第410回詰工房参加記

1月18日(土)に開催された第410回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 詰工房への参加は407回以来3か月ぶり。 会場「きゅりあん」に今月はほぼ定刻の13時に到着。 8番乗り。 今日は出足が早かった。 今月も10代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん25名と盛況。 (さすがに10代はいなかったかも) 仙台から市島さん関西から藤原くん鳥取から上谷さんが遠方より参加。 看寿賞作家が9名も参加していたと思う。 昨年末に亡くなった角さんの話を柳田さん利波くん新ケ江さんとした。 色々プライベートなことも伺ったがここに書くのはさしひかえる。 8月9日(土)に角さんをしのぶ会が開催される。 そこで角さんの作品について印象的なエピソードを語ってもらったらどうか? 早稲田の将棋部で同期だった例えば小川明久さんにお話しをしてもらえないか? ほかに彼の功績をしのぶ手立てはないか? など。 また角さんは膨大な資料をお持ちのはず。 価値の高い文献や駒などを所有していたはず。 それらの散逸を避け、価値の分かる方にしかるべき価格で譲り渡し、ご遺族にも満足いただけるような方策はないか? など。 他に話題にのぼっていたのは全国大会や解答選手権のこと。 全国大会は7月20日に博多で開催予定だがホテル代が高騰しているとのこと。 東京からなら懇親会まで参加して日帰りが十分可能だと思う。 オレは現役のとき博多…

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今年のベスト1・・・詰将棋編(2024)

今年も11年連続で1年を通じて解答を提出した。 残念ながら番付戦では凡ミス2不戦敗2完敗1を喫してベスト10を逃しそうである。 発表された作品の中で印象に残った作品をレビューしてみたい。 まずは昨年の学校別の半期賞作品と平均点。 看寿賞も受賞したのは下期大学院井上徹也氏作「テンペスト」のみ。(赤字で表示) 上半期                      小学校     小15 藤原俊雅  2.78 中学校     中22 武田裕貴  2.76    高等学校    高14 齋藤光寿  2.90  短期大学    短2  仲村勇之助 2.73    大学      大12 弘中祐希  2.87      大学院     院10 虎野亜奈  2.92   下半期 小学校     小25 藤原俊雅・岸本裕真  2.80 中学校     中14 梶谷和宏  2.81    高等学校    高12 津久井康雄 2.81         高13 弘中祐希  2.78 短期大学    短25 弘中祐希  2.84   大学      大7  森長宏明  2.80      大学院     院10 井上徹也  3.00 次に今年上半期の半期賞と下半期の最高点作品の平均点はどうか? 下記のとおりまとめてみた。 上半期                      小学校     小25 藤原俊雅  2.78 中学校     中15 芹田 修  2.83 …

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第407回詰工房参加記

10月27日(日)に開催された第407回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 詰工房への参加は405回以来2か月ぶり。 会場「きゅりあん」に今月は定刻の13分後に到着。 4番乗り。 みんなに投票した?と聞いたら、すぐ後に到着した馬屋原くん含め全員投票していた。 小池くんは投票証明書見せてくれた。 金子さんによると品川区の投票証明書はシナモロールで、ヤフオクに出品されているとのこと。 今月も10代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん13名。 看寿賞作家は5名が参加していたと思う。 馬屋原くんと小池さんは先週開催された九州Gの会合の話をしていた。 話題にのぼっていたのは弘中さんや来年の全国大会のことだったかな? 会話に加わっていないので良く分からない(笑) いつも通り新作の解図。 新井さんの作品を馬屋原君と解いた。 最初は角の配置が間違っていて解けなかった。 角の配置を直して解図。 手順前後の綾のある21手詰め。 図案がいくつかありみんなで検討。 結局最初の図が良さそうだということになった。 芹田さんの双玉作品はいつもながら鮮やか。 打ち場所の非限定があるので、オレはその手順考えないと申し上げた。 すると芹田さんは「自作に結構ありますよ。最後まで残るのはダメだけど途中で消えるならあまり気にしない」とのこと。 なるほどと思いました。 短編コンクールや馬屋原くんの解答選手…

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第405回詰工房参加記

8月18日(日)に開催された第405回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 今日は第405回詰工房に参加した。 詰工房への参加は402回以来3か月ぶり。 会場「きゅりあん」に今月は定刻の6分後に到着。 七番乗り。 今月は10代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん16名。 看寿賞作家は4名が参加していたと思う。 オレが到着してからすぐに馬屋原くんがやってきた。 今日の目的は馬屋原くん又は會場くんに会い、あることを確認すること。 オレは馬屋原くんの「ガチャポン」を文京区図書館にリクエストした。 文京区図書館の選書担当は非常にものぐさで対応が最悪。 紀伊國屋書店の云うなりに本を仕入れ、紀伊國屋で買えないものはなかなか買わない。 クレームつけると言い訳をくりかえし、結局買わないを押し通す。 「ガチャポン」については国会図書館にないから買わないとうちの家族が言われて帰ってきた。 (ついでに本を借りてきてもらった時に家族が言われた) そこで「ガチャポン」の国会図書館への納付?について確認したかったのである。 もちろん馬屋原くん自身が納入はしていなかった。 というわけで會場くんに確認してもらうことにした。 「ガチャポン」のような本を図書館で見て詰将棋に興味を持つこどもを増やしたいものだ。 皆さんも図書館にリクエストしてください。 いつも通り新作の解図。 新井さんの表紙むけ?作品は軽い1…

