
6万4千ユニットでの1位は昨年1月20日付でモーガン・ウォレンの “One Thing at a Time” が6万1千ユニットで1位を記録して以来の最小記録。
ストリーミング27%減の6万1千5百でこれは8,461万かいのオンディマンドストリームに相当する。
彼にとって3枚目のトップ10入りで2枚目の全米ナンバー1。
プレイボーイ・カーティのナンバー1アルバムリスト
① Whole Lotta Red 2021/1/9(1週間)
② MUSIC 2025/3/29 (今の所3週間)
前作 “Whole Lotta Red” の初週は10万千ユニットで売上枚数は1万枚だった。
“MUSIC” のリリースは昨年9月12日にアナウンスされ同日予約が開始された。
発売日3月14日直前二日前の3月12日に発売が発表された。
30曲収録の通常盤に4曲のボーナストラックを追加したデラックス盤Dubbed MUSIC – Sorry 4 Da Waitがプレイボーイ・カーティのウェブサイトで3月25日(火)に発売された。
ボーナストラックは “Different Day” “2024” “Backr00ms” と “FOMDJ”。
4曲はダウンロードのみだったが25日からはアルバム発売にともなってストリーミングも利用できるようになった。
ポイントはストリーミングがメインで今の所ダウンロード販売のみ。
標準盤は30曲でアーティストのウェブサイト限定で1曲ないし2曲のボーナストラック付きの3ヴァージョンのダウンロード盤もある。
CDは少なくとも8種類が予約販売されている。
グッズとCD同梱のデラックスボックスセットも予約販売されており出荷されれば売上に貢献することが見込まれる。
アリアナ・グランデの “Eternal Sunshine” が59%減の5万6千5百ユニットで1位から2位に後退。
未発表の6曲を含む9曲が追加収録されたデラックス盤 “Eternal Sunshine Deluxe:Brighter Days Ahead ” の発売により先週は1位にジャンプアップした。
いち早く外盤を買って聴いているがとっても良い。マライア・キャリーとの“Yes,And?” のリミックスが目的だった。
できれば最初からこのヴァージョンで出して欲しいものだ🤣
アリアナ・グランデのオフィシャルウェブストアで19曲3種類(通常・カラオケ・アカペラ)のダウンロードが買える。
レコードは2種類、CDがサイン入り含む6種類。
6曲のボーナストラックに加え昨年のslightly deluxe 盤の3曲を加えた全22曲が収録されている。
これだけ何度もdeluxe 盤を出されるといつ買えばいいか迷ってしまう🤣
パーティーネクストドアとドレイクのコラボアルバム “$ome $exy $ongs 4 U” は3%減の5万6千ユニットで5位から3位に上昇。
パーティーネクストドア初ドレイク14枚目の全米ナンバー1を記録。
トップ10入りはパーティーネクストドア4枚目でドレイクは17枚目。
2月3日にリリースがアナウンスされて14日に発売。
ドレイクはアルバム1位獲得枚数でジェイZとテイラー・スイフトに並び史上2位タイ。
もちろん1位はビートルズの19枚。
シザの “SOS” は4%減の5万4千ユニットで6位から4位に上昇。
2月9日に4曲が追加収録された再発盤が発売された。
彼女もハーフタイムショーにゲストとして出演。
LutherとAll the Stars を客演。
ケンドリック・ラマーの “GNX”は9%減の5万3千ユニットで4位から5位に後退。
通算3週1位を記録。
ケンドリック・ラマーのナンバー1アルバムリスト
GNX 2024/12/7,2025/2/23 (今の所3週間)
Mr. Morale & the Big Steppers 2022/5/28 (1週間)
Damn 2017/5/16,23,30,8/26 (4週間)
Untitled Unmastered 2016/3/26 (1週間)
To Pimp a Butterfly 2015/4/4,11 (2週間)
昨年シングルチャートで1位を獲得した“Like That”と“Not Like Us” は本アルバムには収録されていない。
サブリナ・カーペンターの “Short n' Sweet” は2%減の4万9千ユニットで7位から6位に上昇。
彼女はグラミー賞ではベストポップヴァーカルアルバム賞を受賞。
授賞式ではEspressoとPlease Please Please をメドレーで披露。
Espresso はベストポップソロパフォーマンスを受賞したが残念ながらテレビ放映開始前に受賞してしまった(笑)
通算4週1位を記録。
6枚目のアルバムで初のトップ10入りを果たし初の全米ナンバー1に輝いた。
過去最高は2022年の “Emails I Can't Send” の1万8千ユニット(7千枚)で初登場最高23位。
今回の成績はジャンプアップもいいところである。
