
昨年のモーガン・ウォレン “One Thing at a Time” 以来の発売から7週連続1位を飾った。
“One Thing at a Time” は最初の12週連続1位。
彼女の14枚のナンバー1アルバムの中で4番目に長い7週在位となった。
デビューから7週連続で1位をキープしたのはFolkloreの6週を抜いて最長となった。
ストリーミングユニットは10%減の12万ユニットでこれはオンディマンドストリーム1億5,726万回に相当する。
TTPDと略される本作は東海岸時間19日零時に16曲収録のスタンダード盤がリリースされた。
2時間後に31曲収録の拡張盤がダウンロードとストリーミングでリリース。
テイラーは「午前2時のサプライズ!TTPDはシークレットダブルアルバム。過去2年でたくさんの 苦しい詩を書いたの。それをみんなと分かち合いたい。これがTTPD2回目15曲追加盤。これで全てはみんなのもの」と書いた。
TTPDはテイラー14枚目のナンバー1アルバム。
ジェイ・Zと並びビートルズ19枚に次ぐ史上2位タイとなった。
ナンバー1アルバムの多いアーティスト
19, The Beatles
14, Jay-Z
14, Taylor Swift
13, Drake
11, Bruce Springsteen
11, Barbra Streisand
11, Ye (formerly Kanye West)
10, Eminem
10, Future
10, Elvis Presley
またテイラー・スウィフトの1位在位週数は76週となり、ソロアーティストでは最高記録更新。
2位はエルヴィス・プレスリーの67週。
K-POPエイティーズの “Golden Hour: Part.1” が13万1千ユニット(12万7千枚)で2位に初登場して5枚目のトップ10入り。
こちらが今週のトップセリングアルバム。
ストリーミングユニットは4千ユニットでこれはオンディマンドストリーム615万回に相当する。
昨年の“The World EP.Fin: Will” は15万2千ユニット(14万6千枚)で1位に初登場して今の所唯一の全米ナンバー1を記録。
31種類の色々なグッズ同梱のCD発売が売上に貢献。
ビリー・アイリッシュの “Hit Me Hard and Soft” は19%減の11万7千ユニットで2位から3位に後退。
アルバムチャートのトップ3のユニットが10万ユニットを2週連続で越えるのは昨年10月28日と11月4日付以来7か月ぶり。
モーガン・ウォレンの “One Thing at a Time” は3%減の7万1千ユニットながら4位変わらず。
通算19週も1位を記録。
前作 “Dangerous: The Double Album” も26万5千ユニット(7万4千枚)で1位に初登場し10週も1位を記録。
アメリカでの人気は根強い。
こちらも外盤を購入したが好みでなくほとんど聴いてない。
シャブージーの3枚目 “Where I've Been, Isn't Where I'm Going” が5万ユニット (8千枚)で5位に初登場して初のチャートインでトップ10入り。
ストリーミングユニットは3万9千ユニットでこれはオンディマンドストリーム5,266万回に相当する。
売上はすべてダウンロードで他のフォーマットは無い。
モーガン・ウォレンの “Dangerous: The Double Album” は4%減の4万3千ユニットながら6位変わらず。
トップ10内在位は146週目で単独2位。
ノア・カーンの “Stick Season” は5%増の4万2千ユニットで9位から7位に上昇。
フューチャーとメトロ・ブーミンのコラボアルバム“We Don’t Trust You” は6%減の4万ユニットで7位から8位に後退。
CDが発売されたのでさっそく購入。
やはりLike That がベストトラック(^^)/
ガンナの “One of Wun” は6%減の4万ユニットで8位から9位に後退。
2023年の前作 “A Gift & a Curse” は8万5千ユニット(1千枚)で初登場最高3位。
2022年の “DS4Ever” と2020年の “Wunna” は初登場最高1位、2019年の “Drip or Drown 2” も9万ユニット(7千枚)で初登場最高3位。
2018年リル・ベイビーとの “Drip Harder” が最初のトップ10入りで最高4位を記録。
本アルバムは4月15日に発売がアナウンスされた。
その後5月3日にいたるまでリリース日5月10日の発表はなされなかった。
今の所ストリーミングとダウンロードのみでフィジカル盤は発売されていない。
ガンナのオフィシャルサイトでCDとレコードの予約が開始されているが、発売日の記載はなく2024年発売とのみアナウンスされている。
ザック・ブライアンのセルフタイトルアルバムは3%減の3万6千ユニットながら10位変わらず。
本アルバムはアマゾンで購入して聴いてみたが好み。
同じカントリージャンルでは大人気のモーガン・ウォレンよりこちらが好き。
2022年の前作 “American Heartbreak” は7万1千5百ユニット(6千枚)で初登場最高5位。
