Back to Black エイミーのすべて

Back to Black エイミーのすべて@シネクイント
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制作年:2024
制作国:イギリス/フランス/アメリカ
英題:BACK TO BLACK
日本公開:2024年11月22日
上映時間:2時間3分
配給:パルコ
ユニバーサル映画

監督☆サム・テイラー=ジョンソン

キャスト
エイミー・ワインハウス☆マリサ・アベラ
ブレイク☆ジャック・オコンネル
ミッチ☆エディ・マーサン
ジャニス☆ジュリエット・コーワン
ニック・シマンスキー☆サム・ブキャナン
シンシア☆レスリー・マンヴィル

【あらすじ】
10代で歌手としてのキャリアをスタートしたエイミー・ワインハウス(マリサ・アベラ)はデビューアルバム「フランク」を発表後、偶然訪れたパブでブレイク(ジャック・オコンネル)と出会う。瞬く間に二人は熱烈な恋に落ちるが、すぐに彼が元恋人と復縁してしまい、破局のショックからエイミーはさまざまな問題行動を起こすようになる。その後、ブレイクとの失恋を歌った「バック・トゥ・ブラック」が世界的ヒットを記録して一躍スターとなる一方で、精神的に不安定な彼女はアルコールやドラッグにおぼれるようになる。

【感想】
11月11日にシネクイントで開催された試写会で鑑賞。
11月22日公開だが客入りはどうなのだろう?

シネクイントは2018年に渋谷シネパレスの跡地に移ってからでは初の訪館。
演しものは「BACK TO BLACK エイミーのすべて」
2011年7月23日に急性アルコール中毒で27年の生涯を終えたエイミー・ワインハウスを描く伝記映画である。

ストーリーの中心は彼女と夫ブレイクのラブストーリー。
亡くなったアーティストの映画はブレイクするまでとその後の乱痴気やドラッグなどの問題が描かれることが多いが一味違う。
描かれているのは10代後半の売り出しから2008年にグラミー賞を獲得するまで。
2008年のグラミー賞で最優秀楽曲・最優秀レコード・最優秀新人賞、主要三部門を受賞。
この年のノミネートでは、リアーナのUmbrella 、新人ではテイラー・スイフトがいた。
それらを抑えての受賞で、何だこれ、グラミーにも困ったもんだな😁と思った記憶が残る。
楽曲を製作する苦労みたいな描写はない。
グラミー取ったアルバムのプロデューサーはマーク・ロンソン
マーク・ロンソンの名前が出てくるので、誰が演じているのか?と思ったがマーク・ロンソンの登場は無い。
この点だけでも内容について、楽曲製作を描いてないことが分かる。

ボヘミアン・ラプソディーでオスカーとったレミ・マレックも、ホイットニー・ヒューストン I Wanna Dance With Somebody のナオミ・アッキーもリップシンク。
この映画のマリサ・アベラは本人が歌っている。
その歌が完コピに近い素晴らしい出来。
リハブやバック・トゥ・ブラックのライブシーンは必見である。
また、歌だけでなく雰囲気もたいへん良く似ていて感心した。
なかなかすごい。
サントラが発売されているがマリサ・アベラ歌唱のヴァージョンではないようだ。
エイミー・ワインハウスのヴァージョンはCD持っているので買うのはやめてしまった。
この点けっこう大事だと思う。

帰りの渋谷のスクランブル交差点が外国人に占拠されていた😁
渋谷スクランブル.jpg

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