【アルバム】
韓国の8人組ボーイグループ、エイティーズの “Golden Hour: Part.2” が18万4千ユニット(17万9千枚)で1位に初登場して2枚目の全米ナンバー1。
ストリーミングユニットは5千ユニットでこれは643万回のオンディマンドストリームに相当する。
グッズ同梱のCDが23種類、レコードが6種類発売された。
ダウンロードも3種類ある。
昨年の “The World EP.Fin: Will” は15万2千ユニット(14万6千枚)で初登場最高1位。
6曲収録時間17分弱でほとんど韓国語での演奏である。つまらん。
リンキン・パークの7年ぶりのアルバム “From Zero” が9万7千ユニット(7万2千枚)で2位に初登場して12枚目のトップ10入り。
ストリーミングユニットは2万4千ユニットでこれは3,218万回のオンディマンドストリームに相当する。
リードヴォーカルがエミリー・アームストロング、ドラムがコリン・ブリテンにメンバーチェンジして初のアルバムとなる。
2017年に自殺したリードヴォーカルのチェスター・ベニントンと2018年に去ったドラムのロブ・ボードンに代わるメンバーとなる。
リードヴォーカルが男性から女性に交代してだいじょうぶなのだろうか?
レコードが11種類(色違い、ピクチャーディスクが2種類と4種類のカバー違い)CDが4種類(グッズ同梱のデラックスボックスセット、ジンパッケージ含む)2種類のカセットとダウンロードも2種類が発売されている。
すべて同じ11曲収録。
ダウンロード1種類のみが3曲のライブ音源がボーナストラックとして追加されている。
本アルバムのリリースは9月5日のライブストリームコンサートでアナウンスされた。
同時にアームストロングとブリテンの加入も発表された。
ファーストシングル “The Emptiness Machine” がリリースされて初登場最高21位。
2009年の “New Divine” が6位を記録して以来の最高ポジションを記録した。
“The Emptiness Machine” はAlternative エアプレイチャートで5週1位。
さらに3曲がシングルとしてリリースされた。
2017年の前作 “One More Light” は11万1千ユニット(10万枚)で1位に7初登場して6枚目の全米ナンバー1。
1位にはなっていないが2000年のデビューアルバム“Hybrid Theory” が最大ヒット。
タイラー・ザ・クリエーターの “CHROMAKOPIA” が22%減の8万1千ユニットで3週続いた1位から3位に後退。
7枚目のトップ10入りで3枚目のナンバー1を記録。
2021年の前作 “Call Me If You Get Lost” は16万9千ユニット(5万5千枚)で1位に初登場。
11曲収録の通常盤ダウンロード、14曲収録のレコードとCDが発売されている。
14曲収録のデラックス盤ダウンロードとストリーミングルバムもある。
グッズ同梱のデラックスCDボックスが8種類。
発売3週目にあらたに4種のボックスセットの出荷が始まった。
レコードは緑色。
それらはアーティストのウェブサイト限定販売。
フィジカル盤はすべてアーティストのウェブサイト限定販売。
11曲収録の通常盤ダンウロードと14曲収録のデッラクス盤ダウンロードはiTunes Store他で入手が可能。
アーティストのウェブサイトでは販売されていない。
BTSメンバー、ジンのソロデビュー “Happy” が7万7千ユニット(6万6千枚)で4位に初登場して初のトップ10入り。
ストリーミングユニットは8千でこれは1,053万回のオンディマンドストリームに相当する。
K-POPにしてはストリーミングポイントが多い。
13種類のグッズ同梱CDが売上のメインなのは他のK-POPと同じ。
サブリナ・カーペンターの “Short n' Sweet” は6%増の7万2千ユニットながら3位から5位に後退。
通算4週1位を記録。
6枚目のアルバムで初のトップ10入りを果たし初の全米ナンバー1に輝いた。
過去最高は2022年の “Emails I Can't Send” の1万8千ユニット(7千枚)で初登場最高23位。
今回の成績はジャンプアップもいいところである。
いちはやく12曲収録の外盤(ドイツ盤)を入手して聴いているが軽快なポップチューンの連続でおすすめの一枚である。
本アルバムは6月3日にリリースが予告され8月23日に発売された。
サブリナのアルバムはテイラー・スイフトがインスタで強力にプッシュした。
ラウ・アレハンドロの “Cosa Nuestra” が6万7千ユニット(千枚)で6位に初登場して初のトップ10入り。
ほとんどがストリーミングポイントで6万6千ユニット。
これは8,766万回のオンディマンドストリームに相当する。
本アルバムにはバッド・バニー、ラウラ・パウジーニ、ロメオ・サントスとファレル・ウィリアムスが客演している。
エンハイフンの “ROMANCE UNTOLD” が960%増の5万4千ユニットで7位に再登場。
11月15日に2曲が追加収録された再発盤が発売された。
売上は1,473%増の5万1千枚。
ストリーミングは3千でこれは445万回のオンディマンドストリームに相当する。
CDが12種類ダウンロードが3種類販売されている。
グレイシー・エイブラムスの “The Secret of Us” は5%減の5万ユニットで4位から8位に後退。