1 1 The Tortured Poets Department / Taylor Swift 148,000 (27,000)
2 – ★Golden Hour: Part.1 / ATEEZ 131,000 (127,000)
3 2 Hit Me Hard and Soft / Billie Eilish 117,000
4 4 One Thing at a Time / Morgan Wallen 71,000
5 – ★Where I’ve Been,Isn’t Where I’m Going / Shaboozey 50,000 (8,000)
6 6 Dangerous:The Double Album / Morgan Wallen 43,000
7 9 ★Stick Season / Noah Kahan 42,000
8 7 We Don't Trust You / Future and Metro Boomin 40,000
9 8 One of Wun / Gunna 40,000
10 10 Zach Bryan / Zach Bryan 36,000
【シングル】

初登場から4週連続で1位を記録するのは昨年のマイリー・サイラスFlowers以来。
4週連続1位はモーガン・ウォレンLast Night が10週連続1位を飾って以来。
ポスト・マローン6枚目とモーガン・ウォレン2枚目の全米ナンバー1。
シングルチャートとカントリーチャートの双方で1位を記録した27曲目のシングルとなり、両チャートで1位に初登場して3週連続で1位をキープした史上初の曲となった。
今週は4週連続に記録を更新。
史上初の2週連続記録を達成したのは昨年のオリバー・アンソニー・ミュージック Rich Men North of Richmond。
エアプレイ13%増の5,930万でRadio Songs 5位変わらず。
ストリーミングは4%減の4,560万でStreaming Songs 2位変わらず。
売上は8%減の1万4千で Digital Song Sales 2位から3位に後退。
4週目でのエアプレイチャートトップ5入りは昨年のマイリー・サイラス Flowers 以来(先週達成)。
カントリーエアプレイチャートでも4位から3位に上昇してたったの5週でトップ3入り。
その他 Adult Pop Airplay も10位から8位に上昇。
Pop Airplay も14位から10位に上昇してトップ10入り。
色々と細分化されたエアプレイチャートがあり違いが良く分からないが拘りがあるのだろう(笑)
エミネムの “Houdini” が2位に初登場してリアーナをフィーチャーした2013年のThe Monster(最高1位)以来のハイポジションを記録して23枚目のトップ10入り。
直近のトップ10入りは2020年2月に初登場最高3位を記録したジュース・ワールドをフィーチャーしたGodzilla。
ストリーミングは4,880万で Streaming Songs 1位に初登場して3枚目の1位。
エアプレイ400万。
売上は4万9千で Digital Song Sales 1位に初登場して12枚目の1位。
本曲は今夏リリース予定のエミネム12枚目のスタジオアルバム The Death of Slim Shady(Coup De Grace) の先行シングル
23枚目のトップ10入りは1958年に始まったホット100史上18組目のアーティストとなる。
最初のトップ10入りは2000年6月に最高4位を記録した The Real Slim Shady。
2000年代以降ではドレイク(78)テイラー・スウィフト(59)リアーナ(32)ジャスティン・ビーバー(26)リル・ウェイン(25)ビヨンセ(24)に続く7番目。
Hot R&B/Hip-Hop Songs と Hot Rap Songs の両チャートで1位に初登場して前者2枚目後者は6枚目の1位。
本曲には1982年9月に2週1位を記録したスティーブ・ミラー・バンドのAbracadabra がサンプリングされている。
Abracadabra は3曲あるスティーブ・ミラー・バンドのナンバー1のラストを飾る大ヒット。
(他の1位は1974年のThe Joker と1976年の Rockin’ Me)
スティーブ・ミラーが独りで曲を書いており、本曲Houdiniにもライティングがクレジットされている。
彼らのトップ10ヒットは5枚でナンバー1の3枚以外に "Fly Like an Eagle"(最高2位)と "Jet Airliner"(最高8位)の2枚がある。
トミー・リッチマンの初ヒット “Million Dollar Baby” は3位変わらず。
彼の過去のチャートインは昨年11月にブレント・ファイヤズ “Upset” にフィーチャーされてHot R&B Songs 12位 Hot R&B/Hip Hop Songs 33位にランクインのみ。
まったくの新人がチャート上位に初登場したのは昨年のオリバー・アンソニー・ミュージック“Rich Men North of Richmond” 以来。
オリバーはその後音沙汰無しだがトミーはどうなるか楽しみ。