いちはやく12曲収録の外盤(ドイツ盤)を入手して聴いているが軽快なポップチューンの連続でおすすめの一枚である。
本アルバムは6月3日にリリースが予告され8月23日に発売された。
サブリナのアルバムはテイラー・スイフトがインスタで強力にプッシュした。
モーガン・ウォレンの “One Thing at a Time” は微減の4万4千5百ユニットで10位から7位に上昇。
通算19週も1位を記録。
前作 “Dangerous: The Double Album” も26万5千ユニット(7万4千枚)で1位に初登場し10週も1位を記録。
アメリカでの人気は根強い。
こちらも外盤を購入したが好みでなくほとんど聴いてない。
ニューアルバム “I’m the Problem” は5月16日発売予定。
ようやく日本のユニバーサルミュージックのサイトにモーガン・ウォレンのページがオープン。
まだ何も記事は無い🤣
バッド・バニーの “DeBÍ TiRAR MáS FOToS” は5%減の4万2千5百ユニットで8位変わらず。
エルトン・ジョンとブランディ・カーライルのコラボアルバム “Who Believes in Angels?” が4万ユニットで9位に初登場。
エルトン・ジョン22枚目ブランディ・カーライル4枚目のトップ10入り。
売上枚数3万6千5百枚でTop Album Sales は2位に初登場。
ストリーミングユニットは2千5百でこれは354万回のオンディマンドストリームに相当する。
ふたりは様々なメディアで本アルバムのプロモーションを行った。
3月30日 CBSのニュース・サンデー・モーニング
4月3日 ジミー・ファロンのトゥナイトショー
4月5日 NBC サタデー・ナイト・ライブ
4月6日 CBSとパラマウント+ スペシャルコンサート エルトン・ジョンとブランディ・カーライルとの夜
その他アップル・ミュージックのゼイン・ロウによるインタビュー
NPRとシリウスXMラジオのハワード・スターン・ショーなど。
努力がみのって?そこそこの実績を残したと言えるだろう。
エルトン・ジョンの最初のトップ10入りは54年前。
セルフタイトルアルバムが1971年1月30日付で11位から7位に上昇して初のトップ10入りを果たした。
4週後の2月6日付で最高4位まで上昇した。
22枚のトップ10のうち13枚が70年代。
以下90年代2枚、2000年代1枚、2010年代4枚で2020年代が2枚。
80年代は失速したが以降盛り返して息の長い活動を行っているのはさすがである。
エルトンのコラボアルバムがトップ10入りするのは2010年で最高3位を記録したレオン・ラッセルとの “The Union” に続く2枚目だ。
トップ10アルバムを20枚以上記録したアーティストは12組。
エルトンはブルース・スプリングスティーンと並ぶ8位タイとなった。
トップ10アルバム20枚以上記録したアーティスト
38枚 ザ・ローリング・ストーンズ
34枚 バーブラ・ストレイザンド
33枚 フランク・シナトラ
32枚 ザ・ビートルズ
27枚 エルビス・プレスリー
23枚 ボブ・ディラン
23枚 マドンナ
22枚 エルトン・ジョン
22枚 ブルース・スプリングスティーン
21枚 ポール・マッカートニー
21枚 ジョージ・ストレイト
20枚 プリンス
シンガーソングライター、エセル・ケイン2022年発表のアルバム “Preacher’s Daughter” が3万9千ユニットで10位に初登場。
売上枚数3万7千枚でこちらが今週のベストセリングアルバム。
ストリーミングユニットは2千でこれは277万回のオンディマンドストリームに相当する。
4月4日にレコードが発売された。
それまではダウンロードとストリーミングのみでフィジカル盤の発売無し。
売上のすべてがレコードの売上で今年6番目のレコード売上枚数を記録。
2022年5月の発売以来現在までに2億2,973万回のオンディマンドストリームを記録。
今回のランクインは自身2度目のランクイン。
今は消滅したTik Tok Billboard Top 50にシングル “Strangers” が今年1月に1週だけランクインした。
1 2 MUSIC / Playboy Carti 64,000 (2,500)
2 1 Eternal Sunshine / Ariana Grande 56,500
3 5 $ome $exy $ongs 4 U / PARTYNEXTDOOR and Drake 56,000
4 6 SOS / SZA 54,000
5 4 GNX / Kendrick Lamar 53,000
6 7 Short n’ Sweet / Sabrina Carpenter 49,000
7 10 One Thing at a Time / Morgan Wallen 44,500
8 8 DeBÍ TiRAR MáS FOToS / Bad Bunny 42,500
