ベルナデット 最強のファーストレディ

ベルナデット 最強のファーストレディ@日比谷コンベンションホール
ベルナデット.jpg

制作年:2023
制作国:フランス
英題:BERNADETTE
日本公開:2024年11月8日
上映時間:1時間33分
配給:ファインフィルムズ

監督・脚本☆レア・ドムナック

キャスト
☆カトリーヌ・ドヌーヴ(ベルナデット・シラク)
☆ドゥニ・ポダリデス(ベルナール・ニケ)
☆ミシェル・ヴュイエルモーズ(ジャック・シラク)
☆サラ・ジロドー(クロード・シラク)

【あらすじ】
夫であるジャック・シラクを大統領にするため、陰で奔走してきたベルナデット(カトリーヌ・ドヌーヴ)。ついに大統領府であるエリゼ宮に入ることができ、自分の貢献に見合う場を得られると思っていたが、夫やその側近、さらに夫の広報アシスタントを務める娘・クロードからも「時代遅れ」「メディアに不向き」との烙印を押されてしまう。そこで彼女はエリゼ宮職員のベルナール・ニケを参謀に迎え、メディアの最重要人物を目指し始める。

【感想】
フランス🇫🇷第22代大統領ジャック・シラクの夫人ベルナデットをカトリーヌ・ドヌーヴが演じた。
ジャック・シラクが大統領になった1995年から2007年にサルコジに政権を渡すまでの12年間が虚実ないまぜ?にユーモアたっぷりに描かれて秀逸。

ダイアナ妃が事故死した1997年8月31日。
シラク大統領は行方不明。
女優と密会していたのが明らかになる。
周囲やベルナデットの反応を含めて非常に興味深い。
日本ではこうはいくまい🤣

最後は大統領に無断でサルコジを支持。
インタビューに「大統領の許可なんか要らないわ!」と啖呵を切る。
面子にこだわる男と現実的な女。
これも非常に興味深かった。

尺も93分と短めで過不足なくまとまっていた。
随所で笑いを誘われるシーン満載。
面白かった。おすすめの一本。

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