3月22日(土)に開催された第412回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑)
小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片
詰工房への参加は先月に続き3か月連続。
会場「きゅりあん」に今月は定刻(13時)5分前に到着。
今月も既に開場していて6番乗り。
今日も出足が早かった。
今月も20代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん21名と盛況。
看寿賞作家は7名が参加していたと思う。
当初の話題の中心は来週開催される詰将棋解答選手権チャンピオン戦。
柳田さんが持参した某シートについてあれこれ。
ちょっと書けない話もあったけど来週には分かるのでお楽しみに(笑)
柳田さんは會場さんとこのイベントの将来についても話をしていた。
解答選手権の東京会場は機械振興会館。
打ち上げの場所のはなしなどもなされていた。
いつも通り新作の解図は各所で行われていた。
新井さんの新作21手詰めは解けた。
竹中さん出題の柳原さんがXに投稿していた作品には苦戦。
簡素な形なのに手数が思いのほか長かった(25手)。
それからイノテツさんが若島さんの「恋唄」作品を出題。
3題目は60手越えの長編。
久保くん菊田さん京大勢が取り組んでいた。
先輩の作品なのに知らなかったらしい(笑)
竹中さんが暗算で解いていた。
「恋唄」はアカシヤ書店なら1万円するらしい。
オレは美本を一冊死蔵している。
そろそろ処分を考えるべきなのだろう。
そんなこんなで15時が近づいた。
2024年第12回春霞賞候補作の説明と投票は15時から。
會場さんが3月の候補作5作を説明して投票。
うち一作の説明で名誉手筋が話題になった。
名誉手筋一号局は詰パラ2019年2月号の馬屋原剛氏作。
若島さんの盤上のフロンティアに載り、ここに看寿と並んで載るのは名誉なことなのだと若島教授が言ったのが名誉手筋の名前の所以なのだそうだ🤣
いずれも力作で甲乙つけがたいと思ったが意外と大差で1作が候補作となった。
その後15時半からは田中徹さんの今月の注目作説明。
先月は年賀詰めで無かったので2月と3月二か月分で盛りだくさん。
オレはスマホ詰パラや詰将棋メーカーは見ていないのでいつも楽しみにしている。
作者が出席していれば作品の狙いが直接聞けるのもメリット。
大学院9 添川公司氏作「邂逅」
柳田さん「趣向なしで143手にはなかなかならない。」
新ケ江さん「馬を縦につかう追い方を調べているのだろう。47飛を使って57で清算するのはうまい。87香の限定打は彼ならあたりまえ」
大学院10 井上徹也氏作
右上の何も無いところで飛車打ち飛車合をくりかえすのが狙い。
78馬で取ることのできる3枚の成駒と34や35など六ケ所の歩の有無で変化と作意を成立させる構成になっている。
新ケ江さん「何も無いところでのこういう展開は初めてではないが、前例では一筋に香があるなど壁があった。」
解答選手権(秋)5 馬屋原剛氏作
29馬では後に16に出る手がなく38馬でないとダメなことが説明された。
宮田先生も藤井七冠も制限時間内では解けなかった難問。
馬屋原くん「チャンピオン戦に出せば良かったかな~橋本さんに駒数多すぎると不採用にされるか(一同(笑))
オペラ座の怪人2 馬屋原剛氏作
馬(クリスティーナ)と龍(ラウール)で玉(怪人)を追い詰めるストーリー。
金はすべて捨てる、ほかの条件がある。
4月23日から27日まで音楽劇「PHANTOM of the SHOGIKAIKAN」が、東京・上野ストアハウスで上演される。
ステージ上に将棋盤が描かれてその上で芝居が行われるらしい。
説明を聞いたけどイメージ湧かなかった。興味ある方は観に行ってほしい。
チケット情報
■ S席
前売:9,500 円/当日:10,000 円
※前方2列確約・印字サイン入り非売品キャストブロマイド1枚(全2種・ランダムでのお渡しとなります。キャスト指定可。)・2L版集合写真1枚付
※S席は平日割対象外です。
■ 特典付きA席
前売:7,500 円/当日:8,000 円/平日割:7,000 円
※特典はS席と同じものとなります。
■ A席
前売:6,500 円/当日:7,000 円/平日割:6,000 円
平日割7,000円なら観に行くかもしれない(笑)
短編コンクール38 菊田裕司氏作
攻方の合駒を2回動かすのがねらい。
相馬慎一さんに先を越されて発表が今頃になった。
(意味が違っていたらご指摘くださいね)
今月の注目作の紹介が終わったのは16時45分ごろ。
多くの方が二次会にむかったが今月もさほど体調はよくなくて早期離脱。
大井町の駅に田中徹さんと話をしながら向かった。
眠いとおっしゃるので理由を聞いた。
すると眠い理由は今日の資料作成でほぼ徹夜したとのこと。
毎月ぎりぎりになって作成するので徹夜らしい。
なんかとっても申し訳ない気持ちになりました。
個人負担にたよりすぎるのは持続性があやうくなる。
とはいっても、オレはどうもありがとうと言うくらいしかできないのだが。
来月も元気だったら参加します。
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