2度目のはなればなれ

2度目のはなればなれ@東宝東和試写室 制作年:2023 英題:THE GREAT ESCAPER 制作国:イギリス 日本公開:2024年10月11日 上映時間:1時間37分 配給:東宝東和 監督☆オリヴァー・パーカー キャスト バーニー☆マイケル・ケイン レネ☆グレンダ・ジャクソン アデル☆ダニエル・ヴィタリス 若き日のレネ☆ローラ・マーカス ☆ウィル・フレッチャー 【あらすじ】 2014年の夏。老夫婦のバーナード(マイケル・ケイン)とレネ(グレンダ・ジャクソン)はイギリスの老人ホームで余生を過ごしていた。ところがバーナードはフランスのノルマンディーへと旅立ってしまう。バーナードが行方不明になったというツイートを警察が発信すると世界中で話題となるが、レネは夫が必ず帰ってくると信じていた。 【感想】 今日は7年ぶりに東宝東和の試写室に出かけた。 前回観たのはは「僕のワンダフル・ライフ」 本日の演しものはマイケル・ケイン91歳の引退作「2度目のはなればなれ」 英題はThe Great Escaper 英題は内容にピッタリだが邦題は今ひとつピンと来ない。 映画の内容はたいへん良いだけにもう少しアピールできる付け方はなかったのか?と思った。 そのままグレート・エスケイパーで良かったのかも知れない。 映画は実話がベースとなっている。 映画の冒頭でマイケル・ケインが演じる主人公バーニーは押し車を押しながら海岸べりを散歩。 珈琲スタンド…

続きを読む

2024劇団☆新感線44周年興行夏秋公演いのうえ歌舞伎『バサラオ』 @明治座

2024劇団☆新感線44周年興行夏秋公演いのうえ歌舞伎『バサラオ』 @明治座 昨年9月20日の「天號星」以来1年ぶりに劇団 新感線の新作を観劇。 今回も収容率100%で出演者もいつも通りの通常公演だった。 公演日程 【福岡公演】2024年7月7日(日)~8月2日(金)博多座 チケット 一等席 16,000円 二等席11,000円 【東京公演】2024年8月12日(月)~9月26日(木)明治座 S席 15,800円 A席 12,800円 B席 9,800円 U-25チケット2,500円 3階立見券:5,000円 【大阪公演】2024年10月5日(土)~10月17日(木)フェスティバルホール S席 16,500円 A席 12,500円 ヤングチケット2,200円 【作】中島かずき 【演出】いのうえひでのり 【出演】 ヒュウガ/生田斗真 カイリ/中村倫也 アキノ/西野七瀬 キタタカ/粟根まこと サキド/りょう ゴノミカド/古田新太 右近健一/河野まさと/逆木圭一郎/村木よし子 /インディ高橋/山本カナコ/礒野慎吾/吉田メタル 中谷さとみ/村木仁/川原正嗣/武田浩二 藤家剛/川島弘之/菊地雄人/あきつ来野良 藤田修平/北川裕貴/寺田遥平/伊藤天馬 米花剛史/藤浦功一/Nao/大村真佑/清水一光 井上真由子/松本未優/樽谷笑里奈/白瀧真由美 さいとうえりな/高森あゆな/古見夢 【あらすじ】 「俺は好きなように生き…