9 - ★Who Believes in Angels? / Elton John and Brandi Carlile 40,000 (36,500)
10 - ★Preacher’s Daughter / Ethel Cain 39,000 (37,000)
★はポイント増
【シングル】
ケンドリック・ラマーとシザの “Luther” が8週連続1位。
エアプレイ3%増の6,310万で Radio Songs2週連続1位。
ストリーミングは7%減の2,270万ながらStreaming Songs1位から3位に後退。
売上は8%減の2千でDigital Songs21位から23位に後退。
ラマーのエアプレイ1位は3枚目だがリード曲では初めての1位。
テイラー・スイフトとの “Bad Blood” で2015年7月から5週1位とマルーン5との “Don’t Wanna Know” で2016年12月から8週間1位を記録。
シザのエアプレイ1位は2023年10月に3週1位を記録した “Snooze” 以来で2枚目。
Hot R&B /Hip-Hop Songs とHot Rap Songs の両チャートで8週連続通算16週目の1位。
ラマーの両チャートでの1位はそれぞれ7枚目。
シザはHot R&B /Hip-Hop Songs 4枚目Hot Rap Songs は初の1位。
“Luther” とは2005年に逝去してルサー・ヴァンドロスのこと。
本曲ではルサー・ヴァンドロスとシェリル・リンがカバーしたマーヴィン・ゲイとタミー・テレルの1968年にHot R&B/Hip-Hop Songs で最高27位を記録した “If This World Was Mine” をサンプリングしている。
ルサー・ヴァンドロスとシェリル・リンのリメイクは1982年に同チャートで最高4位。
ルサー・ヴァンドロスがクレジットされた全米ナンバー1ヒットは無いが、彼の声は複数のナンバー1ヒットで聞くことができる。
2004年2月21日付で1位のトゥイスタ “Slow Jamz” では、ヴァンドロス1981年のデビューアルバム “Never Too Much” に収録されたディオンヌ・ウォーウィック1964年のヒット “A House Is Not a Home” のカバーがサンプリングされている。
バックアップヴォーカルとしてはスティービー・ワンダー1985年のナンバー1ヒット“Part Time Lover” とシックの1978年から79年に1位を記録した “Le Freak” に参加している。
ルサー・ヴァンドロスのシングルチャートへのランクインは25枚でそのうち5枚がトップ10入り。
最高ランクを記録したのはマライア・キャリーとの “Endless Love” で2位。
Hot R&B /Hip-Hop Songs チャートでは27曲のトップ10入りを果たしてそのうち7枚が1位を記録。
グラミー賞受賞は8回。
リチャード・マークスとの “Dance With My Father” で2004年に最優秀楽曲賞を受賞。
シェリル・リンは1974年から84年にかけて4曲をシングルチャートにランクインさせ最大ヒットは最高12位を記録して100万枚売った “Got to Be Real”。
“Got to Be Real” はHot R&B /Hip-Hop Songs で1位を記録。
同チャートに5曲をトップ10入りさせ2枚が1位到達。
ドレイクの “Nokia” は3位から2位に上昇。
3月31日にオフィシャルビデオが公開されてストリーミング9%増の2,340万。
エアプレイ28%増の1,970万で売上も20%増の8千枚。
シングルチャートのトップ2入りは記録更新の24枚目。
(トップ10入りは80枚目で3月に既に記録更新)
トップ2曲の多いアーティスト(1位曲数/2位曲数)
24曲 ドレイク(13/11)
23曲 ザ・ビートルズ(20/3)
23曲 マライア・キャリー(19/4)
22曲 テイラー・スイフト(12/10)
18曲 リアーナ(14/4)
18曲 マドンナ(12/6)
15曲 マイケル・ジャクソン(13/2)
14曲 ザ・シュープリームス(12/2)
14曲 ジャネット・ジャクソン(10/4)
13曲 エルトン・ジョン(9/4)
トップ3入りも記録更新の31枚目。
トップ3曲の多いアーティスト
31曲 ドレイク
26曲 テイラー・スイフト
26曲 ザ・ビートルズ
25曲 マライア・キャリー
22曲 マドンナ
21曲 リアーナ
19曲 ジャネット・ジャクソン
16曲 マイケル・ジャクソン
15曲 ビヨンセ
15曲 スティービー・ワンダー
レディ・ガガとブルーノ・マーズの “Die With a Smile” は2位から3位に後退。
ガガ6枚目マーズ9枚目のナンバー1。
ビッグ・エックス・ザ・プラグ フィーチャリング ベイリー・ジマーマンの “All the Way” が4位に初登場して初のトップ10入り。。