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令和5年度看寿賞

6月24日に令和5年度看寿賞の速報が発表になった。 (昨年より3日も早い) 今年も全部門で受賞作が出たのは良かった。 ネットでのフライング発表はいただけない と今年もまた同じことを書いている。 短編の原亜津夫氏は2回目の受賞。 中編の岩村凛太朗氏は2年連続3作目の受賞おめでとうございます。 馬方四季氏も2年連続2回目の受賞。 長編の井上徹也氏は7回目。 齋藤光寿氏は初受賞。 みなさんおめでとうございます。 受賞者が多くて回数間違っていたらごめんなさい。 選評をみていないのでわからないが、毎年言っている全部門最低1作受賞作が満たされたので特に言うことなし。 来年も全部門最低1作受賞は厳守してもらいたい。(しつこい) 今年の審査結果 短編賞 原亜津夫氏作 詰将棋パラダイス 9月号高等学校 17手詰 中編賞 岩村凛太朗氏作 詰将棋パラダイス 8月号大学 「バーフバリ」 43手詰 中編賞 馬方四季氏作 つみき書店12月 39手詰 長編賞 斎藤光寿氏作 詰将棋パラダイス 2月号詰将棋デパート 77手詰 長編賞 井上徹也氏作 詰将棋パラダイス 3月号大学院 「静かの海」 561手詰 長編賞 井上徹也氏作 詰将棋パラダイス 11月号大学院 「テンペスト」 317手詰 今年のトピックスはなんと云ってもつみき書店さんのネット発表作が受賞したこと。 解答選手権用の作品がなぜかこちらにまわっ…

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第402回詰工房参加記

5月25日(土)に開催された第402回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 今日は第402回詰工房に参加した。 詰工房への参加は先月の401回に続き7か月連続。 会場「きゅりあん」に今月は定刻の8分後に到着。 会場がいつもの4階ではなく5階の第3講習室だったので少々迷った。 金子さん、初参加のTくん新井さんに次ぐ四番乗り。 大学生のTくんは将棋経ずして詰将棋にすすんだ珍しい人。 解図は中学校まで、創作はできないとのこと。 ikironさんに創作を勧められていた。 どうしたら創れるようになりますか?と聞かれて 「自分の場合は3手詰めをたくさん作った」 と言うので「その次は?」と聞くと 「5手詰め」 「えっ500手詰めじゃないの?」 「それはイノテツさん🤣」 などという会話をイベント終了後にした。 新井さんはこのところ毎月熱心に来られている。 今月の詰パラ高等学校25は初めて詰工房に参加した時に披露した作品だそうだ。 今月は20代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん13名。 前回はゴールデンウィークなのに23名も出席者がいて、他にすることないのか?🤣と思ったが今月は少なかった。 ただし熱心な参加者が多くほとんどの方が二次会に参加されていた。 看寿賞作家は5名が参加していたと思う。 初参加のTくんのほかの目玉としては北海道からDJカートンさんが初参加? 詰将棋イベントへの参加は…

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第401回詰工房参加記

4月28日(日)に開催された第401回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 今日は第401回詰工房に参加した。 詰工房への参加は先月の400回に続き6か月連続。 会場「きゅりあん」に今月も定刻の8分前に到着。 第二特別講習室の前に宗岡さんがいた。二番乗り。 すぐに金子さんがやってきて部屋が解錠された。 10代から70代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん23名の盛会。 看寿賞作家は6名が参加していたと思う。 詰パラ5月号をいち早く入手して来た竹中さんは大人気。 アマ連握り詰の駒のうちわけの問い合わせが多かった。 角金銀香香香歩歩歩歩(39手以内)【竹中さんの指摘で金を1枚削除し手数制限を追加(^^)/】 さっそく創作にトライ。 詰みそうだけど余詰めがありそうでしかも低評価に終わりそうなのができた🤣 5月号の小学校は個展になっているようだ。 個展は学校以外でやるべきなど否定的な意見が多かった。 でも、やってしまったものは仕方ない。 あまり非難しないであたたかく見守って欲しいと思います。 久しぶりに加賀さんが参加。 金子さんにへんたいルールのルールを確認していた。 へんたいルールの作品を本人が創作しているのに、そのルールが分からないというへんたいっぷりを遺憾なく発揮していて面白かった。 また加賀さんに昨年の番付戦の3位は誰か?と聞かれた。 オレも竹中さんも答えは「わからない」 …

