【アルバム】
ケンドリック・ラマーの “GNX” が31万9千ユニット(3万2千枚)で1位に初登場して5枚目の全米ナンバー1。
ストリーミングユニットは28万5千ユニットでこれは3億7,972万回のオンディマンドストリームに相当する。
ケンドリック・ラマーのナンバー1アルバムリスト
GNX 2024/12/7 (今の所1週間)
Mr. Morale & the Big Steppers 2022/5/28 (1週間)
Damn 2017/5/16,23,30,8/26 (4週間)
Untitled Unmastered 2016/3/26 (1週間)
To Pimp a Butterfly 2015/4/4,11 (2週間)
今年シングルチャートで1位を獲得した“Like That”と“Not Like Us” は本アルバムには収録されていない。
ケンドリック・ラマーは来年2月9日にニュー・オーリンズで開催されるスーパーボウルのハーフタイムショーに単独で出演することが決定している。
彼のハーフタイムショー出演は2022年にドクター・ドレーほかと共演したヒップホップショーケース以来2回目となる。
日本ではほとんど話題にのぼらないだろうが非常に楽しみだ。
(スーパーボウルにはまったく興味がない🤣)
サウンドトラックアルバム “Wicked: The Soundtrack” が13万9千ユニット(8万5千枚)で2位に初登場。
ミュージカル舞台の映画化サントラとしては最高順位でのデビューを果たした。
過去最高は21年前2003年2月1日付「シカゴ」サントラの初登場4位。
その後最高2位まで上昇。
初登場順位は33位と低かったが「レ・ミゼラブル」サントラが2013年1月19日付で1位を記録している。
今年映画のサントラがトップ10入りするのは2枚目。
8月に「Twisters」が最高7位に到達。
13万9千ユニットはサントラとしては2018年10月18日付でレディ・ガガとブラッドリー・クーパーの「スター誕生」サントラが記録した14万3千ユニットに次ぐビッグセールス。(14万2千ユニットは初週のユニット16万2千から減っている)
ストリーミングユニットは5万2千ユニットでこれは6,766万回のオンディマンドストリームに相当する。
売上枚数8万5千枚は映画のサントラでは「スター誕生」2週目の売上枚数8万6千枚に次ぐ売上。
舞台の映画化のアルバムの初週売上としては2006年12月23日付「ドリームガールズ」9万2千枚に次ぐ売上となる。
初登場のしばりをはずすと2013年1月19日付「レ・ミゼラブル」の9万3千枚が最多売上枚数となる。
レコードは主演二人シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデのサイン入りを含む6種類、CDもサイン入り含む4種類と通常盤ダウンロードが販売されている。
サブリナ・カーペンターの “Short n' Sweet” は4%減の6万9千ユニットながら5位から3位に上昇。
通算4週1位を記録。
6枚目のアルバムで初のトップ10入りを果たし初の全米ナンバー1に輝いた。
過去最高は2022年の “Emails I Can't Send” の1万8千ユニット(7千枚)で初登場最高23位。
今回の成績はジャンプアップもいいところである。
いちはやく12曲収録の外盤(ドイツ盤)を入手して聴いているが軽快なポップチューンの連続でおすすめの一枚である。
本アルバムは6月3日にリリースが予告され8月23日に発売された。
サブリナのアルバムはテイラー・スイフトがインスタで強力にプッシュした。
タイラー・ザ・クリエーターの “CHROMAKOPIA” が24%減の6万1千ユニットで3位から4位に後退。
7枚目のトップ10入りで3枚目のナンバー1を記録。
2021年の前作 “Call Me If You Get Lost” は16万9千ユニット(5万5千枚)で1位に初登場。
ビリー・アイリッシュの “Hit Me Hard and Soft” は2%増の5万ユニットで9位から5位に上昇。
9月29日にツアーがスタートし、“Birds of a Feather” のオフィシャル・ビデオが9月27日にリリースされた。
グレイシー・エイブラムスの “The Secret of Us” は5%減の4万8千ユニットながら8位から6位に上昇。
10月18日に7曲が追加収録されたデラックス盤が発売されて7月に2位に初登場して以来のトップ10復帰を11月9日付で果たした。
ラウ・アレハンドロの “Cosa Nuestra” は35%減の4万4千ユニットで6位から7位に後退。
初のトップ10入り。
本アルバムにはバッド・バニー、ラウラ・パウジーニ、ロメオ・サントスとファレル・ウィリアムスが客演している。
テイラー・スウィフトの “The Tortured Poets Department” は1%増の4万3千ユニットで11位から8位に上昇。
通算15週1位は女性アーティストでは1971年キャロル・キング “Tapestry” と並び史上3位タイ。
1位は2011年から翌年にかけて24週1位を記録したアデルの “21” で2位はホイットニー・ヒューストンのサントラ “The Bodyguard” の20週。
15週1位はモーガン・ウォレンのOne Thing at a Timeが通算19週1位を記録して以来。
女性アーティストではアデルの21が通算24週1位を記録して以来。
TTPDの15週はテイラー・スイフトの最高記録で彼女のナンバー1在位週は通算84週目となりソロアーティスト最長(2位はエルビスの67週)
モーガン・ウォレンの “One Thing at a Time” は2%増の4万2千ユニットで12位から9位に上昇。
通算19週も1位を記録。