ストリーミング2,410万、エアプレイ3万で売上は8千。
Hot Country Songs 初登場1位で Hot Rap Songs 1位。
チャペル・ローンの “Pink Pony Club” は5位変わらず。
3枚目のトップ10入りで最高4位を記録した “Good Luck,Babe!” と “Giver” につづく
3枚目のトップ5入り。
アルバム “The Rise and Fall of a Midwest Princess” からは初のトップ5入り。
(他の2枚はスタンドアローンシングル)
シャブージーの “A Bar Song(Tipsy)” は4位から6位に後退。
バージニア州出身のシャブージー(本名コリンズ・オビンナ・チブエゼ)の本曲以前のチャートインは2曲。
ビヨンセのナンバー1アルバム“Cowboy Carter” 収録曲のうち2曲 “Spaghettii” と“Sweet*Honey*Buckiin” で客演しそれぞれ31位と61位にランクインした。
“A Bar Song(Tipsy)” は最高5位を記録したアルバム“Where I’ve Been,Isn’t Where I’m Going” (カントリーアルバムチャート最高2位)からのカット。
29歳でブレイクした彼のキャリアは既に10年に及び満を持しての登場となった。
アレックス・ウォレンの “Ordinary” は14位から7位に上昇して初のトップ10入り。
ストリーミング9%増の2,040万、エアプレイ71%増の830万で売上は19%増の6千。
テディー・スイムズのナンバー1ヒット “Lose Control” は6位から8位に後退。
トップ10内在位は56週でトップ10内在位週数で単独2位。
シングルチャートへのランクインは86週目。
80週以上チャートインしたのはたった4曲しかない。
シングルチャートに76週以上ランクインした曲のリスト
91週 Heat Waves / Glass Animals (2022年3月12日から5週1位)
90週 Blinding Lights / The Weeknd (2020年4月4日から通算4週1位)
87週 Radioactive / Imagin Dragons (2013年6月6日最高3位)
86週 Lose Control / Teddy Swims (2024年3月30日1週1位)
79週 Sail / AWOLNATION (2013年10月13日最高17位)
77週 Levitating / Dua Lipa (2021年5月22日最高2位)
76週 I’m Yours / Jason Mraz (2008年9月20日最高6位)
モーガン・ウォレンの2月15日に初登場最高2位を記録した “I’m the Problem” は9位変わらず。
彼のトップ10入りは14曲。
4枚目のニューアルバム “I’m the Problem”は5月16日発売予定。
同名ツアーが6月20日にスタートする。
日本でモーガン・ウォレンの名がとりざたされることは皆無だがアメリカでは人気絶頂だから大ヒットが確実だ。
“I’m the Problem” からは既に5曲がシングルチャートにランクイン。
アルバムの発売前に5曲がトップ10入りするのは史上初だそうだ。
“I’m the Problem” からのトップ10ヒットリスト
“Just in Case” 初登場4位 2025/4/5
“I’m the Problem” 初登場最高2位 2025/2/15
“Smile” 最高4位 2025/1/18
“Love Somebody” 初登場最高1位 2024/11/2
“Lies Lies Lies” 初登場最高7位 2024/7/20
今までの最高は4曲で、ポスト・マローン“Hollywood’s Bleeding” (2019) とテイラー・スウィフト“Red” (2012) が記録した後アルバムが初登場1位を飾っている。
ベンソン・ブーンの “Beautiful Things” は11位から10位に上昇。
1 1 Luther / Kendrick Lamar and SZA
2 3 ★Nokia / Drake
3 2 Die With a Smile / Lady Gaga and Bruno Mars
4 - ★All the Way / BigXthaPlug featuring Bailey Zimmerman
5 5 ★Pink Pony Club / Chappell Roan
6 4 A Bar Song (Tipsy) /Shaboozey
7 14 ★Ordinary / Alex Warren
8 6 Lose Control / Teddy Swims
9 9 ★I’m the Problem / Morgan Wallen
10 11 Beautiful Things / Benson Boone
★はポイント増
次週≪≫前週
この記事へのコメント