続きを読む

Billboard2024年9月21日

【アルバム】 サブリナ・カーペンターの “Short n' Sweet” が25%減の11万7千ユニット(1万5千枚)で3週連続1位。 6枚目のアルバムで初のトップ10入りを果たし初の全米ナンバー1に輝いた。 ストリーミングユニット10万1千でこれは1億3,479万回のオンディマンドストリームに相当する。 過去最高は2022年の “Emails I Can't Send” の1万8千ユニット(7千枚)で初登場最高23位。 今回の成績はジャンプアップもいいところである。 いちはやく12曲収録の外盤(ドイツ盤)を入手して聴いているが軽快なポップチューンの連続でおすすめの一枚である。 本アルバムは6月3日にリリースが予告され8月23日に発売された。 サブリナのアルバムはテイラー・スイフトがインスタで強力にプッシュした。 ポスト・マローンの “F-1 Trillion” は16%減の7万2千ユニットながら2位変わらず。 彼にとって6枚目のトップ10入りで3枚目の全米ナンバー1を記録。 2019年の “Hollywood's Bleeding” は3週連続通算5週、2018年の “Beerbongs & Bentleys” は3週連続で1位を記録している。 2023年の前作 “Austin” は11万3千ユニット(3万4千枚)で初登場最高2位。 チャペル・ローンの“The Rise and Fall of a Midwest Princess”は7%減の5万7千ユニット…

続きを読む

Billboard2024年9月14日

【アルバム】 サブリナ・カーペンターの “Short n' Sweet” が56%減の15万9千ユニット(3万2千枚)で2週連続1位。 6枚目のアルバムで初のトップ10入りを果たし初の全米ナンバー1に輝いた。 ストリーミングユニット12万6千でこれは1億6,845万回のオンディマンドストリームに相当する。 過去最高は2022年の “Emails I Can't Send” の1万8千ユニット(7千枚)で初登場最高23位。 今回の成績はジャンプアップもいいところである。 いちはやく12曲収録の外盤(ドイツ盤)を入手して聴いているが軽快なポップチューンの連続でおすすめの一枚である。 本アルバムは6月3日にリリースが予告され8月23日に発売された。 サブリナのアルバムはテイラー・スイフトがインスタで強力にプッシュした。 ポスト・マローンの “F-1 Trillion” は23%減の8万6千ユニットながら3位から2位に上昇。 彼にとって6枚目のトップ10入りで3枚目の全米ナンバー1を記録。 2019年の “Hollywood's Bleeding” は3週連続通算5週、2018年の “Beerbongs & Bentleys” は3週連続で1位を記録している。 2023年の前作 “Austin” は11万3千ユニット(3万4千枚)で初登場最高2位。 チャペル・ローンの“The Rise and Fall of a Midwest Princess”は10%減の6万4千…

続きを読む

第74回NHK杯将棋トーナメント2回戦第5局徳田拳士 四段VS中村太地 八段

本日放映されたNHK杯将棋トーナメント2回戦第5局徳田拳士 四段VS中村太地 八段は面白かった。 紆余曲折あったが最後は徳田 四段が着地に失敗して逆転負け。 ポイントとなった局面は98手目に中村八段が 1四歩 と詰めろをかけて下駄を預けた局面。 AI評価は95-5で先手の勝ち。 この局面で徳田 四段は 4二銀 から後手玉を仕留めに行った。 結論としては後手玉に詰みはなく別の手が正着だった。 AIの推奨手は 2五玉 だった。 以下 3四銀打 1六玉 3六銀 とすすんで先手玉は必至。 先手の負けにみえる。 ところがこの局面は後手玉に詰みが生じている。 詰手順は以下のとおり 4一龍 同玉 6一飛 5一飛 同飛成 同玉 2四角 3三金 同角成 同桂 3一飛 4一角 5二金 同玉 4四桂 4三玉 4一飛成 4二金 同龍 同玉 3二金 4三玉 3五桂 4四玉 5五金 3五玉 4四角 2四玉 3三角成 1三玉 2四銀 1二玉 2二金 まで 変化有るも詰み。 30手に及ぶ詰み筋を30秒で読み切るのはムリだ。 3四銀打 のところ 2四歩 1六玉 3六銀 とすすめる手もある。 こちらも後手玉は詰みだ。 4一龍 同玉 5二銀 3一玉 1三角 4二玉 4三金 同金 2二飛 3二歩 4三銀成 同玉 3五桂 4二玉 2四角成 3三銀 同馬 同玉 2三飛成 4四玉 4三龍 3五玉 3四金 まで 2四歩 1六玉 2六銀打 とすすめる手もある。 この手に対して は4一龍 …