10月18日に7曲が追加収録されたデラックス盤が発売されて7月に2位に初登場して以来のトップ10復帰を11月9日付で果たした。
ビリー・アイリッシュの “Hit Me Hard and Soft” は2%増の4万9千ユニットながら5位から9位に後退。
9月29日にツアーがスタートし、“Birds of a Feather” のオフィシャル・ビデオが9月27日にリリースされた。
チャペル・ローンの“The Rise and Fall of a Midwest Princess”は8%減の4万3千ユニットで6位から10位に後退。
11月2日にNBCで放映されたサタデイナイトライブで “Pink Pony Club” と新曲 “The Giver” の2曲を披露した。
多くのアルバムがトップ10内に初登場してピークを迎えるのに対して本アルバムはチャートイン12週目でトップ10入り。
最近ではノア・カーンの“Stick Season” が29週目にデラックス盤の発売で100位から3位に上昇して初のトップ10入りを果たして以来の遅いトップ10入り記録。
それより前でトップ10入りに12週以上を要したのはドージャ・キャット“Hot Pink” 。
2020年5月16日付でチャートイン27週目に19位から9位に上昇してトップ10入りした。
1 - ★Golden Hour: Part.2 / ATEEZ 184,000 (179,00)
2 – ★From Zero / Linkin Park 97,000 (72,000)
3 1 CHROMAKOPIA / Tyler.the Creater 81,000
4 – ★Happy / Jin 77,000 (66,000)
5 3 ★Short n’ Sweet / Sabrina Carpenter 72,000
6 - ★Cosa Nuestra / Rauw Alejandro 67,000 (1,000)
7 - ★ROMANCE UNTOLD / ENHYPEN 54,000 (51,000)
8 4 The Secret of Us / Gracie Abrams 50,000
9 5 ★Hit Me Hard and Soft / Billie Eilish 49,000
10 6 The Rise and Fall of a Midwest Princess / Chappell Roan 43,000
★はポイント増
【シングル】
シャブージーの “A Bar Song(Tipsy)” が4週連続通算19週目の1位。
史上最長リル・ナズ・エックス フィーチャリング ビリー・レイ・サイラス “Old Town Road” に並んだ。
バージニア州出身のシャブージー(本名コリンズ・オビンナ・チブエゼ)の本曲以前のチャートインは2曲。
ビヨンセのナンバー1アルバム“Cowboy Carter” 収録曲のうち2曲 “Spaghettii” と“Sweet*Honey*Buckiin” で客演しそれぞれ31位と61位にランクインした。
“A Bar Song(Tipsy)” は最高5位を記録したアルバム“Where I’ve Been,Isn’t Where I’m Going” (カントリーアルバムチャート最高2位)からのカット。
29歳でブレイクした彼のキャリアは既に10年に及び満を持しての登場となった。
Hot Country Songs は23週1位。
22週以上1位は7曲目。
エアプレイ横ばいの6,950万でRadio Songs17週連続1位。
ストリーミングは2%減の1,960万でStreaming Songs 5位変わらず。
売上は40%増の8千で Digital Song Sales 2位から4位に後退。
ABCで11月20日に放映された58回アニュアル・カントリー・ミュージック・アソシエーション・アワードで本曲と新曲 “Highway” をメドレーでパフォーマンス。
またiTunes Store で69セントで叩き売られて売上増。
シングルチャートとエプレイチャートを同時に制覇するのは記録更新の16週目。
マライア・キャリー“We Belong Together” の14週を上回った。
シングルチャートとエプレイチャートを同時制覇週数の上位記録
16週 “A Bar Song(Tipsy)” シャブージー
14週 “We Belong Together” マライア・キャリー
12週 “Yeah!” アッシャー
12週 “One Sweet Day” マライア・キャリー&ボーイズⅡメン
2020年代のふたけたナンバー1は7曲目。
15週以上1位は3曲。
シャブージー Abar Song (Tipsy) 19週
モーガン・ウォレン Last Night 2023年16週
ハリー・スタイルズ As It Was 2022年15週
マライア・キャリー All I Want for Christmas Is You 12週(トータル14週)
ロディー・リッチ The Box 2020年11週
アデル Easy on Me 2021年10週
BTS Butter 2021年10週
本曲には2004年に最高2位を記録したJ-クウォン“Tipsy” が使われている。
6月30日の夜ベット・アワーズにおいて、7番目のパフォーマーとしてふたり(シャブージーとJ-クウォン)で両曲のマッシュアップをパフォーマンスした。
ナショナルチャートとカントリーの両チャートで黒人男性アーティストが1位となったのは初。
女性ではビヨンセのTexas Hold‘Emが今年偉業達成。
