっ500手詰めじゃないの?」
「それはイノテツさん🤣」
などという会話をイベント終了後にした。
新井さんはこのところ毎月熱心に来られている。
今月の詰パラ高等学校25は初めて詰工房に参加した時に披露した作品だそうだ。

今月は20代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん13名。
前回はゴールデンウィークなのに23名も出席者がいて、他にすることないのか?🤣と思ったが今月は少なかった。
ただし熱心な参加者が多くほとんどの方が二次会に参加されていた。
看寿賞作家は5名が参加していたと思う。

初参加のTくんのほかの目玉としては北海道からDJカートンさんが初参加?
詰将棋イベントへの参加は前々回大阪の全国大会以来だそうだ。
北海道のお菓子や飲み物をおみやげに持参されていた。
また、某氏からオークションで譲り受けた盛り上げ駒を披露された。
前回なら角さんが来られていたので色々と話が伺えたのにと少し残念。
主目的は府中のレースとのことで(^^)/先月はレースが無かったのでムリだったそうだ。
オレは不躾に「いくらで落札したの?」と質問。
「思うほど高くないですよ」とのことだったので ikiron さんに「いくらだと思う?」と質問。
ikiron さんの答えは「〇△万円」
駒のことなんか分からないので仕方ないけど色々と興味深かった。

上に書いた事とは前後するが、オレが到着してからすぐにイノテツさんがやってきた。
「今月の高校難しいですよね。3問解けないんですけど」
あのな~御冗談もほどほどにってところ🤣
たしかに第一感の初手はずすと少しは苦戦しそうだけどイノテツさんに解けないわけはない。
高22の泉さんの作品を解いて良い作品ですねと意見一致。
ほかの問題も盤面に駒置いて動かして解図。
オレは一度解いているのに既に忘れていて復習になった。
ssさんからやや厳しめの意見の出た作品もあったような(笑)

あとは7月に開催される全国大会の話もあった。
予約のことが多かったかな。
まだ予約は始まっていないがそのうち案内があるのでは?
昨年は出席者のうち予約していた人は半分くらいだったそうだ。
「行けば追い返されることはないからだいじょうぶだよ」
といい加減なことを言ってしまった。

あとの時間は新作の解図。
芹田さんの双玉作品や青木さんの29手詰めほか色々出題があった。
宗岡さんの15手詰めはオレも解けた。

3時過ぎから2024年第12回春霞賞候補作の説明と投票が始まった。
久保くんが候補作3作を説明して投票。
「4択を決めさせる酒井手筋」の説明はともかく
「クリティカルスクエアの飛び越え」の説明で アタッカー (2二飛) と ブロッカーの概念図をささっと作り、オブジェクトが動くところが特色とわかりやすく説明してくれたのが印象に残った。
6票を得た作品が候補作となった。

その後は田中徹さんの今月の注目作説明。
オレはスマホ詰パラや詰将棋メーカーは見ていないのでいつも楽しみにしている。
作者が出席していれば作品の狙いが直接聞けるのもメリット。

大学院3 渡辺直史氏作
4段龍鋸とのことだが、なぜ4段なのか?が少し話題になった。
オレは三段目から六段目までの4段を龍が動くからでしょ?と言っておいた。

大学院4 添川公司氏作「若駒」
こちらは5段馬鋸とのこと。
どこが5段なのか分からなかったが、イノテツさんによるとこれは5段馬鋸なのだそうだ。
イノテツさんがそう言うのなら5段なのだろうと納得(笑)
詰棋めいとに馬鋸の論考があるのだそうだ。
そのうち死蔵している詰棋めいとをひっぱり出して確認したい。

参考図として近代将棋1984年12月号藤本和氏作「夢の旅人」307手詰の説明があった。
こちらは6段馬鋸だそうだが、あまり馬鋸という感じじゃない。
これは複雑で相当解答者を悩ませそう。正解者ゼロ?
などと言ったら小池さんが国会図書館のアーカイブにあたって調べてくれた。
正解者2名。
ミスターM氏と松島節さん。
すぐに調べ出す小池マジックすごい🤣

彩棋会2 北村憲一氏作
課題の打ち換えという感じはしないがよくこんな簡素形が残っていた。
過去作との類似は?と聞くとDJカートンさんが北村さんは調べ尽くしているはずとおっしゃっていた。

デパート2 虹霓氏作
iIkiron さんから、初手3六桂が9四龍の時に逆王手で逃れるためではない作りにできなかったのかな?たとえば6三馬を2七馬とか8一馬と置いて・・・難しいかといったコメントがあった。

デパート4 山田康一氏作
ikiron さんから、ひも付きでない角の移動中合いにできないかな・・・難しいかなというコメントがあった。

今月の注目作の紹介が終わったのは16時30分。
その後17時近くまで歓談。
宗岡さんのレーティング選手権対戦譜から次の一手の出題があり楽しかった。
4二飛 は良い手でした。
来月も元気だったら参加します。

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