前作 “Dangerous: The Double Album” も26万5千ユニット(7万4千枚)で1位に初登場し10週も1位を記録。
アメリカでの人気は根強い。
こちらも外盤を購入したが好みでなくほとんど聴いてない。
チャペル・ローンの“The Rise and Fall of a Midwest Princess”は2%減の4万2千ユニットながら10位変らず。
11月2日にNBCで放映されたサタデイナイトライブで “Pink Pony Club” と新曲 “The Giver” の2曲を披露した。
多くのアルバムがトップ10内に初登場してピークを迎えるのに対して本アルバムはチャートイン12週目でトップ10入り。
最近ではノア・カーンの“Stick Season” が29週目にデラックス盤の発売で100位から3位に上昇して初のトップ10入りを果たして以来の遅いトップ10入り記録。
それより前でトップ10入りに12週以上を要したのはドージャ・キャット“Hot Pink” 。
2020年5月16日付でチャートイン27週目に19位から9位に上昇してトップ10入りした。
1 - ★GNX / Kendrick Lamar 319,000 (32,000)
2 – ★Wicked: The Soundtrack / soundtrack 139,000 (85,000)
3 5 Short n’ Sweet / Sabrina Carpenter 69,000
4 3 CHROMAKOPIA / Tyler.the Creater 61,000
5 9 ★Hit Me Hard and Soft / Billie Eilish 50,000
6 8 The Secret of Us / Gracie Abrams 48,000
7 6 Cosa Nuestra / Rauw Alejandro 44,000
8 11 ★The Tortured Poets Department / Taylor Swoft 43,000
9 12 ★One Thing at a Time / Morgan Wallen 42,000
10 10 The Rise and Fall of a Midwest Princess / Chappell Roan 42,000
★はポイント増
【シングル】
ケンドリック・ラマーの “GNX” の曲がトップ5独占。
トップ10内に7枚を送り込んだ。
1位は“Squabble Up”でストリーミング5,200万、エプレイ500万で売上は5千枚。
以下の順位とストリーミングは下記の通り。
2 TV Off / 4,690万
3 Luther / 4,440万
4 Wacced Out Murals / 4,380万
5 Hey Now / 3,120
8 Reincarnated / 2,790万
9 Man At The Garden / 2,740万
シャブージーの “A Bar Song(Tipsy)” は通算19週在位した1位から6位に後退。
バージニア州出身のシャブージー(本名コリンズ・オビンナ・チブエゼ)の本曲以前のチャートインは2曲。
ビヨンセのナンバー1アルバム“Cowboy Carter” 収録曲のうち2曲 “Spaghettii” と“Sweet*Honey*Buckiin” で客演しそれぞれ31位と61位にランクインした。
“A Bar Song(Tipsy)” は最高5位を記録したアルバム“Where I’ve Been,Isn’t Where I’m Going” (カントリーアルバムチャート最高2位)からのカット。
29歳でブレイクした彼のキャリアは既に10年に及び満を持しての登場となった。
Hot Country Songs は24週1位。
22週以上1位は7曲目。
Radio Songs18週連続1位。
売上は14%増の9千で Digital Song Sales 4位から1位に上昇して通算15週目の1位。
本曲には2004年に最高2位を記録したJ-クウォン“Tipsy” が使われている。
6月30日の夜ベット・アワーズにおいて、7番目のパフォーマーとしてふたり(シャブージーとJ-クウォン)で両曲のマッシュアップをパフォーマンスした。
レディ・ガガとブルーノ・マーズの “Die With a Smile” は2位から7位に後退。
マライア・キャリーの “All I Want for Christmas Is You” は16位から10位に上昇。
ストリーミング52%増の2,680万。
エアプレイ68%増の1,570万。
売上は25%増の2千。
昨年同時期のストリーミングは3,240万、エアプレイは2,150万で売上は4千。
順位は同じで2位。
1 - ★Squabble Up / Kendrick Lamar
2 - ★TV Off / Kendrick Lamar Featuring Lefty Gunplay
3 - ★Luther / Kendrick Lamar & SZA
4 - ★Wacced Out Murals / Kendrick Lamar
5 - ★Hey Now / Kendrick Lamar
6 1 A Bar Song (Tipsy) / Shaboozey
7 2 Die With a Smile / Lady Gaga and Bruno Mars
8 - ★Reincarnated / Kendrick Lamar
9 - ★Man At The Garden / Kendrick Lamar
10 16 ★All I Want For Christmas Is You/ Mariah Carey
★はポイント増
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