ナショナルチャートとカントリーの両チャートで1位到達したのは本曲含めて28曲。
ナショナルチャートとカントリーの両チャートで1位到達した曲のリスト
“A Bar Song (Tipsy)” Shaboozey, 2024
“I Had Some Help” Post Malone feat. Morgan Wallen, 2024
“Texas Hold ‘Em” Beyoncé, 2024
“I Remember Everything” Zach Bryan feat. Kacey Musgraves, 2023
“Rich Men North of Richmond” Oliver Anthony Music, 2023
“Try That in a Small Town” Jason Aldean, 2023
“Last Night” Morgan Wallen, 2023
“All Too Well (Taylor’s Version)” Taylor Swift, 2021
“We Are Never Ever Getting Back Together” Taylor Swift, 2012
“Amazed” Lonestar, 1999-2000
“Islands in the Stream” Kenny Rogers duet with Dolly Parton, 1983
“I Love a Rainy Night” Eddie Rabbitt, 1981
“9 to 5” Dolly Parton, 1981
“Lady” Kenny Rogers, 1980
“Southern Nights” Glen Campbell, 1977
“Convoy” C.W. McCall, 1975-76
“I’m Sorry” John Denver, 1975
“Rhinestone Cowboy” Glen Campbell, 1975
“Thank God I’m a Country Boy” John Denver, 1975
“Before the Next Teardrop Falls” Freddy Fender, 1975
“(Hey Won’t You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song” B.J. Thomas, 1975
“I Can Help” Billy Swan, 1974
“The Most Beautiful Girl” Charlie Rich, 1973
“Honey” Bobby Goldsboro, 1968
“Harper Valley P.T.A.” Jeannie C. Riley, 1968
“Big Bad John” Jimmy Dean, 1961
“El Paso” Marty Robbins, 1959-60
“The Battle of New Orleans” Johnny Horton, 1959
チャート史上1,174曲目のナンバー1ソングでタイトルに song という言葉を含む11曲目のナンバー1ソングとなった。
song がタイトルに含まれる曲としてはスティービーBのBecause I Love You(The Postman Song)以来34年ぶり。
タイトルに song という言葉を含むナンバー1ソングのリスト
“A Bar Song (Tipsy)” Shaboozey, 2024
“Because I Love You (The Postman Song)” Stevie B, 1990
“There’ll Be Sad Songs (To Make You Cry)” Billy Ocean, 1986
“Escape (The Pina Colada Song)” Rupert Holmes, 1979-80
“Silly Love Songs” Wings, 1976
“I Write the Songs” Barry Manilow, 1976
“(Hey Won’t You Play) Another Somebody Done Somebody Wrong Song” B.J. Thomas, 1975
“Annie’s Song” John Denver, 1974
“Killing Me Softly With His Song” Roberta Flack, 1973
“Song Sung Blue” Neil Diamond, 1972
“The Chipmunk Song” The Chipmunks with David Seville, 1958-59
レディ・ガガとブルーノ・マーズの “Die With a Smile” は4週連続2位。
ビリー・アイリッシュの “Birds of a Feather” は3位変わらず。
4枚目のトップ5入りで新作アルバム Hit Me Hard and Soft からLunch(最高5位)に続く2枚目のトップ10入り。
Hot Rock&Alternative Songs とHot Alternative Songsで16週連続1位。
ビリー・アイリッシュのトップ10ヒットリスト
Birds of a Feather 最高2位
Lunch 2024/6/1 最高5位
Your Power 2021/5/15 最高10位
Therefore I Am 2020/11/28 最高2位