続きを読む

Billboard2024年9月7日

【アルバム】 サブリナ・カーペンターの “Short n' Sweet” が36万2千ユニット(18万4千枚)で1位に初登場して6枚目のアルバムで初のトップ10入りを果たし初の全米ナンバー1に輝いた。 ストリーミングユニット17万6千でこれは2億3,300万回のオンディマンドストリームに相当する。 過去最高は2022年の “Emails I Can't Send” の1万8千ユニット(7千枚)で初登場最高23位。 今回の成績はジャンプアップもいいところである。 いちはやく12曲収録の外盤(ドイツ盤)を入手して聴いているが軽快なポップチューンの連続でおすすめの一枚である。 本アルバムは6月3日にリリースが予告され8月23日に発売された。 トラヴィス・スコットの “Days Before Rodeo” が36万1千ユニット(33万1千枚)で2位に初登場して5枚目のトップ5入り。 こちらは直前の8月18日にリリースが予告され8月23日に発売された。 サブリナのアルバムはテイラー・スイフトがインスタで強力にプッシュ。 一方のスコットはイェ(カニエ・ウエスト)が同じくインスタでプッシュした。 ポスト・マローンの “F-1 Trillion” は55%減の11万1千ユニットで1位から3位に後退。彼にとって6枚目のトップ10入りで3枚目の全米ナンバー1を記録。 2019年の “Hollywood's Bleeding” は3週連続通算5週、2018年の “Beerbong…

続きを読む

Billboard2024年8月31日

【アルバム】 ポスト・マローンの “F-1 Trillion” が25万ユニット(8万枚)で1位に初登場して彼にとって6枚目のトップ10入りで3枚目の全米ナンバー1を記録。 2019年の “Hollywood's Bleeding” は3週連続通算5週、2018年の “Beerbongs & Bentleys” は3週連続で1位を記録している。 2023年の前作 “Austin” は11万3千ユニット(3万4千枚)で初登場最高2位。 8月16日に18曲収録の通常盤が発売された。 18曲のうち15曲はカントリーの大スターたちドリー・パートン、ハンク・ウィリアムス、ブラット・ペイズリー、ブレイク・シェルトン、ハーディーやモーガン・ウォレンとのコラボ。 その後ポスト・マローンのソロ9曲を追加収録したデラックス盤 “Long Bed” エディションが発売された。 “F-1 Trillion” はカントリーアルバムチャートでも初の1位を記録。 ストリーミングユニット16万4千でこれは2億1,286万回のオンディマンドストリームに相当する。 売上枚数8万枚は4種類のレコード(黒の通常盤と3種類の色違い)カセットとCDおよびエクスプリシットとクリーン2ヴァージョンのデジタルダウンロードで構成されている。 レコードは合計2万5千枚売れてポスト・マローンのレコード売上最高記録。 チャペル・ローンの“The Rise and Fall of a Midwest Princess”…

続きを読む

Billboard2024年8月24日

【アルバム】 テイラー・スウィフトの “The Tortured Poets Department” が40%減の8万5千ユニットで3週連続通算15週目の1位。 15週1位は女性アーティストでは1971年キャロル・キング “Tapestry” と並び史上3位タイ。 1位は2011年から翌年にかけて24週1位を記録したアデルの “21” で2位はホイットニー・ヒューストンのサントラ “The Bodyguard” の20週。 15週1位はモーガン・ウォレンのOne Thing at a Timeが通算19週1位を記録して以来。 女性アーティストではアデルの21が通算24週1位を記録して以来。 TTPDの15週はテイラー・スイフトの最高記録で彼女のナンバー1在位週は通算84週目となりソロアーティスト最長(2位はエルビスの67週) ストリーミングユニットは1%減の5万7千ユニットでこれは7,477万回のオンディマンドストリームに相当する。 売上は67%減の2万8千枚。 日本では報道されていないが、8月8日から10日に開催が予定されていたオーストリア、ウィーンにおけるエラズ・ツアーがテロ予告で8月7日に中止になった。 2023年3月17日に開始されたエラズ・ツアーで初のキャンセル。 その後8月15日からのロンドン5日公演は予定とおり開催されて20日にヨーロッパでの最終公演をむかえる見込み。 今週の集計期間中に、彼女のオフィシャルウェブストアで6時間限定4ドル99セン…

