#スージー・サーチ

#スージー・サーチ@ユーロライブ
スージー・サーチ.jpg

制作年:2022
英題:SUSIE SEARCHES
制作国:アメリカ/イギリス
日本公開:2024年8月9日
上映時間:1時間45分
配給:SUNDAE

監督・原案☆ソフィー・カーグマン

キャスト
スージー・ウォリス☆カーシー・クレモンズ
ジェシー・ウィルコックス☆アレックス・ウルフ
ギャラガー教授☆ドリー・ウェルズ
グラハム保安官代理☆デヴィッド・ウォルトン
ジリアン☆レイチェル・セノット
レイ・ガルシア☆アイザック・パウエル
ヘイデン・パワーズ☆アレックス・モファット
アンドルーズ学長☆ジェフリー・オーウェンズ
ジェド☆ジャレッド・ギルマン
ビッグ・マイク☆コルビー・ルイス
エドガー☆ケン・マリーノ
ロギンズ保安官☆ジム・ガフィガン

【あらすじ】
大学生のスージー(カーシー・クレモンズ)は、ポッドキャストで配信を続けているものの不器用なこともあってなかなかフォロワーが増えずにいた。あるとき、人気インフルエンサーとして活躍する同級生のジェシー(アレックス・ウルフ)が失踪する。スージーがポッドキャストで事件の謎に迫るべく配信を開始すると、その最中にジェシーを発見。それをきっかけに人気インフルエンサーとなったスージーは、さらに失踪事件を調べていく。

【感想】
SNS文化を鋭く風刺した衝撃作!とのこと🤣
SNS文化とは何か?
良く分からないが最初に気づかされたのは2023年の「スシロー迷惑動画事件」だっただろうか?
その後も色々な店でアルバイトが不適切動画を撮影して投稿する事件はあとを絶たない。
海外では人気インスタグラマーの撮影中落下が時々報じられる。
SNSが普及したことによりインフルエンサーなるテクニカルタームも生まれた。

多くのフォロワーがいて閲覧数の多い投稿をすれば金になる。
いつの間にかSNSが金のなる木になった。
2024年4月時点で最もフォロワーが多かったインスタグラム(Instagram)の個人アカウントは、サッカーのクリスティアーノ・ロナウド(Christiano Ronaldo)選手で約6億2,800万人だそうだ。
ブランドの広告塔である多くの著名人やスポーツ選手はSNS上の広告やスポンサー付きコンテンツからも収入を得ている。
ロナウド選手の1件あたりの平均広告価値は98万5,441ドル。
一回の投稿でなんと1億5千円もかせぎだす。
日本人で一番多いのは渡辺直美さん(watanabenaomi703)で988万人。
岸田文雄総理大臣は22万2,287人だそうだ🤣

一回バズればフォロワーも増えて広告収入も増えるのだろう。
が、有名人でない一般人が一過性でバズってもたかがしれている。
それなのに「スシロー迷惑動画事件」のようなことを行う者はあとを絶たない。

そこでスージー・ウォレスの立てた作戦とは何か?
スシ屋の醤油さしをなめるなんてしょぼくれた作戦ではない(笑)
まあ、色々と突っ込みどころはあるのだがなかなかの作戦である。
そして首尾よく成功をおさめているように見えるのだが・・・
というところから二転三転ネタバレ禁のストーリーが展開する。
いかにも欧米といった要素も織り込まれている。
そしてラスト!
これがまた気の利いた落としどころでとても感心。
面白いスリラーでおすすめの一本だ。

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