Hot R&B Songsで6週連続1位。
シャブージーの “A Bar Song(Tipsy)” も4位変わらず。
2004年に最高2位を記録したJ-クウォン“Tipsy” が使われている。
売上31%増の2万6千で 今週のセールスゲイナーを獲得したがDigital Song Sales 1位から2位に後退。
シャブージーはビヨンセのナンバー1アルバム“Cowboy Carter” 収録曲のうち2曲 “Spaghettii” と“Sweet*Honey*Buckiin” で客演しそれぞれ31位と61位にランクインした。
ケンドリック・ラマーの “Not Like Us” は2位から5位に後退。
チャート史上1,171曲目でナンバー1で79枚目の初登場1位を記録。
3月の “Like That” でラマーは自分がラッパーナンバー1でドレイクやジェイ・コールはめじゃないと二人をディスった。
もとはドレイクのFirst Person Shooter なんだけど、3人のほかにエイサップ・ロッキー、リック・ロス、ザ・ウィークエンド、イェも巻き込んだディスり合いになっている。
そんな話題は日本に伝わることがなく目にすることも耳にすることもない。
あいかわらずキレイな男の子や女の子がいっぱい出てきてチャカチャカ踊っているだけだ(笑)
平和で良い。
ケンドリック・ラマーのナンバー1リスト
“Not Like Us” 2024/5/18 (今の所1週間)
“Like That” 2024/4/6 3週間
“Humble” 2017/5/6 1週間
“Bad Blood” 2015/6/6 1週間
サブリナ・カーペンターの “Espresso” は5位から6位に後退。
初のトップ40入りでPop Airplayチャートで初の1位を記録。
今年のコーチェラでもパフォーマンスを披露。
また彼女はテイラー・スウィフトのエラズ・ツアーで昨年8月から今年の3月にかけての
メキシコ・アルゼンチン・ブラジル・オーストラリア・シンガポール30公演でオープニングアクトをつとめた。
東京公演には来ていない💢
前座があると本公演は1時間遅れになるから無い方が良かったけど🤣
ホージア “Too Sweet” は8位から7位に上昇。
ワンチャンスを活かして1位に到達しておいて良かったね🤣
Hot Rock&Alternative Songsは9週1位。
Hot Rock Songs とHot Alternative Songsは10週1位。
テディー・スイムズのナンバー1ヒット “Lose Control” は7位から8位に後退。
エアプレイ3%増の7,120万でRadio Songs 9週連続1位。
最高2位を記録したベンソン・ブーン “Beautiful Things” は9位変わらず。
ザック・ブライアンの “Pink Skies” は先週の初登場6位から10位に後退。
次のアルバムタイトルThe Great American Bar Scene の先行シングル。
彼にとって “I Remember Everything” (最高1位)“Something in the Orange”(最高10位) に続く3枚目のトップ10入り。
Pink という単語がタイトルに含まれる曲としてはチャート史上4曲目のトップ10入り。
Pink がタイトルに含まれるトップ10ヒットのリスト
Pink Shoe Laces / Dodie Stevens 1959年最高3位
Pink Cadilac / Natalie Cole 1988年最高5位
Pink Skies / Zack Brtan 今の所最高6位
Pink Houses / John Mellencamp 1984年最高8位
意外と少ない🤣
アーティスト名にPinkが含まれるトップ10ヒットの方が多い。
Another Brick in the Wall / Pink Floyd 1980年4週1位
Boy’s a Liar ,Pt,2 / Pink Pantheress 2023年最高3位
House of the Rising Sun / Frijid Pink 1970年最高7位
その他そのものずばり Pink ピンクが4曲のナンバー1を含む15曲をトップ10入りさせている。
1 1 ★ I Had Some Help / Post Malone featuring Morgan Wallen
2 – ★Houdini / Eminem
3 3 ★Million Dollar Baby / Tommy Richman
4 4 ★A Bar Song (Tipsy) / Shaboozey
5 2 Not Like Us / Kendrick Lamar
6 5 ★Espresso / Sabrina CarpenterEspresso
7 8 ★Too Sweet / Hozier
8 7 Loose Control / Teddy Swims
9 9 Beautiful Things / Benson Boone
10 6 Pink Skies / Zach Bryan
★はポイント増
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