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詰将棋解答選手権チャンピオン戦

3月31日(日曜日)詰将棋解答選手権チャンピオン戦が5年ぶりに開催された。 2月25日(日)に開催された第399回詰工房で金子さんが採点を手伝うスタッフを募集していた。 その時に、手が足りなかったら手伝うよと申し上げた。 その後特に話はなく、400回詰工房で利波くんや新ケ江さんが金子さんと話をしているのを耳にはさんだ。 「きゅりあんの7階に10時にきてください。」 オレは特に何も頼まれていなかったが、手伝うと言った手前行くだけは行くことにした。 人が足りているようなら帰ろうという算段である。 10分以上前に会場に到着。 「人足りているなら帰るけど」と言ったら柳田会長に「解答王なんだから出たら」とまぜっかえされた(笑) 30年前ならともかく前期高齢者入りしたジジイの出る幕はない。 座席表を見ると、最大の焦点藤井聡太八冠の席は無かった。 それはそうだよね~ざんねんだけど仕方ないかなと思った。 来年は手を尽くして参加できるようにしたいところですね。 ちょっと会場に留まっているとすぐに竹中さん父娘がやってきた。 今日はとくに何も話をしなかった。 当方は運営スタッフではなく採点要員。 スタッフの控室に10時から16時半まで、トイレと買い出し以外の時間は席に常駐していた。 勝手が分からないのでよけいなことをすると邪魔になる。 始まる前に採点基準の確認。 4手あっていれば4手ごとに一点。 誤記は0.5点のマイナスなど。 第1ラウンドが始まると出題作の検討…

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第400回詰工房参加記

3月23日(土)に開催された第400回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 詰工房への参加は先月の399回に続き5か月連続。 会場「きゅりあん」に今月も定刻の5分前に到着。 階段登ったところのベンチにおじいさん(後に柳田会長と判明w)が座っていたが素通り。 第一研修室の扉は閉まっていた。珍しいこともあるもんだ。 すぐに金子さんと柳田会長がやってきて部屋が解錠された。 今回は400回のキリ番。 とはいっても普段の会合とまったく同じ。 利波くんが金子さんのところに行って400回おめでとうございますと口上を述べたくらい。 「花束贈呈はないの?」とまぜっかえされていた🤣 最終的な参加者は終わってから来た宮田先生をふくめ16名。 看寿賞作家は4名が参加していたと思う。 3月号の大学院で初入選を果たした新井大輔氏がすぐにやってきた。 「玉が良く動く良い作品だった。記録作なの?」と質問。 どうやら最高記録ではないようだけど楽しい作品であることに変わりはない。 オレのブログを読んでいるとのこと。 つまらないから読まなくていいと言っておいた(笑) 小池さんが来て柳田会長・金子さんから前回の解答選手権某会場のセッティングについて聞かれていた。 パソコンやプロクジェクターについての確認。 5年ぶりなのでみんな記憶が曖昧になっている。 話が一段落したところでオレは小池さんにkisyのスマホ詰パラ発表作を検索してもら…

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詰将棋ファン第4号

3月3日(日)アカシヤ書店で詰将棋ファン第4号を購入した。 2019年08月24日に第2号は浦野八段から購入したが第3号の記憶が定かでない。 たぶんどこかに死蔵されていると思う🤣 久々に第4号がリリースされるということで3月2日にもアカシヤ書店を訪問。 店主の星野さんに「詰将棋ファン入荷してますか?」と聞いたけど未入荷だった。 本日も散歩がてら神保町まで出かけてみたら入荷していた。 いつだったか忘れたが開店時間の11時に行ったら店に誰もいなかった。 結構大きな声で「すみませーん」と言ってしばらく待って星野さんが現れた。 本の整理をしていたようだけど不用心だ(笑) みんなで盛り上げてあげないと数少ない将棋・詰将棋の聖地がなくなってしまう。 さっそく詰将棋ファン第4号を拝読。 ざっと読んだだけだが面白かった。 最近の詰パラ本誌は出題と結果稿のほかの読み物が少ない。 少ない読み物も固定化していてあまり読みたいものがない。 推理将棋とか将棋パズルやフェアリーは、かしこ詰専門のオレには用がない。 減らせとは言わないが詰将棋関連の読み物を増やして欲しいものだ。 で、詰将棋ファンに詰将棋の出題はなく読み物オンリーだ。 冒頭は角建逸さんの「易しくて何が悪いの?」 ① 好形作軽視の現状 ② 難解作上位の風潮 ③ 求む、好形好手順 とのことで最後に◇解答募集がある。 締切は今年の9月末で解答の送り先は詰将棋ファン編集部。 【解答者は自分が解くのに苦労した図…

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