続きを読む

第405回詰工房参加記

8月18日(日)に開催された第405回詰工房の参加記を小池さんのマネして書いてみる(笑) 小池さんのブログ⇒ 詰将棋の欠片 今日は第405回詰工房に参加した。 詰工房への参加は402回以来3か月ぶり。 会場「きゅりあん」に今月は定刻の6分後に到着。 七番乗り。 今月は10代から60代まで幅広い世代が参加して最終的な参加者はたぶん16名。 看寿賞作家は4名が参加していたと思う。 オレが到着してからすぐに馬屋原くんがやってきた。 今日の目的は馬屋原くん又は會場くんに会い、あることを確認すること。 オレは馬屋原くんの「ガチャポン」を文京区図書館にリクエストした。 文京区図書館の選書担当は非常にものぐさで対応が最悪。 紀伊國屋書店の云うなりに本を仕入れ、紀伊國屋で買えないものはなかなか買わない。 クレームつけると言い訳をくりかえし、結局買わないを押し通す。 「ガチャポン」については国会図書館にないから買わないとうちの家族が言われて帰ってきた。 (ついでに本を借りてきてもらった時に家族が言われた) そこで「ガチャポン」の国会図書館への納付?について確認したかったのである。 もちろん馬屋原くん自身が納入はしていなかった。 というわけで會場くんに確認してもらうことにした。 「ガチャポン」のような本を図書館で見て詰将棋に興味を持つこどもを増やしたいものだ。 皆さんも図書館にリクエストしてください。 いつも通り新作の解図。 新井さんの表紙むけ?作品は軽い1…

続きを読む

NODA・MAP第27回公演『正三角関係』

NODA・MAP第27回公演『正三角関係』@東京芸術劇場プレイハウス 8月7日(水)14時からの公演で観劇。 大人気公演で今回もチケットがなかなか取れなかった。 松本潤13年ぶりの舞台出演ということでさらに取りにくくなったものと思われる。 ぴあのプレミアム会員先行抽選は3回も落選。 平日昼間を選択したのに全然ダメ。 ぴあの会員はやめようと思う(笑) eプラスの一般販売が奇跡的につながって買うことができた。 NODA・MAPは2015年の第19回公演『エッグ』から毎回観ている。 今回も豪華キャストに惹かれて観に行ってきた。 2019年の『Q』は今ひとつだった(記事書かなかった😄)が前々回の『フェイクスピア』と前回の『兎、波をはしる』は良かった。 NODA MAP は出来、不出来の差が結構ある。 今回の公演は大当たり🎯だった。 野田秀樹の演劇スタートは1976年劇団夢の遊眠社だと思う。 駒場寮に黒地に天使と流れ星が書かれたポスターが貼りだされていた。 当時はまったく興味がなくスルーしていた。 50年近く前のポスターの記憶だけが残る。 まったく演劇には興味なく、30年以上が経過。 50年近く野田さんはまだ創作に(子作りに)励んでいる😄 娘の要求で劇団四季や宝塚の舞台を観劇し始めて今にいたっている。 ストレートプレイで後述するようにやや難しい故か観客の年齢層は高くやや女性が多いかな、くらい。 今回は松本潤目当ての観客で若者だらけかと思ったがそんな雰…

続きを読む