My Future 2020/8/15 最高6位
Everything I Wanted 2019/11/30 最高8位
Bad Guy 2019/8/24 最高1位(1週間)
テディー・スイムズのナンバー1ヒット “Lose Control” は5位から4位に上昇。
トップ10内在位は44週でトップ10内在位週数で2位タイ。
トップ10内在位の長い曲のリスト
57, “Blinding Lights” The Weeknd, 2020-21
44, “Lose Control” Teddy Swims, 2024
44, “Stay” The Kid LAROI & Justin Bieber, 2021-22
41, “Last Night” Morgan Wallen, 2023-24
41, “Levitating” Dua Lipa, 2021
39, “Circles” Post Malone, 2021
38, “As It Was” Harry Styles, 2022-23
37, “Heat Waves” Glass Animals, 2021-22
34, “Cruel Summer” Taylor Swift, 2023-24
31, “Mood” 24kGoldn feat. iann dior, 2020-21
29, “Flowers” Miley Cyrus, 2023-24
28, “Kill Bill” SZA, 2022-23
28, “Anti-Hero” Taylor Swift, 2022-23
すべてが2020年以降の曲となっているのが大きな特徴。
20世紀の曲と同列でとらえてはいけないのだと思う。
チャートインは67週目。
史上最長はHeat Waves の91週で次点が Blinding Lights の90週。
今週もサブリナ・カーペンターのトップ10ランンクインは2曲。
“Espresso” は4位から5位に後退。
“Taste” は8位変わらず。
彼女はテイラー・スウィフトのエラズ・ツアーで昨年8月から今年の3月にかけての
メキシコ・アルゼンチン・ブラジル・オーストラリア・シンガポール30公演でオープニングアクトをつとめた。
東京公演には来ていない💢
前座があると本公演は1時間遅れになるから無い方が良かったけど🤣
アルバム “Short n' Sweet” をいち早く入手。
軽快なナンバー揃いのなかなか良いアルバムでおすすめ。
オレが入手したのはドイツ製の外盤。
日本盤は発売にならないとみて買ってしまった。
⇒日本盤発売決定(ボーナストラック無し)
グレイシー・エイブラムスの “That’s So True” は6位変わらず。
先週初のトップ10入り。
ストリーミング3%減の2,280万ながらStreaming Songs 2週連続1位。
10月18日発売のデラックス盤からのカットが11月2日付で44位に初登場し、25位13位と上昇を続けて先週トップ10入りを果たした。
グレイシー・エイブラムスはテイラー・スウィフトのエラズツアーで36回以上オープニングアクトをつとめた。
10月18日以降のエラズツアーでは唯一のオープニングアクトとなり、12月8日以降の残りのグラウンドブレイキングツアーでも唯一のサポーティングアクトをつとめる。
彼女はテイラー・スウィフトのエラズツアーからブレイクした最新のアーティスト。
彼女は昨年3月に始まったツアーでオープニングアクトをつとめた3番目のアーティストでベンソン・ブーン、サブリナ・カーペンターに続いてトップ10入りを果たした。
ポスト・マローンとモーガン・ウォレンの “I Had Some Help” は7位変わらず。
ポスト・マローン6枚目、モーガン・ウォレン2枚目の全米ナンバー1。
シングルチャートとカントリーチャートの双方で1位を記録した27曲目のシングルとなり、両チャートで1位に初登場して3週連続で1位をキープした史上初の曲となった。
さらに5週連続まで記録を更新。
史上初の2週連続記録を達成したのは昨年のオリバー・アンソニー・ミュージック Rich Men North of Richmond。
ベンソン・ブーンの “Beautiful Things” は9位変わらず。
トップ10入りは29週目。
モーガン・ウォレンの “Love Somebody” も10位変わらず。
1175曲目のナンバー1で81曲目の初登場1位を記録。
独走態勢に入るのかと思ったら意外な失速。
1 1 A Bar Song (Tipsy) / Shaboozey
2 2 ★Die With a Smile / Lady Gaga and Bruno Mars
3 3 Birds of a Feather / Billie Eilish
4 5 Loose Control / Teddy Swims
5 4 Espresso / Sabrina Carpenter
6 6 That’s So True / Gracie Abrams
7 7 I Had Some Help / Post Malone featuring Morgan Wallen
8 8 ★Taste / Sabrina Carpenter
9 9 Beautiful Things / Benson Boone
10 10 Love Somebody / Morgan Wallen
★はポイント増
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